タヒチでも新インフル

2009年08月25日 | タヒチ生活
タヒチやニューカレなど南洋のフランス領の島でインフルエンザが流行り始めました。

タヒチは1万人以上が感染してそのうち3人が亡くなったそうです。
タヒチは糖尿病患者が多いから、罹患すると重症化するケースが多いのかも.......

今日フランス本土から医療スタッフが派遣されました。
早く収まると良いですね。

フランスも来週から学校が始まります。
どうなる事やら..........

赤ん坊がいるから心配です。

入院生活について

2009年08月15日 | フランス妊娠生活
ご無沙汰です。赤ちゃんとの新しい生活にヘロヘロで、ブログを書くのが億劫になっていました。
最近は夜良く眠ってくれるので少し楽です。

さて、フランスでは大体4日前後の入院で出産するのですが、私は出血騒ぎで出産の前に2日、出産後も赤ちゃんの体重が増えなかったり、口から血が出ていたりと心配事があり小児科医の承諾がでなかったので入院が伸び、結局10日入院するはめになりました。

でも入院生活で得たものもあります。
それは友達。

産科の入院病棟は小さなホールを挟んで左側が出産した人と赤ちゃんの病室(個室)、右側が何らかの問題があって入院している人の相部屋になっていました。

最初の2日は私はこの相部屋で切迫流産で絶対安静中のフランス人女性と一緒でした。
日本と違ってカーテンとかのしきりが無いので、最初は居心地が悪かったのですが、幸い彼女がいい人でだんだんと話をするようになり、最後はすっかり仲良くなっていました。

私が出産した後も、毎日彼女の病室へ行っておしゃべりしたり、今はSMSで連絡をとり合っています。


この相部屋は救急の入り口のそばにあったので、夜中よく救急に来る人の声が聞こえて来ました。
私が居たのは土曜と日曜の救急が込む日だったからか、何度も目が覚めました。
週末の救急患者は酔っぱらいとかタチが悪いのが多いらしく、叫び声も『くそ売女めー』とかいけない言葉のオンパレード。
おかげでイケナイ言葉のバリエーションが増えました。

同室の彼女の話だと、殴り合いの喧嘩の叫び声や音が聞こえて来たり、豚が首を絞められたような(!)女性の絶叫が聞こえて来たり、週末はゆっくり寝るひまがないそう。
彼女はこの時点でもう4週間も入院していました。(まだ入院中です。)


先日見たニュースによると救急の待ち時間は平均4時間だそうです。

なるほど、

『これのどこが救急なんだー、くそ売女めー』と叫んでいた人の気持ちがちょっぴりわかりました。


出産後は個室で救急からは離れた位置にだったので喧嘩の声は聞こえて来ませんでしたが、今度は新生児の泣き声がいっぱい。
うちのもおとなしかったのは初日だけで、2日目からは毎晩そっちゅうなかれて大変でした。
私のいた病院は母子同室で、赤ちゃんを預けるシステムはなかったので、もうくたくた。

助産婦さんの話だと1日目はおとなしく、2日目は大泣きで『恐怖の2日目』と呼ばれているのだそう。
2日目の夜は徹夜する母親が多いって言われましたが、その通りで私も一睡もできませんでした。

病院での生活は、朝7時に朝ご飯。
いったいどこで買ったの?と聞きたくなるような固ーいフランスパン(日曜日だけ特別にブリオッシュ)と暖かい飲み物。それだけ。

私は朝食後にシャワーを浴びました。
心配していたお湯はちゃんと出ましたが、一度朝食前に浴びようとしたら水しか出ませんでした。
どうもお湯をタンクでためておくタイプのシャワーらしく、皆が一斉に浴びるとお湯が無くなるみたい。

そのあとアシスタントさんが迎えにくるので、入浴室で赤ちゃんのお風呂。
最初の1回はアシスタントさんが説明しながら入れてくれます。2回目からは自分でチャレンジ。必ずアシスタントさんが見ていてくれるので安心です。

お風呂の入れ方は日本とちがって、まず濡らした手袋に石けんをつけてビニールクッションの上で赤ちゃんを洗います。
そのあと湯船に入れて石けんを流して終わり。
でもこれだと寒いので赤ちゃんは大泣き。

家では日本式に湯船で暖めてから洗う様にしています。


病室に戻るとアシスタントさんが赤ちゃんと私の体温と赤ちゃんだけ黄疸のチェックをします。
それが終わると助産婦さんが来て私のお腹のチェック(子宮が縮んでいるかとか)をして必要な薬をくれます。
鉗子分娩だったので傷が痛くて毎日痛み止めを処方されていました。

その後は、よっぽどの事が無いと誰も来ないので旦那とのんびり過ごしました。
ちなみにお見舞いは午後からですが、父親は暗黙の了解で(?)午前中でも入れてもらえました。
正直、夜は一人で不安だったので朝から旦那に来てもらえたのは精神的に助かりました。(おにぎりも持って来てくれるし)


午後は検温くらいでゆっくり過ごせました。


食事は不味かったです。病院とは思えない塩辛い料理でびっくり。


先日、私が産まれた病院のホームページをみたら、改装されていてホテルみたいになっていました。
シャンプー室があったり、マッサージルームがあったり、食事も和食、中華、フレンチのシェフがいて、料理もおいしそう。

これで無痛分娩なら言う事なし!


でも私の病院はスタッフは本当に良かったです。
皆笑顔で夜中に呼び出してもちゃんと話を聞いてくれるし『いつでも呼んでね』なんて言ってくれたり。


安心して入院生活を送る事ができたのは彼女たちのおかげです。


なんか取り留めなく書いちゃいましたが、長くなったのでこの辺で。




検診に行って来ました

2009年08月05日 | フランス育児生活
今日は初めての検診の日。
病院でお世話になった小児科医のところへ行って来ました。


裸にして体重を量るのであらかじめおむつを取り替えて、綺麗にして行ったのに........う、う◯ちが
替えのおむつとお尻拭きを持って行っていたのでその場でチェンジ。


ところが、、


体重を量って診察台にもどったら、こんどはおしっこが..
先生の手にばっちりかかっちゃいました。


私が驚いて謝ったら、『毎度の事なんですよ』とにっこり。


小児科医も大変です。


体重は順調に増えていました。

ここしばらく母乳を飲みながら吃音を出したり、ゼーゼー言っていたのが気になっていたので聞いてみた所、飲んだ母乳が喉に戻って来て呼吸をしづらくしているのだそう。

食道の炎症をおさめるシロップと母乳が戻りづらくなるらしいジェリーが処方されました。
ジェリーはフランボワーズ味。
イチゴじゃなくてフランボワーズってところがフランスっぽいです。

私が小さい頃は、オレンジ味のシロップをよく病院で出されて、どこがオレンジなんだかよくわからい不味いシロップを飲まされたものですが、これは美味しいようですんなり舐めてくれました。

これで苦しいのが直ってくれるといいのですが。


帰りに病院で友達になった女性のところへお見舞いに行って、助産婦さんにお礼の品を渡して来ました。


お祝いが届きました

2009年08月04日 | フランス妊娠生活
日本の友達から赤ちゃんの洋服とスタイが届きました。
彼女は毎年私の好きなカエルグッズを集めておいてくれるんです。今年は赤ちゃんグッズ。

すっごい、かわいいー!

彼女のお手製のスタイも入っていました。
感謝感激です!



ところで日本だと新生児服は親が用意しているから、贈り物は大きめのを送ったりしますよね。

こっちはそういう考えはあまり無いのか、頂いた物の中には新生児服が何着かありました。
中には小さすぎるのや、なぜか新生児用の冬服も..........


そういえば、お下がりをくれたサンドラが、『うちは男の子なのに、女の子の服をくれた人がいる』と言っていたのを思い出しました。
やっぱり季節違いの服もあって、冬生まれのサンドラの赤ちゃんに夏の新生児服を送ってくれた人が何人かいたりして、その服は新品のまま私のもとへ。

でもなんでなのかしら??


こういう事があるからか、こちらではプレゼントリストを作る習慣があります。
欲しい物をリストアップして、希望者(プレゼントを買うよていの人たち)に渡すんです。
これなら選ぶ方も楽だし、要らない物をプレゼントしないですみます。

私もリストを作る様に友達に言われたのですが、なんかおねだりしているみたいで嫌で作らなかったんです。
大体必要なものは買っちゃったし。

でも再三言われたので、これから使える値の張らない物をリストにして渡しました。
まあ、この方が無駄にならなくていいですよね。


さて、着れない服はどうしようかしら




カエルの服、いまから着せるのが楽しみ。
旦那の反応も楽しみだわ。



入院セット.......必要ないのばっかり!!

2009年08月01日 | Weblog
病院に行ってびっくり!
病院からもらった入院に必要なものリストにあった物を揃えて行ったのに、たくさん必要の無いものがありました
大体リスト自体が怪しくて中には『なにそれ?』なんて言うお母さんもいたりして。


要らなかった物を青文字にしてみます。

<産室用の小さいバック>

赤ちゃん用:下着 パジャマ(足まですっぽり入る靴下付きのボディーオール) 毛糸のカーディガン 靴下 フリースの毛布(アフガン) 夏も冬も同じ物を用意する事
私用:水スプレー 使い捨て紙パンツ パジャマ

パジャマは厚手ので正解。生まれたての赤ちゃんは寒がりなので、最初の2、3日は靴下をはかせた上でパジャマを着せる様に指示されました。
カーディガンは全く使わず。使っている人を見る事もありませんでした。



<私用>
パジャマ 3、4着(授乳する場合は前開きのもの)
授乳用ブラジャー
母乳パッド(使い捨てのものか、シリコンのもの)
使い捨て紙パンツ
お風呂グッズ(バスタオルとか石けんとか、化粧道具とか)
女性用ソープ
ボールペン
目覚まし
授乳する場合は乳首用クリーム (Castor equiというのが良いらしい)


<赤ちゃん用>
肌着、靴下、パジャマ、スタイを4日分+予備1日分
ジゴトーズ(寝袋みたいな物
お風呂グッズ(5、6ボディ洗い用手袋、タオル、液体石鹸、洗浄水(お尻ふき)、ガーゼ、おむつ1パック)

生理的食塩水(鼻や耳を拭く為らしい)
哺乳瓶
ミネラルウォーター


ジゴトーズはアフガンで代用。病院がおくるみを用意していたのでアフガンも持って行かなくても良かったと思います。
ところでアフガンは日本で売っている物の様に、頭の部分を被れる様にして周りにレースをつけたのですが、これが大評判でした。

基本的に赤ちゃんの入浴グッズは病院が用意していました。毎朝アシスタントさんと一緒に赤ちゃんの入浴部屋へ行き、いろいろ教えてもらいながらお風呂にいれるのですが、体を洗うミトンは紙製のが用意してありましたし、タオルも石けんもガーゼもおへそ用の消毒液も、目を洗う食塩水も全部ありました。

リストには無かったけど必要だったのはおむつ替えの際にお尻を洗うコットン。私は知らないからガーゼを使っていたのですがアシスタントさんに勿体ないからコットンにした方がいいと言われました。
化粧水をつけるときに使うコットンの大きいので十分です。

哺乳瓶は万が一母乳が出なかったときの為と理解していたのですが、病院には小さな瓶詰めのミルクが用意してあって、それに殺菌済みの乳首をつけて飲ませる様になっていました。

まあ入浴グッズは退院後家で使うから良いのですが、出産時にいろいろサンプル(しかも大瓶)をもらったのでわざわざ買わなくても良かったかなと .......

<書類>
滞在許可証
保険証&共催保険証
家族手帳(ここに産まれた赤ちゃんの事が記録されます)
血液型カード
エコグラフィーの記録
各種検査結果


滞在許可証や保険証、家族手帳は市役所に提出する書類を作ってもらうのに必要でした。
エコグラフィーの記録や検査結果はいっさい使わず。


あのリスト、もしかしたら古いのかもしれません。

母親教室の助産婦さんは元病院の助産婦で今は独立して活動をしている人なのですが、彼女が病院を辞めてからシステムが変ったとか.....

ちなみにリスト自体は病院でもらったんですよ


うーん、さすがフランス。