ジダンが来た!!

2008年05月31日 | タヒチ生活
98年のワールドカップ優勝時のメンバー(の一部)を率いて、タヒチにジダンがやってきました。
迎え撃つのはフランスナショナルチームで何度も活躍したパスカル・ヴァイルア率いるパスカル・ヴァイルアとその友たちチーム。

会場はおそらくタヒチ一(イチ)設備の整ったパテール競技場(スタジアムって感じじゃないのよね)。家の近くです。


実はサッカー好きの旦那の為に、友達たちがチケットをプレゼントしてくれたんです。
というわけで、私も行ってきました。


試合開始は20時。
見やすい側のチケットを貰ったのですが、座席指定ではないため早めに行くことにしました。
この日はお巡りさんも気合いが入っていて、競技場の周りはロープが張り巡らされて駐車禁止地帯にした上に、検問もありました。

家に続く道はブロックされて通れなくされていたんですよ。居住者は通してくれましたがびっくりしました。


で、会場についてみると........場所の空きがない!



実はパテール競技場は椅子がありません。観客席は段になっているだけ。古代競技場みたいな感じなんです。
だからチケットも大体の人数で売ったんだとおもいます。

でもね、でもね


たぶん小さいお尻で計算したんですよ


私たちはぎりぎり通路で見学できましたが、中に入れず野球の芝生席みたいなイマイチなところへまわされた人もいました。
代金が違うのに.......


試合の前にまずマルキーズの鳥のダンスが披露されました。


キックオフはタヒチチームがミスタヒチ、フランス98チームがカランブーの奥さんでモデルのアドリアナ。



試合はタヒチアンチームが最初のゴールを決めましたが、結局3対3で引き分け。


ジダンですよ。


試合終了後は観客がフィールドになだれ込んじゃいました。



警備員、いたんですけれどね。


選手も会場から出るに出れなくなっちゃって、司会のマイクも奪われちゃったりもうむちゃくちゃ。
でもそれでも和気あいあいとしているのはタヒチならでは。



フランス98チームは翌日ニューカレドニアへ発ち、今日は対カナック&パシフィックチーム戦です。
ニューカレドニアはカランブーの故郷で、実は前にニューカレドニアに行ったときに同じ飛行機に乗っていた事があります。
まあ、向こうはファーストクラスなので、同じ飛行機だと気がついたのは空港に着いてからでしたが。

今ちょうど中継を見ています。
ニューカレドニアの競技場は立派だわ。経済力の差を見せつけられちゃったような気がします。
椅子もあるみたいだし、きっと指定席もあるんだろうなぁ。



サッカーの試合を生で見るのはこれが2回目。
チャリティー試合なので殺気立ってなくて楽しめました。(前回はニースvsモナコ戦。発煙筒とか炊く人がいてその度に警備員と殴り合いになったりして、試合よりそっちに注目しちゃました)


翌日タヒチアンの友達とランチをしたのですが、あんなに人が集まって盛り上がったのは初めてなんじゃないかと言っていました。学校も休校になったんですよ。


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いまハーフタイムなのですが、大量のダンサーが踊っています。ライトアップまでされちゃって。
タヒチでのハーフタイムは単なる休憩時間だったのに。




悲しいお知らせ

2008年05月30日 | タヒチ生活
最近は、手工芸展などで知り合いになった人に会うと、7月でフランスに戻る事になったと伝えるようにしています。
タヒチ生活が楽しかったのも、私を受け入れてくれた人たちのお陰だし、なによりも何も言わずに去るのはいやだから。

でもね、どうしても会えないひとがいるんです。


イトイトのおばあちゃん



私はおばあちゃんの本当の名前を知らなかったので、おばあちゃんの肩を揉んでいたのを見ていたドニーズに聞いてみた所 .....



やだ、mai知らなかったの? 彼女は12月に亡くなったよ


『そういえばアンタ12月はヌメアにいたものね』



おばあちゃん、年だったけど元気そうだったのに。
いつも大きな背中を丸めてネックレス用の輪をココナッツの繊維で編んでいました。

私もおばあちゃんが作ったネックレスを持っています。
それが形見になりました。



おばあちゃんは刺繍も上手で素敵なクッションカバーをよく作っていました。

いまは妹さんが作っているそうです。


新しい世代にも伝わると良いんだけど ........



おばあちゃんとは短い付き合いでしたが、心温まる思出です。
ミサに遅れると走っていた信心深いおばあちゃん。今頃天国にいるのかな。




写真は、今も健在なモーレアのおばあちゃんのホラ貝(タヒチ語だとプー)。おばあちゃんが小さい頃、夕飯の時間になるとお母さんがホラ貝を吹いて呼んでくれたそうです。
ちなみに今は狩猟禁止です。

明日はお別れ会

2008年05月29日 | タヒチ生活
旦那のブリッジクラブでお別れ会を開く事にしました。
22、3人集まります。

友だちの料理人に大鍋を借りて、沖縄風の豚の角煮を作っています。あまりにも鍋が大きいので、なんだか妙な物を作っているみたい。

ケーキはスポンジを焼き上げました。デコレーションは明日現地でやります。

前菜はのり巻きです。鉄火巻きとネギトロ、デンプと卵とキュウリの太巻きの3種類。
それとラーパー菜。


さてさてどうなる事やら。


今日は母の日

2008年05月26日 | タヒチのイベント
今日は母の日でした。母の日は国ごとに微妙に日にちが違うようで、フランスやタヒチは今日でした。

これに合わせて、市役所や議事堂に手工芸の市が開かれました。



市役所の方はアクセサリー専門。議事堂の方はティファイファイや彫刻、パンダヌスの籠などが出展されていました。

また市場の周りでも手工芸品を売るスタンドが並びました。


知り合いも沢山出展していたので、見学しながらタヒチを離れる事を伝えました。
事情をしっている人はもう4年も経ったのかとびっくりしていましたし、知らない人はずっと住むのかと思っていたらしくやっぱり驚いていました。

皆さん口を揃えて『また帰っておいで』と言ってくれたのは、嬉しかったです。

本当にそうなるといいのですが、こればっかりは分かりません。


残念ながらこの日の収穫品はなし。籠のおばちゃんがいたら注文したいのがあったのですが、いなかったし。


でも欲しいなと思ったのはあったんです。カジキマグロの角を彫刻した置物。
初日に友達に会いに行った時に目をつけておいたんです。





ところが、市場を出て議事堂に向かう途中にロシア人の友達とすれ違いました。
手にね、何か長いものを持っていたんですよ。

そう、彼女が買っちゃったんです。

うーん残念。


議事堂からの帰り、また彼女にあったのでお茶をしました。



旦那(メタボでダイエット中)には悪いけど、久しぶりにケーキを食べました。



おいしかった


彼女の旦那さん(家の旦那の高校の同級生)もやってきて3人でお茶して家にもどりました。



この時期は手工芸品のスタンドが数多くでるので、狙い目です。
母の日の他にも、バレンタインやクリスマスには市がたつので、その時期にタヒチに来た場合は海沿いのポマレ通りにポスターが出るのでチェックするといいと思います

引越屋が決まりました

2008年05月25日 | 海外引越
長かった.............

なんでこんな事で疲れなければいけないのかと思ちゃいますが、フランスの仕事のいい加減さに加えてタヒチの呑気な気性が交わって、見積もりを出してもらうのに2週間半。

最初にメールで3社に見積もりの依頼。タヒチからトゥーロンまで5m3でお願いしました。
(来るとき4m3だから、おそらく5m3くらいだと思って)

3者とも返事無し。
仕方ないので休み明けに、私が電話。

A社 え?メールくれたの。あ、あったあった。OK見積もりを作って送るわねー。
B社 あれ?送ったわよ(来てません)。もう一度送るわね
C社 何故か喧嘩腰。は?何の見積もりよ?(引越屋に仕出しの見積もりを頼む人がいるのかい?)何処まで?引っ越しの証明書がいるのよ!などなど
見積もりの依頼に引っ越しの証明がいるの?と聞くと、まだ要らないわよ!とまたまた喧嘩腰。

フランス人はバリバリ公私混同をするので、こう言う時はおそらく 

1)旦那と喧嘩した
2)彼氏と別れた

など原因は他にあると考えるのが妥当。


で、結果見積もりがきたのはB社のみ。でも肝心の教員友の会割引がない!
B社はメルアドが分からなかったので最初のコンタクトは私が電話でしました。その時でた男の人が『へ?それ何?僕ね本土から来たばかりだからよくわかんないんだよねー』と間抜けな返事をしていたのを思い出しました。

といわけでもう一度電話。今度は旦那にしてもらいました。

こう言う時肝心なのは、
怒っちゃダメなこと。

日本でも私はお役所に仕事で電話する時はよく使った手ですが、下出に親切に電話する事が大事。


それでも返事が来たのはB社とC社のみ。


そうしているうちに、今度は友達が使ったD社が浮上。

すぐ電話してみると、ここはすぐに返事が。しかも条件も他と一緒で安い。


というわけでD社に決定。
昨日契約に行って来ました。


まあ、そこでもまたまたビックリがあったのですが ............



写真は嫌な話のお口直し(?)にハカ(マルキジアンダンス)でも。
これ大好きなんです。

ベランダからこんにちは

2008年05月22日 | タヒチ生活
うちのマンションの掲示板、全然機能していません。
一応管理組合もあるのですが、連絡がちゃんと来たことはありません。

そして先日。
下の奥さん(最近引っ越して来たフランス人、地声が大きい)が誰かと大声で話している声で起きました。
相手はアクセントからタヒチアン数人。

なんだよ、朝っぱらからと窓から外を見たら、下のベランダに工事の足場が組まれていました。


下のマンションに工事がはいるのかな?


なんて思いながら、二度寝。


そしてお昼頃、洗濯物をベランダに干していたら、下から工事のおじちゃんが叫んでいます。

『おーい、お姉ちゃん、午後はお宅に行くから洗濯物を取り込んどいてね』


??? え、家もなの?

一体何の工事なのか聞いてみたら、管理組合がお金が貯まったので外壁を塗り直す事にしたのだそう。
そんな大掛かりな工事なのに、住民に全く連絡がないところがタヒチ。
おじちゃんも『よろしくね』なんて言ってるし。


それ以来、毎朝ベランダや2F(正確には3F)に作業をする人がいます。
カーテンを閉めているのでシルエットが見えるんですよ。


あとで聞いたら、マンションの所有者にもいつから工事が始まるか連絡は無かったそう。

掲示板どころか、管理組合も機能していないわ(笑)


ATMにご注意!

2008年05月19日 | タヒチ生活
やっちゃいましたよ。

ライアテア最終日。現金がなくなったので、旦那に頼まれて市場のそばの銀行のATMへお金をおろしに行きました。
この日は祭日で銀行は開いていません。

タヒチに来て4年、ATMを使うのは初めて。
フランスにいた頃はマイカードを持っていたのですが、こちらでは必要なかったので小切手と旦那の財布から抜く現金だけで十分だったんです。

久しぶりのATM。


旦那に『3回暗証番号を間違えたら、カードは飲み込まれちゃうからね。2回までだよ。』と言って暗証番号を教えてもらったのですが、旦那もある桁が8か9か忘れたらしく(4年も使っているのに!)、不安そう。


で、実際やってみると問題なく金額を入力する画面に。なんだ暗証番号あっているんじゃない。
安心して旦那に言われた通り5万フランと入力すると

『確認の為もう一度暗証番号を入れてください』と表示が。

何だ?金額が大きいからかな? おかしいなあと思いながらも、暗証番号を入れると

『時間がかかり過ぎです。もう一度はじめからやり直してください』といって画面がもとに戻ってしまいました。


しかたないのでもう一度やり直すと。。。。




あなたは3回暗証番号を間違えました。カードはこちらでお預かりします。



といってカードが中へ。



えーーーーー

ということは最初から暗証番号が違う事がわかっていて、わざと金額を聞いて油断させて3回押させたって事?

そんな罠があったとは。



ショックでくらくらしてしまいました。


幸い旦那は怒ったりするような人じゃないので、すこしギョッとはしていましたが『大丈夫だよ』と言ってくれました。
ただし、そのあとさんざんこのネタでからかわれましたが。


翌日タヒチの郵便局(うちは郵便局のカードなんです)へ問い合わせに行った所、カードは本局へライアテアの銀行から送らたあと、家の私書箱の届くそうです。


よかった。



というわけでしばらく現金は郵便局の窓口まで行かないと手に入りません。
不便だわ。








............と言っても私が郵便局に行く訳じゃないけど

タヒチアンダンスを見てきました

2008年05月18日 | タヒチ生活
昨日はヌメアから来た友達とインターコンチネンタルビーチカンバーホテルでタヒチアンダンスをみてきました。

ここは、毎週金曜日にタヒチで一番のダンスグループ、グランバレ・ド・タヒチのショーを見る事ができます。
入場料とかはいっさい無く、バーで一杯のみながら見れるところがいいところ。
友達が来た時は必ず連れて行っています。

タヒチアンダンス、習ってみたいなーと思いながら今までやらずに来てしまいました。
まあ、あんな風に腰を動かすにはもう年を取りすぎてしまっていると思うけど、、、、 踊れたら楽しかったかも。

トゥーロンにはタヒチ人協会がいくつもあって、友達の旦那さんの従姉妹や伯母さんがダンスを教えているそうです。
フランスに戻ってから習おうかしら。

カニ カニ カニ

2008年05月17日 | グルメ
と言ってもライアテアで私の背中に乗っかってきたカニじゃないですよ。

今日、スーパーでヌメア産のマングローブカニが売っていたんです!
前回のニューカレ旅行では食べ損ねたカニ。キロ4700円と高いんだかそんな物なのか分からなかったのですが、フランスじゃ滅多に食べられなさそうだから買っちゃいました。

魚売り場のお兄さんが、雌の方が美味しいからと雌を選んでくれました。



ふんどしの部分が丸みを帯びているのがメスです。雄は三角形をしています。


これを沸騰した塩入お湯で茹でる事20分。




こんなになってしまいました。甲羅を外すのは簡単だったのですが、鋏の部分が堅いので割るのが大変でした。
あと鋏の部分に刺があるんですよね。お陰で指が傷だらけ。

そして、お味は、、、、






すごーーーく、おいしい


味が濃厚で、そのまま何も付けなくて充分イケます。
...... と思ったら横でマヨネーズをつけている人が一人


なんて勿体ない!


今夜はヌメアから来た友達の友達に会う予定です。なんだかニューカレドニア尽くしだわ。



ライアテアでシャコ貝狩り

2008年05月16日 | 旅行・ホテル
無人島2日目はシャコガイ狩りに挑戦。

Oの名誉挽回です。


シャコガイは岩にしっかりくっ付いているので、ドライバーなど鉄の棒でぐりぐりやって取ります。
開いている口に棒を突っ込んでぐりぐりやるか、根元に差し込んで梃の様に押したりします。

ところがドライバーを持って先頭を泳いでいたOがいきなり水から顔を出したと思ったら

しまった!ドライバーを落としちゃったよ


...............ありえない

シャコガイを探す前に、ドライバー探しになってしまいました。
海岸ではOの友達たちが大爆笑。奥さんである友達は大激怒だったけど。


やっとドライバーを見つけて漁開始!





右の青いのがシャコ貝。フランス語ではベニチエ(聖水盤の意味。昔は聖水を入れるのに使われたから。ヴァチカンに大きいのが残っています)、タヒチ語ではパフア。

いろは青いのや紫のや茶色などいろいろ。

生でレモンとタマネギとニンニクで和えて食べてもおいしいし、ココナッツカレーにしても美味。


モーレアのおばあちゃんなどは船で遠出して沢山取ってくるのですが、私たちは泳げる範囲で探したのであまり見つかりませんでした。
ちなみにシャコ貝は12cm以下のものは取ってはいけない事になっています。



ヒトデを発見。オレンジ色のは初めて見ました。

あと写真を取り忘れたのですが、クモ貝も発見。


(写真は前回タラバオで見つけた時のもの)


中身が入っていなければ持って帰ろうと思ったのですが、ひっくり返したら黒い巨大なナメクジみたいのが。
気持ち悪いかも



シャコ貝のレモン風味の出来上がり。
シャコガイは貝をあけたら、クリーム色の袋と黒い玉のような袋(内蔵かな?)を取り除いて適当な大きさにカットするだけ。

取り立ては生臭くなくておいしいんです。

今回は取り方と切り方を教えてもらったので、こんどモーレアあたりでシャコ貝漁にチャレンジしようかしら。





これ波打ち際にいたんです。海の中にいる虫のようです。