妊娠から出産までの検査の事

2009年04月03日 | フランス妊娠生活
フランスではこんな感じで検査をします。

妊娠判定(血液検査)

妊娠判定後の血液検査 
これで、風疹(rubeole)トキソプラズマ(toxoplasmose)の抗体があるか、肝炎(B、C)に感染していないか、人によってはHIVポジティフじゃないか調べます。
風疹やトキソ抗体がない場合(日本人は感染者が少ないそう)は毎月血液検査で感染していないか調べます。

私はトキソの抗体が無いので(これは前から知っていました)、毎月血液検査をしています。


尿検査
これも毎月行います。糖やタンパクの量をしらべて尿毒症のリスクや尿感染症を起こしていないかを調べます。

実は私、最初の月は尿検査してません。R先生、すっかり忘れました
不妊症の先生に妊娠の報告しに行った時に、発覚して変わりに処方箋を書いてもらいました。
現在は、何度も使える処方箋を持っているので安心です。


超音波検査
毎回の診察とは別に、専門のラボで3ヶ月に1度特別な検査を受けます。
私は12月に1回、3月に1回やりました。そして5月に1回受けることになっています。

第1期の超音波検査は、胎児の首の後ろの厚さを測ります。ここが厚い場合はダウン症の可能性があります。その他、手があるか、足があるか、脊髄がちゃんと出来ているかなど調べます。
ダウン症については血液検査も行われます。

第1期の検査は、地元のラボの先生がヴァカンス中とやらで、秘書に勝手にR先生から言われた日より遅くアポを入れられてしまいました。心配だったので、不妊症の先生(ちょうど12月中旬にアポが入っていました。この日、それ以降の治療方針について決まる事になっていました)に相談したら、そんなに日がずれたらやる意味がないからと、先生の病院のラボにアポを入れてくれました。


第2期の超音波検査は1時間近くかけて、脳は発達しているか、手足の指はあるか、脊髄は1本か、心室がちゃんと4つに別れているか、など障害がないか調べます。
この日、男女の性別が分かりました。


第3期はまだなのでわかりません


トリゾミ-21マーカーテスト
染色体異常(ダウン症)が無いか調べる血液検査です。この検査は確実にわかるという物ではなく、あくまでも可能性が数値ででるだけです。
母体の年齢が38歳以上または38歳近くの場合、数値が悪く出る事が多いそうで、38歳に近い私も数値が悪く出る可能性があるけど心配しないようにと、第一期の超音波検査の際に言われました。

この検査は他の検査とちがって、結果は本人ではなく担当の医者(R先生)のところへ送られます。
結果を聞くか聞かないかは本人の自由です。

私は聞きました。不安なままじゃいられないから。
結果は問題なし。数値も低かったです。

数値が高い場合は、希望すれば羊水検査(aminocentese)を受ける事ができます。
羊水検査をすれば、はっきりと障害の有無がわかるそうです。ただ子宮に針を刺すのでまれに流産する事もあるそう。


定期検診
日本より少ないような気がします。
今のところ12月に1回、1月に1回、3月に1回、そして今月の予定です。
こんな物なのかしら。


今の所ここまでです。
また新しい検査がありましたらアップします。


日本や皆さんのお国ではどんな感じですか?