EXPO

2005年09月29日 | タヒチ生活
今日から10月2日まで、ピラエのAORAI TINI HAU広場で『エキスポ ド タヒチ』が開かれています。

毎回同じ出店がほぼ同じ配列で並ぶので、行っても新鮮味がないのですが、昨日のニュースでランギロアでお世話になったペンション・セシルのおじちゃんが来ているのが分かったので、会いに行って来ました。(閑人です)

今年の招聘国は国じゃないけどツアモツ諸島で、おじちゃんはその代表者として来ていたのです。
もともとおじちゃんはペンションのオーナーではなくて、病気のオーナー代わりにペンションを切り盛りしているものの、本当はエアータヒチの職員。
飛行機が来る時は制服に着替えて空港に行くマルチな生活を送っています。

お話しも面白く、夕食の後に昔のランギロアの話しや、妙なお客さんの話し、最近起こった殺人事件の話しなど、いろんな話しをしてくれました。

それで、今日。
おじちゃんはすぐ私たちに気がついて、暫く話しこんじゃいました。
ランギロアに行くと来はまたおじちゃんのペンションに行きたいな。

会場にはティファイファイで知り合った女性も来ていて、ツアモツ旅行の話しをしたりしました。
帰りに寄ったスーパーでも、知り合いのおばちゃん夫婦にあったりして、今日はなんだか大勢の(といっても4人だけど)人と話した気分になって、嬉しくなっちゃいました。(閑だから)



掲示板から見るタヒチ事情

2005年09月26日 | タヒチ生活
昨日はカルフールへ行って来ました。
旦那が支払いを済ませている間、レジ前の掲示板を眺めていると面白いのが何個かありました。

掲示板に貼ってあるのは大体、売ります情報で、車やフランスに帰る人の帰国売りが多いのですが、中にはネコを探しています、ペット預かりますなんてのもありました。

同居人求むが何個もあったのは、やはり家賃が高いからでしょう。私たちの前にこのマンションに住んでいた人も女性2人の同居で、同居人を3人に増やして一軒家に住むことにして引越して行きました。

一番タヒチらしいなーと思ったのは
『引退した元警察官が留守宅を預かります』ってやつ。

タヒチは空き巣が多く、長い旅行に行く時などは家を空けておくと危ないので、こういう人に家を預かってもらう事がよくあるのです。
特に夏、フランスから来た教員たちがフランスに里帰りする時などは、大活躍です。

今の所私たちは長く家を空ける予定はありませんが、いつかお世話になる日がくるかも。

掲示板、なかなか役に立ちます。


タヒチのニュース番組

2005年09月24日 | タヒチ生活
先日、夜のニュース番組を見ていたら、エンディング直前に猫が映って、ニュースキャスターが真顔で『○○さんの家の猫がいなくなってしまいました。○○さんは大変悲しんでいます。この猫を見かけたら、この電話番号まで連絡してあげてください』と読み上げました。

なんか、いいなーと感じ入ってしまいました。

満月

2005年09月20日 | タヒチ生活
一昨日は、大きな月がでていました。
すっかり忘れていましたがお月見のシーズンじゃないですか。

タヒチは涼しくなったりはするものの、年中夏なので住んでいると季節感がなくなります。

一昨日の月は家のソファーから眺められる程の低さにあった為、大きく強く光っていました。
満月と言えば、ウサギ。

まだ日本にいたころ、正月用に買って来たモチを見て、旦那に『なんでウサギがモチをついているの』と聞かれた事があります。
『ほら、月でウサギがモチをついているからだよ』と返事をすると、旦那はますます分からんって顔をしました。

これって日本人にしか通じない話ですよね。
ちゃんと説明をしたら、大笑いされました。

で、一昨日。
旦那がどの辺がウサギなの?と聞くので、図に描いて説明してあげました。月にははっきりとウサギの耳の形が見えました。確かに他の部分は無理があるけど、これだけははっきり見えます。
絵に描く間、月のまぶしい事。

来年は団子をつくって本格的にお月見をしようかなと思いました。
わすれなければ........


ちなみに、日本の新聞社のHPに載っていた月(昨日)

私が見た月(上の写真を、旦那に描いてあげた絵をもとに角度をかえました)



女だけのお食事会

2005年09月17日 | グルメ
たまには子供を旦那に預けて女同士で羽を伸ばしちゃいましょうというお食事会に参加して来ました。

といっても私は子供はいないし、毎日羽を伸ばしまくりなのですが、旦那の同僚のアリンヌが暇でしょうと誘ってくれたのです。

私は家にいつもいるので、どうも周りの人は退屈していると思っているようです。アリンヌもいろいろ誘ってくれます。

でも私は結構忙しいんだけど....... 

でも面白そうなので行って来ました。

メンバーはアリンヌの息子の同級生のお母さん達3人、大きな息子がいるお母さん1人の計6人。全員本土から来たフランス人です。
どうも学校で知り合いになって輪が広がって、『たまには女同士でのんびりしましょう』って事になったようです。

『子供はパパが見ているから後ろめたくもないしね。』と皆が言っているのにはちょっと意外でした。フランス人ってよく子供を預けて夫婦ででかけちゃったりするから。

で、話題は学校の事や最近アリンヌが行って来た日本旅行の事などいろいろありましたが、私が一番盛り上がったのは、ネリーとのニースネタ
ネリーはニースに事務所を構えたものの、1年半で嫌気がさして引越したんだそう。
私は4年もいたよと言うと、『嫌だったでしょう!』。

おお、分かってくれるのね。
それからずっとニースでの嫌な体験話で盛り上がりました。しかも、まだ言いたい事はお互いいっぱいあるので、後日また会おうと握手までしちゃいました。

それともう一つ皆でビックリしたのは、今回来れなかったもう一人のお母さんの事。
今回集まった人は私以外定職についているんだけど、このお母さんだけ専業主婦。
なんでも旦那(フランス人)が『働いていないんだから外で遊ぶなんてもってのほか』と外出させてくれないんだそう。気の毒。
どこの国にもこういう人いるんですね。タヒチ人には多いと聞いた事がありますが。(実際そう言う人を見た事もあります)

さてレストランはパペーテの中心にある所で、日本人観光客やハネムーナーも多い店。
内装はオシャレで雰囲気はとてもよかったです。
料理は、うーん。メニューと違うものが出て来たのでなんとも....魚のフライを注文したのに来たのはグリル。ウェイトレスさんに言うと、フライはメニューにないですよと来ました。
メニューにはちゃんと書いてあるのに。指摘すると、あ、これグリル(になったん)ですよ。
マグロのグリルなんてルロットの方が美味しい...。

デザートはティラミスを注文。ジャムが入っててガッカリ。

これで皆で飲んだワイン1本を入れて6000円。毎度の事だけど、値段の割にはいまいち。

旦那の小切手で支払って帰りました。


ボラボラが大波に襲われました

2005年09月14日 | 旅行・ホテル
具合が悪くて寝込んでいる間に大変な事がおこりました。
大波が発生して、ツアモツやソシエテ諸島に被害がでました。

タヒチ島は、一部被害があったようですが、観光とは関係なさそうです。

ボラボラ島は土曜の夜から日曜にかけて、島の南部のアナウ市マティラ岬(Anau/ Pointe Matira)が一番被害が大きく、海岸の家(ラグーンから1m足らず)はほぼ全壊、10数件あるペンションも余波の被害を受けました。

ホテルではインターコンチネンタル・モアナビーチが一番被害が大きく、水上バンガローの殆どが被害に遭い、多くのバンガローを支えるコンクリートの支柱が曲がったり、破損したりしているため、立て直さなければならない状況になりました。工事には6ヶ月はかかるようです。

今の所インターコンチネンタルは2ヶ月のクローズを決め、現在の宿泊客には他のホテルや、ソシエテ諸島の他の島へ移っています。

クラブメッドは被害が少なく、電気系統と水の貯えに問題が出た程度。

ホテルボラボラは、水上バンガローとビーチバンガローがそれぞれ5つつづ破損。

以上、タヒチプレスより。


インターコンチネンタル・モアナビーチに予約されている人は、すぐ連絡を取った方がよさそうです。2ヶ月間のクローズを決めたといても、2ヶ月間予約は一杯らしいので、早めに連絡して他のホテルが空いているうちに予約をしなおしたほうが良いかも。


ダイビングバトン

2005年09月09日 | ダイビング
ヤマさん、お待たせしました。
ダイビングバトンです。

1. お気に入りのサイト、またはブログ (いくつでも。ダイビング以外もOK!)

ダイビング関係では、このバトンをまわしてくれたヤマさんのブログ。
珍しい魚の写真がいっぱいで、思わずかわいいーなんて叫びたくなることもあります。
http://blog.goo.ne.jp/satisfaction_2005/

ダイビング以外では、ヤフーのニュースと読売オンライン。これで日本のニュースをチェックします。
タヒチのニュースはタヒチ・プレスでチェック。http://www.tahitipresse.pf/
あとはMIXI。


2. 好きな海と、その理由 (例:サカナが多いから・地形がキレイだから…など)

マニヒの海が最高でした。透明度も然ることながら、魚の量、珊瑚の美しさなど良いとこいっぱいです。


3. 好きなサカナと苦手なサカナ

ペロケ(南洋ブダイ)が大好きです。すっとぼけた顔で、ぷかぷか泳ぐ姿が可愛いから。
あと写真のさかな。オレンジが好きだから。
苦手なのは魚じゃないけど、巻貝。気色悪いから。


4. 好きなダイビング・スタイル (例:浅い砂地でのんびり・激流に逆らいつつ回遊魚狙い…など)

逆流には逆らえなかったのでだめ。流れの少ない所でのんびり行くのが精一杯です。

5. 水中カメラ、または水中ビデオの機種とアクセサリー

オリンパス C-3030zoom
フラッシュとワイコンがほしいな。

6. 次にバトンを渡すヒト3名
うーん、困った。
だれか貰ってくれませんか?

農業祭

2005年09月08日 | タヒチ生活
すっかり忘れていましたが、いまタヒチでは農業祭(Foire Agricole)が開催されています。
約220軒ものブースが並び、タヒチの農産物が展示されています。もちろん購入も可能です。

私はまだ行っていませんが、去年は花を購入しました。

今年は、なんとFour Tahitien (タヒチのオーブンの意)と呼ばれるタヒチの伝統料理が披露されます。タヒチ語で確かヒマアと呼ばれるこの料理は、肉やタロ、パンのみ、ポエ(かたくり粉のデザート)、魚などをバナナの葉や、ココナツの葉で包み、地面に堀った穴に並べてバナナの葉で蓋をして蒸し焼きにする料理です。
私はまだ見た事はないのですが、出来上がった料理を食べた事はあります。料理に葉の香りが付いて美味しかったです。(笹ダンゴを想像してください)

9月11日までプナウイアのウトゥマオロ(Outumaoro)広場で開催されています。
お勧めです。

ちなみにヒマアはモーレアのティキビレッジや、日曜日の昼でしたらシェ・カポでも食べられます。日曜日の昼に食べるのが伝統のようです。
シェ・カポはモーレアのおばあちゃんお勧めのレストランなのですが、どうも空港の方に引越したようで、はっきりとした住所は分からなくなってしまっています。

見つけたらご報告します。

島の医療システム

2005年09月07日 | タヒチ生活
病院ネタが続いたので、タヒチとその他の島々の医療システムについて書こうと思います。

タヒチ島には、大きな総合病院が3つあります。1つは国立のママオ病院で、後の2つは個人病院でクリニック・パオファイとクリニック・カルデラです。

タヒチの医療システムはフランスのと殆ど同じで、医者が小さな事務所で診察をするところと病院に分かれます。風を引いたとか、頭が痛いくらいだと近くの医者の所に行き、その後病院の専門医の所に行くのが普通です。

この他タヒチ独自の自然療法(漢方みたいなもの)もあります。

軍の友達の話しだと、軍関係車はカルデラに行く事が多いようです。私の周りはパオファイに行く人が多いです。私はたまたまパオファイのレントゲンが壊れたため、カルデラに行くように言われた事があったため、両方のクリニックを経験済みです。

どっちも、日本の古い国立病院のイメージですが、医者はフランスから来ているので腕が悪いと言う事はないと思います。


ところが他の島々になると話は変わって来ます。

ティケハウ島の最後の日に、フランスから来ていた男の子(18歳)が腹痛を訴え倒れてしまいました。たまたま同じペンションにドイツの医学生がいたため見てもらった所、盲腸の疑いがでてきました。
ティケハウ島には病院はありません。看護婦さんが1人いるだけです。

本来なら、ここですぐ看護婦さんに見せて、看護婦さんにタヒチへの移送の手続きを取ってもらうべきだったのですが、母親が嫌がって(何故だ?)、看護婦の所に行くのが遅れてしまいました。
結局翌日のエアータヒチに乗ってタヒチへ向い、ママオ病院で手術を受けたそうです。

ペンションのおばちゃんの話しだと、緊急の場合はヘリコプターで移送することも出来るのだそう。
おばちゃんの姪が海で溺れた時は、看護婦がすぐヘリをチャーターして、ランギロアの病院に運び応急手当をして、その後タヒチの病院に運んだそうです。

先日注射の打ち方を教えてくれた看護婦さんの話しだと、なかなか離島で働く人が少なく慢性的な看護婦不足なんだそう。

ですから、小さな島へ観光に行く時は、予備薬を持って行った方が良いと思います。
私は、ナロンエース、新三共胃腸薬、消毒液、傷薬、化膿止め、ビオフェルミン、ムヒ、絆創膏などを持って行きました。
消毒液と傷薬、化膿止めは、海で珊瑚で怪我をした時に大活躍しました。
ちなみに、珊瑚で怪我をした時は、タヒチではまずライム汁をかけます。

それともし潜水病になった時は、タヒチのママオ病院に行きます。ここにしか再圧チャンバーはありません。ダイビング後に調子が悪くなった時はママオに行きましょう。
減圧症はAccident de decompression (アクシドン・ド・デコンプレッション)、再圧チャンバーはCaisson hyperbar (ケッソン・イーペール・バー)です。

問題は、ティケハウの様なタヒチから離れた島でダイビング事故を起こした時です。
圧力の関係で、ダイビング後12時間は本当は飛行機は乗れないのだけど、一緒に潜ったパスカル(医療関係者らしい)の話しだと、タヒチ島は近く飛行機も低空を飛ぶので、搬送は可能だそう。まあ、それしか方法はないし。

やはり自分の身は自分で守るのが基本の様です。
薬は常備して、ダイビングは慎重に行いましょう。無理は禁物です。



自分で注射2 恐怖の筋肉注射

2005年09月05日 | タヒチ生活
昨日(土曜日)は、経過を見てもらいに病院で血液検査を受けて来ました。
あさ7時30のアポなのに、待合室は人、人、人。しかも奥からはいかにも『注射されちゃいました』って感じの人がひっきりなしに出て来ます。

私はアポを取ってあったので、あまり待つ事無く呼ばれて採血。看護婦さんも今日は注射の連続なのと苦笑していました。

で、検査の結果注射をすることになりました。
看護婦にアポを取らなくちゃと考えていると、先生に自分でやった方が簡単ですよと勧められ、ついに旦那も観念して(?)、家でする事になりました。

今回の注射は筋肉注射で、例のお手軽注射キットは使えません。
処方箋を持って薬局にいくと、15cmくらいのごくごく普通の注射器がでてきました。

これにはびっくり。針が4cmもあります。
先生は、針は全部刺しちゃってねと言っていたので、小型の注射器をイメージしていたんです。

これ何かの間違いじゃないと聞いてみると、きっぱり『間違いありません』

これですか!(写真参照)

家に帰って薬液と注射器の説明を眺めてみても、説明は一切なし!
薬液の混ぜ方だけ書いてあって、注射の仕方はなーんにも書いてありません。頼りは先生が書いてくれたお尻の絵だけ。(打つ場所を書いてくれました)

ネットで調べてみるとアメリカでは自分で打つ事が多いそうで、日米カップルのブログなどで体験者の手記を読めました。日本でも経験者はいて、双方とも相方に打つのが怖いと拒否され自分でやっている人が結構いました。

自分で?
確かに腰の端のあたりだから自分で出来なくはないけど、私は恐くて無理。針が長すぎ。
あのお手軽注射キットの1cmの極細針でも勇気がいったのに、4cmの太い針なんて絶対無理。

うちはどうにか旦那が打つ事になりましたが、ここで一つ疑問が浮かびました。

真直ぐ打つのか、斜め打か。
日本でもアメリカでも自分で注射をしている人は、ちゃんと打ち方の練習を病院でしていて、お尻の絵だけってのは私たちだけ。
もう病院は閉まっているし、アメリカの人は真っすぐ打ちなので、心配ながらもそれで行く事にして、とりあえず夕飯の買い出しに行きました。

スーパーに行くと、タイケンダイビングの時にバディを組んでくれたイントラとバッタリ会いました。向こうも夫婦で買い出し中。
いろいろ世間話やツアモツの話しをしていると、奥さんがふと私に『あなたも教員?』と聞いて来ました。私も職業を聞いてみると、なんと『看護婦さん

なんてナイス・タイミング。

旦那と二人で声をあげちゃいました。事情を説明すると親切にやり方を教えてくれました。
これは本当に助かった。

そして夜、いよいよ注射。
片手で打つ所を摘んで、もう片方の手でダーツを投げるようにブッスリと刺します。
旦那は両手を使えないので、私が摘みました。

いてー!とか言って旦那をビビらせては危険なので、声はあげないぞと心に決めて...

いくよー、っとかけ声があったあと、プチっと皮膚に針が刺さる感覚がして、あっという間に針が全部埋まりました。この間無痛。
薬液が入ってくる間は、少し違和感があっただけで、痛いわけではなく、針を抜く時も大丈夫でした。

旦那、おみごと
本人も調子にのって『やっぱり僕は何をやっても上手だな~』などどほざいていました。

それはさておき、無事終わって本当によかった。痛くもなかったし。

このあと私は緊張のせいか全く眠りつけなかったのですが、旦那は横で鼾をかいていました。