夏の思いで モナコへGO

2011年09月14日 | フランス生活
伯母が来て早速行ったのはモナコ。
高速にのってニース過ぎた辺りまでは良かったのですが、モナコに近づくとなんと渋滞。
すーっかり忘れていました。翌週アルベール大公の結婚式があったんです。
お祝いムードのモナコを見る為か、観光客がいっぱい。モナコに入るのも一苦労でした。





モナコと南アフリカの国旗で飾られたグランカジノ前。
いつもとちがったモナコが見れたのはいいのですが、大公宮殿は結婚式の準備の為見学できず、広場もマスコミ向けの足場を建設中で入れず。
大聖堂は見学できたのでグレース公妃のお墓を見て来ました。前に来たときは隣のスペースが空いていたのに,いまはレニエ大公が眠っています。


モナコの後はエズ村へ。
山の上に作られた鷲ノ巣村とよばれる村で、地中海沿岸ではよく見かけます。
昔の人はムーア人(アラブ人)の襲撃を恐れて、海から離れた山に迷路の様な狭い道を張り巡らせた村を作っていたのです。

私たちはここでランチ。
シャトーエザのレストランへ。ここは5つ星のホテルのレストランで小さな子を連れて行くのはちょっと気が引けるところですが、1テーブルのみのテラス席を予約する事ができたので行って来ました。
普段は宿泊者が優先なんです。



テラス席。私たちだけなので息子が動いても大丈夫。



崖の上にあるので目の前は海。


伯母は高齢ですが旅慣れていて何でも果敢に食べるので問題なし。私たちも久しぶりのちゃんとしたレストランで大満足。

息子は、、、、iPhoneで遊んだりテラスの端っこで遊んだりおとなしくしていましが、デザートが来て大喜び。
息子のじゃなくて私たちのなのですが、フルーツが大好きで私のタルトの苺は全て息子のお腹に。




コーヒーと一緒にでたプチフールのラズベリーも、、、




もちろん息子のお腹に。

私も食べたいんだけど。。。


食事の後は村の見学。坂道や階段が多いので息子のバギーを押すのは無理。旦那と息子は駐車場へ行き、伯母と私の2人で頂上まで上がって来ました。




頂上から見たシャトーエザ。


帰りは山道を使って帰りました。カンヌの先にコルニッシュドール(黄金断崖)と呼ばれる赤い山肌が美しい山道があるんです。



ちょっと遠回りですが、私はこの道が大好きなんです。

伯母が来た

2011年09月12日 | フランス生活
6月の話なんですけどね。

前々からフランスに来たいと言っていた伯母。でも一人じゃ心配ですよね。
いろいろ調べてみて発見したのがANAのシルバーサービス。成田のチェックインから搭乗までと、パリでの入国審査、荷物の受け取りとサポートしてくれて家族の待つゲートまでスタッフが案内してくれるんです。帰りも同様。
これなら伯母一人でも来れます。

ただ乗り換えの手伝いはしてもらえないんです。
そこで私がパリまで迎えに行ってきました。

前日にエクスの友達の家に泊まって、当日お昼のTGV(新幹線)にのってシャルルドゴール空港へ。
お昼なので電車の中でなにか買って食べようと思っていたのに、出発するや否や


本日はスタッフの都合により、食堂車は閉まっております



。。。都合って、多分遅刻して乗り遅れたんだろうな
お昼の電車で食堂車なしって、、、
こちらは日本とちがってキャリーに飲み物や食べ物を乗せて売りにくるような素敵なサービスはありません。
仕方ないのでリヨンまで我慢。

リヨンでコーヒーとクッキー(こっちのサンドイッチ嫌いなの)を買ってまたまたTGV。
空港終点ではなく北のリールまで行く列車なのでおちおち眠れません。正直退屈。
食堂車でコーラーを買って風景を見ながらぼけーっとやり過ごしました。食堂車は窓に向かって椅子があるので景色を眺めるのにちょうどいいんです。空いているし。

空港へ着くと今度はANAの着陸するターミナルへ移動。
流石日本からの飛行機が来るとあって、日本人がいっぱい。こんなに日本人を見たのは久しぶりかも。
ちょっと驚いたのはみんな厚着してたこと。スプリングコートを羽織っている人もいて、薄手のワンピースなんて着ているのは私くらいでした。
パリはそんなに寒いのかしら。これちゃんと気をつけておけばよかったんですよね、あとで痛い目を見るはめに。

伯母はすぐ出てきたので、付き添いの方に御礼を言ってエールフランスのターミナルへ移動。
モノレールのような小さな電車にのるのですが、ここはカートが使えない!!!
私がいろいろお願いしたので荷物はいっぱい。これを2人で運ぶのは大変でした。

でもそんなの序の口。
夕食を取って、ゲートへ行くと早速20分遅刻の掲示が。
コーヒーを飲みに行って戻ると今度はなんと1時間30遅滞の掲示。
飛行機は22時発だったので、23時30???

ドリンクチケットをもらってまたまたお茶して時間を潰すものの、全く動きなし。
23時30過ぎたあたりからスタッフが集まって話し合っている、、、、うわぁキャンセルになったらどうしよう。。。。

幸いキャンセルにはならず0時近くなってやっと搭乗。
マルセイユに着いたのは夜中の2時ごろでした。
息子はバギーでおねんね中。私の声が聞こえたのか薄目をあけてにっこりしたあと、また夢の中。


結局家に着いたのは3時すぎでした。
伯母が疲れていないか心配しましたが、伯母はそれよりも夜の22時になっても日が暮れていない事に驚いていました(笑)