ツアモツ旅行記6 ティケハウ1

2005年08月29日 | 旅行・ホテル
やられた.....
ペンションについて先ず思ったのがこれ。

もともとティケハウは、周りの評判のよかったティケハウビレッジに予約を入れるつもりだったのですが空きがなく、ほかのペンションも満室ばかりだったので、残っていた所に予約をいれました。残り物には福があるっていうし..

甘かったです。
予約出来たのは、空港そばの小島にあるペンションだったのですが、まずパスを渡る船が壊れてました。迎えに来てくれたのは15歳くらいの女の子。
ペンションを仕切っているお父さんが、急死した弟のお葬式の為にパペーテへ行ってしまったので、彼女がお手伝いをしているとのことでした。

パスを渡って小島に着くと、女の子のお母さんが私たちのバンガローを案内してくれました。
私たちが何も言っていないうちに『あしたは、いいバンガローが空くから、そっちに移ってもらうからね』って言うので、怪しいと思いながら着いて行くと、古いバンガローがまっていました。

もう、がっかり。
水上バンガローから一気にほったて小屋行きです。
天気が悪かったのも手伝って、すっかり憂鬱モードに入ってしまいました。

この日は何もせずに蚊帳の中でぐったりしてしまいました。ティケハウの蚊は強くて蚊取り線香を3つも焚いているのに、どこ吹く風で元気に飛びまくっていました。
寝る時もペンションのおばちゃんの言うとおり、長そで長ズボンに靴下を着用で寝ました。旦那は私のパレオを巻いて寝ました。

夜困ったのは、電気がつかない事と、水が出なかった事。
電気はもともと自家発電だったため、夜9時になると止めてしまうんだそう。これは本当に不便。懐中電灯でも持って行けば良かった....水はなぜ出なかったかは謎....

翌日は、同じペンションに泊まっていたカップルと共にダイビングに行き、午後はペンション前のパスをシュノーケルで渡ってみました。

途中、なぜか生け簀があって、中にネムリフカが4匹寄り添うように眠ってました。大きいのが2匹と小さいのが2匹、家族かもしれません。


サメのヒレのそばには、ほっぺの赤い可愛い魚もいました。


シュノーケルから帰ると、『良い方』のバンガローが空いたのでそちらにお引越し。
確かに前日のより広くて清潔だけど、快適とは言い難かったです。


でも水は出たし、ロウソクもあったので、どうにか凌げました。
ビックリしたのは翌朝、目が覚めて顔を洗いにいくと、洗面所にカニがいたこと。

もーこうなったら笑うしかないです。カニは私に気がつくと、ビックリして排水溝に逃げようとしていました。穴が小さすぎてムリムリ。


ティケハウといえばツアモツ1とも言われるピンクサンドビーチで有名ですが、今回は宿選びに失敗しました。
宿の人は親切でとても良かったのですが、それでもちょっと頂けないことが多すぎました。
宿の人がいい人だっただけに、残念です。

ティケハウに行くなら、パールビーチにするのが正解かもしれません。


ちなみに、私たちより先にペンションに来て、一緒にダイビングをしたカップルによると、宿のご主人がいた時は、ココナッツを取りに行ったり、マンタがいる辺りを船で案内してくれたりしたそう。お腹に赤ちゃんのいるマンタがいたって言っていました。
私たちが着いた日に、入れ違いでご主人がパペーテに行ってしまったのも不運だったのかも。

魚料理5(だったはず)

2005年08月28日 | グルメ
更新が滞っていたのは、知人のサイトの更新で問題がおこったから........
ドリームウィーバーをMXにしてから、FTPがうまく行かない事がちょくちょくあります。アップしても0Kだったり、ちゃんとされてもページが表示されなかったり、挙げ句の果てには修正日がなぜか未来(!)になってます。なんなんだ!

そうこうしているうちに金曜日になってしまいました。土曜日(今日)は旦那の同僚一家がお昼を食べにくることになっていました。
この同僚(マルセーユ女性)、なんと旦那と同じ大学で一緒に勉強した人なんです。旦那さんは美術の先生で子供が二人います。偶然同じ学校に転勤になり、行き来するようになりました。

ということで、金曜日はケーキをつくって、今朝は8時起きで、ネギトロ巻きと魚のバーブグリルをつくりました。
魚は先日スーパーでみつけた赤い大きなのをつかいました。
名前は不明.......

天板にフェンネルと人参を敷いて、上にパセリ、ローズマリー、レモンの皮、タイムをませたハーブ塩を詰めた魚を載せて、ジャガイモを脇に添えて、オリーブオイルをかけて焼くだけ。
食べた事のない魚だったので、どんな味になるのか心配でしたが、思いのほか美味しかったです。

同僚の子供達(7歳と3歳)もたべてました。小さい子は魚は苦手かなと、オムライスも用意してあったんだけど、ネギトロ(すし、すし、と言いながら食べてた)と魚とジャガイモは気に入ったらしくよくたべてました。
二人ともとても可愛い。親もちゃんと気をつけているので、悪さをする事もなかったし、ちびちゃんもちゃんとテーブルについて綺麗に食べていました。(これって当たり前だけど、結構できない子がいるんです)

デザートはマスカルポーネを使ったブルーベリーチーズケーキ。ブルーベリーはもちろん缶詰です!生は高ーーーい。

たっぷりワインを飲んで、皆が帰った後は7時まで寝ちゃいました。
起きたら、ちゃんと全部片付いていました。

あしたは同じメンバーで海に泳ぎに行く予定。
それと、ティキハウの記事も書く予定(汗)

ツアモツ旅行記5 マニヒ其の三(ダイビング編)

2005年08月25日 | 旅行・ホテル
さてさて今日はダイビング。
初日私がバンガローでゴロゴロしている間に、旦那がクラブに話しを聞きに行って来てくれました。
マニヒのダイブクラブはここパールリゾートにあるブルーニュイ(BLUE NUI DIVE)のみです。
ホテル内にあるのでパールに泊まってしまえば至極便利。

クラブの責任者によると、お勧めは朝のダイブ2本。
1本目はマンタのいる内海を潜り、一度クラブに戻ってクッキーを食べた後、二本目は魚がいっぱいのドロップオフを潜るというもの。マンタがいる辺りは魚は少ないので、二本是非潜ると良いよと力説されたんだそう。
私は1日に二本潜った事がなかったので、心配だったのですが、マンタ見たさにOKしちゃいました。

6時にバーで担当者と待ち合わせになっていたので行くと、『絶対二本潜った方がいいよ。ほんとオススメ』とまたまたプッシュするので予約をお願いしました。
ところが、予約帳をみて一言『あ、ゴメン。午前中は予約でいっぱいだ』。

おいおいおいおいおーーーい。

仕方ないので午後の1本を予約。すっかりマンタに囲まれる夢をみてたのに。
担当者曰く『午後もいいよー。マンタも運が良ければ見れるはず』。

さて当日。あいにくの雨で心配だったのですが、イントラが大丈夫だというので、潜ってみました。マニヒの良いのは、潜るスポットがクラブからすぐ近くなところ。
今回のコースは5m地点からドロップオフに向いパスを通って戻ってくるとうもの。パスは逆流なので無理そうなら止めてドロップオフを引き返す事になりました。

私たちの他には、イタリア人が一人とCカード取得中のカップルだけ。

モニター(イントラ)とイタリアン、旦那と私がバディになってエントリーしました。

真っ青な視界と綺麗な珊瑚............

って潜ってすぐ視界に入って来たのはこれ、うつぼ。
何もしなければ襲ってくる事はないけど、噛みつかれたら大変です。フィンで誤って叩いちゃっていたりしたら...危険です。

イントラに促されて後をみると、魚・魚・魚。いままで見た事のないような魚の数です。しかも透明度もとてもいい!雨が降ってなかったらもっと良いのかとおもうとびっくり。


ファカラバでのダイブがちっぽけに感じてしまう程の美しさです。

とそこへ、マダラトビエイがやってきました。


贅沢だけど、こいつはタヒチ島でも見れるのでいい。マンタが見たい!

珊瑚礁の壁を見ながら進むと、モニターがなにやら岩の下を指し示します。

悪魔の魚と呼ばれるオコゼの仲間です。しましまが綺麗。手前のはマツカサかな。怒った顔をしています!

この他にもいろいろ綺麗な魚がいました。初めて見るのもいます。




このオレンジのは、すぐ隠れてしまうので撮るのに苦労しました。

のんびり進んでいると、いきなり目の前に魚の群が飛び込んで来ました。もう魚の壁って感じです。
パスに侵入したんだとすぐ分かりました。
と同時に前に進むのが難しくなりました。モニターがOKと手ぶりで聞いてくるので、そのときはそれでも前進できたからOKとかえしたものの、すぐ進めなくなってしまいました。
フィンの使い方が下手なんです。
鬼教官にもそう言われてたっけ。

じたばたしていたら、モニターが戻って来て、パスは止めてドロップオフにもどりました。
それにしても、パスは美しかった。流されそうになったくせに、呑気に考えちゃいました。

と、モニターが上を指差します。
なんだか大きな魚が浮かんでいます。ふぐです。80cmくらいあったでしょうか。
箱ふぐタイプのふぐで、海面の光を浴びながら悠長に浮かんでいます。
視線を下に移すと小さなふぐがいました。(それでも20cmくらい)
可愛い顔で私のマスクを覗いています。すぐカメラを向けたけど、そっぽ向かれてしまいました(涙)


ここで私のエアーが50バーになったのでダイブ終了。エアーの消費が早いんです。
私はリラックスしてのんびり泳いだつもりだったんだけど、旦那が言うには『まるでミツバチの様にうごきまくって』いたらしい。

うーん。それでエアー消費が激しいのかな。そんなつもりはないのに。

それは兎も角、マニヒの海最高でした。
海の碧さに透明度、魚の種類に数と圧倒されてしまいました。

マニヒお勧めです。


名残り惜しいけど、水上バンガローにお別れを告げて、次は最期の島ティケハウです。

ちなみに.....Cカード講習中のカップルはマンタを見たそう。
くやしい...............



ログを載せてみます
SITE: TOMBANT MANIHI (マニヒ・ドロップオフ)
BOTTOM TIME : 47 min
MAXI DEPTH : 17m

ツアモツ旅行記4 マニヒ其の二(シュノーケル)

2005年08月24日 | 旅行・ホテル
マニヒ2日目。

この日は雨の音で日の出前に目が覚めてしまいました。雨が降ってガッカリしてしまいましたが、すぐ上がったので日の出を見る事にしました。

日が昇ると、旦那はまだ鼾をかいていたので、一人でシュノーケリングを楽しむ事にしました。
バンガローの下には上から見てわかるほどたくさんの魚がきています。

先ずは前日貰ったバンをバルコニーから続いている海に入る為の階段からちょこっとづつ投げてみました。

あっという間に魚がたくさんよって来ます。暫く続けていると、小判ザメまでやって来ました。
タヒチの小判ザメは単独で行動する事があります。


次に水に使ってマスクとシュノーケルをつけて水中を覗きながらパンをあげてみました。すぐ小さな魚達がパンをつつきにやって来ました。かわいい

チョウチョウ魚達です。この左側の黒と黄色の魚は好奇心が旺盛ですぐそばにやって来ます。
これ

中には左手に大きいパンを隠しているのに気が付いて、そこをつついてくる魚や私の足をつつくのまでいました。

水中で良く見かけたのはロクセンマダラダイと尾の黄色いフナみたいな魚。


それとカラフルなペロケ(ブダイ)たち。



ふと視線をバンガローの方に変えると柱のそばにぐにょぐにょしたモノがいました。
タコです!

しかもこっちを見てる。


気持ちが悪いので離れると、今度は岩の下からこの日初めて見る魚が顔をだしました。
この魚はかなり用心深く私と目が合うと岩の下に隠れます。
粘りに粘って、写真を撮るのに成功しました。



喜びながら、ふと後を振り向くと、なんとタコがいました!
びっくり。
足を不器用に動かしながら海底をずるように移動していました。


くっつかれても困るので、ひとまずバンガローに上がり、旦那が起きたので朝ご飯を食べにいきました。


午後はダイビングです!シュノーケリングだけでこれだけいたのですから、深く潜ったらどんなことになるのやら。


つづく

ツアモツ旅行記3 マニヒ其の一(序章)

2005年08月23日 | 旅行・ホテル
今回の旅行のビックイベント、マニヒです。
何がビックかって、マニヒではペンションではなくパールリゾートホテルを予約したから!
行ってみたかったリゾートホテル!

ホテルはエアータヒチから航空券の購入と一緒に予約を入れると、様々な特典が付いてくるとエアータヒチのお兄ちゃんが言うので、お願いする事にしました。
特典1:マニヒ空港送迎無料 特典2:2日泊まるとブレックファースト無料などなど

バンガローはビーチバンガローにして、予約を入れてもらいました。

ところが1週間後、エアータヒチのお兄ちゃんから電話がありました。
『ごめんねー、ビーチバンガロー満室だったよ。』

おいおい1週間も何してたの? 忘れてたんじゃ.....

しかも『あとね、あの様々な特典は7月8月対応外です。パンフレットにも書いてあると思うけど...』

なぬ?   確かに書いてありました、ちいさな文字で........

最後に『水上バンガローなら開いているけどどうしますか?』ときた。
ほかに空きがないなら仕方ないじゃないですか(嬉)喜ぶ私を横で旦那は差額の計算。倍かかるそうで、びっくり。
特典の送迎が一人2400円、朝ご飯が一人2640円の実費になった上、バンガローもビーチから水上ですから。

でも私はウキウキ。

だって水上バンガローですよ。もうこうなったら楽しんじゃおうと旦那と二人で楽しみにしていました。

そして遂にマニヒに到着。飛行機が急ブレーキをかけたのでびっくり。滑走路が短いようです。

マニヒ空港、これだけです。パールに泊まる場合、荷物はパールのスタッフが引取ってバンガローに持って来てくれるので、私たちはそのままお迎えにきたゴルフ場の車みたいのに乗ってホテルへ。

迎えに来たスタッフの話しだと、マニヒ空港の滑走路は何年か前に波に呑まれて先端が一部無くなってしまい、それから直していないので短いままなんだそう。

『離陸もスリリングよー』とにっこり。

ホテルにつくとウエルカムドリンクを飲みながら、チェックインの手続きを済ませ、いざバンガローへ。
白い砂浜をあるいて、橋を渡り、バンガローに繋がる艀を歩きながら下をみると、魚がいっぱい。青や緑のペロケ(ブダイ)もいます。

そしてバンガローに到着。ドアの向こうにバルコニーと海が見えました。
夢にまで見た水上バンガロー。


中にはもちろん海を覗けるガラステーブルがありました。これ、上の部分は取り外しがきいて魚にパンをあげられるんです。


でパンをあげると、こんなに魚が寄って来ました。

ピカソフィッシュ(ムラサメモンガラ)の姿もみられます。

この日はバンガローを満喫したあと、ダイビングの予約と説明を受けて、ビリヤードをして(凄い下手)のんびり過ごしました。

夕食はホテルのレストランです。

レストランはフレンチが主でタヒチの魚を使ったりしてはいますが、タヒチ料理はありませんでした。


ちょっと笑ってしまったのはワイン。ワインリストに変わった名前のワインがあり、旦那がこれと同じような名前のワインがあるんだけど、違うのかな、試しに飲んでみよう、と注文すると、なんと来たのは旦那の言う名前の似ているワイン。そう、スペルミス。

料理はおいしかったです。スタッフも笑顔で感じがいいし。
ただ、イタリア人が多くて(どうもイタリアでタヒチが流行っているらしい。どの島に行ってもイタリアンがいました)、大声で話すのがうるさかったのがちょっと残念。いい雰囲気なのに。

この日はこれでおしまい。
明日はダイビング&シュノーケル三昧です。


つづく


新学期とランギの空港

2005年08月20日 | タヒチ生活
ちょっと旅行記は置いておいて、時期がずれちゃう前に学校のおはなしとタイムリーなランギの事件を1つ。

日本は夏休み後半で今頃宿題どうしようなんて焦っている子供がいる時期ですが、タヒチは新学期が始まりました。

年中暑いタヒチでは夏休みは2ヶ月、冬休みは約1ヶ月のお休みがあります。(その他に秋休み、春休みもありますが)

フランス本土の新学期は9月頭ですが、タヒチでは8月17日からでした。
従って旦那もお仕事。なんだかすっかりヴァカンス気分が抜けて、すでに9月に入ったような錯覚がしています。

だから、日本の新聞のサイトをみて浴衣姿の女性の写真などみると妙な感じがしたり。

さてさて、今日のニュースでランギの空港に止めてあった飛行機がらくがきされた事件が報道されていました。どこでもお馬鹿なやつはいるものです。
そもそも島の空港は小さくてバス停が大きくなったような感じなので、誰でも気軽に入れるし、バリゲードがあるわけでもないから、止めてある飛行機に近寄る事も可能です。

だからやろうと思えば誰でもできちゃうんだけど、飛行機にいたずら書きをして何がおもしろいんだか。でも建設中の刑務所が役に立ったりして。ちなみに刑務所の横には憲兵署もできるので、見回りも強化されるのかな。


*写真はランギロア空港です。


ツアモツ旅行記2

2005年08月19日 | 旅行・ホテル
ファカラバの次はランギロアです。
ランギロアはツアモツ諸島最大の島で、町も他の島に比べて大きいです。

空港に着くと、ペンションのお兄ちゃんが待っていてくれました。
ペンションは周りの人のお勧めでペンション・セシルに予約を入れてありました。ちなみに予約をしてくれたのは、パペーテの観光案内所の裏にある宿泊案内所ハエレ・マイHaere maiです。
アドバイスもしてくれたりと便利な案内所です。
www.hare-mai.com

セシルは最近バンガローを新築したらしく、広くて綺麗でした。バスルームもタイル張りで清潔。
何よりも素敵だったのは、バンガローからの景色。目の前に青い海が広がっています。


食事はバンガローの裏の共同食堂で他の宿泊客と一緒にとるので、仲良くなったりして話しが盛り上がったりしました。
ペンションの良い所は、タヒチ料理を食べられる所。セシルでは毎日味の違うポワッソンクリュを出してくれました。
笑えたのはデザート。初日はリンゴのプリザード入りクレープと凝っていたのに、翌日はなんと缶のモモ。

この辺のいい加減さもタヒチアンらしくてナイス。

ランギには2泊しました。
初日は旦那の希望でモツ(小島)にあるポリネシア唯一のワイナリーを見学する事にしました。
ランギといえばブルーラグーンやピンクサンドビーチ、リーフアイランドなどが見どころなのに、いきなりワイナリー!

とくに予約は入れていなかったので、直接事務所に行って申しこみをしました。ワイナリーの事務所はペンションのそばで歩いて行けました。

で当日8時45分にお迎えがきました。ガイドのフィッシャーさんです。
私たちの他にリールから来たフランス人カップルがいました。まずは車で町を通り船が止めてあるマルシェの前の海岸に行きます。
途中、町の中心(っていっても本当小さい町だけど)郵便局と市役所が並んでいる道を通りました。ランギのシャンゼリゼです!和風に言うならランギの霞ヶ関ってとこかしら。

船着き場からぶどう園のあるモツへ船で移動します。20分くらいかかったかな。

先ずはぶどう園の見学。日差しが強い中殆ど日陰のない所を歩くので帽子と日焼け止めは必須です。


ぶどう園の後に椰子の木が生えているのは、妙な感じがします。
ぶどうはラングドック地方に多いカリニャン種が主で、白ワイン用にイタリアと言う名のぶどうも植えているそうです。
途中、ココナツの実を割ってココナツ水を飲ませてくれました。ちょうど喉も乾いていたので美味しかった。

見学のあとは、ランチを食べに船に乗って更に15分くらいいったモツへ移動。ティキホアというペンションで魚の団子のフライを食べました。リールのカップルも感じが良くて楽しいランチになりました。
ランギのエクスカーションは、大体がランチ付きの1日コースです。


ランチの前にティキホアの裏庭をフィッシャーさんの案内で散策。蚊が多くてかゆーい思いをしましたが、海岸にでると海から岩礁が突き出ていて異様なでも美しい光景が広がっていました。
おお、これならリーフアイランドに行ったのと同じかも(ちがうって)。

蚊にさされても行って良かった!

ランチの後は、ビーチでシュノーケリング。
この日は波があったせいか、魚はあまりいなかったので、早めに上がって海岸線を散策。
流木があったり、淡水湖があったりと美しい景色がいっぱい。


この後また船に乗って町のある島に戻り、お待ちかねの貯蔵庫見学と試飲。


私は白が気に入りました。アルザスを思い出させる香りに、甘過ぎない程良い甘さがあって美味しかったです。
貯蔵庫では仕込み中のワインも試飲させてくれました。赤は年によって味がかなり違って興味深かったです。

これで見学終了。車でワイナリーまで送ってもらいました。

この日はペンションのおじさんと話しているうちに、私が刺身を作ることになり、キッチンで魚をさばいて、ごはんまで炊いちゃいました。
おじさんはお話し上手で、ランギの島の昔はなしや、ペンションに泊まった妙な人たちの話などいろいろ話してくれました。

私たちはランギは大きな島なので高校まであるのかと思っていたのですが、実は中学校までしかありません。高校に行きたい場合はタヒチ島の寄宿舎のある学校に行く事になるそうです。
マルキーズ諸島などでは、高校1年生まで中学で習い、2年生からタヒチの高校に来るシステムになっているそうですが、ツアモツは高校1年生からタヒチなんだそう。
これはちょっとびっくり。

そうそう、ペンションの横に刑務所を建設していました。

もっと居たかったけど、次はマニヒに移動です。


つづく。

ツアモツ旅行

2005年08月18日 | 旅行・ホテル
だたいま~。
ツアモツ諸島の旅から帰って来ました。ツアモツ諸島はタヒチ島の北東に位置し、火山が沈没して島の真ん中がぽっくり開いている環礁の島々です。真ん中ももちろん海で、ランギロアの様に大きな島だと、内海なのか外海なのかわからなくなったりします。

今回は、たまたまブリジット一家(パリから息子さん達がきてます)がファカラバ島に行くと言うので、便乗して行ってきました。ブリジットたちはファカラバのみで、タヒチに戻りましたが、私たちはエアータヒチの周遊パスを利用して、ファカラバ、ランギロア、マニヒ、ティケハウへと行って来ました。

このパスは4つの島を廻れる様になっています。
ファカラバータヒチ往復が3万円なのに対し、パスは3万7千円とあまり変わらないのでお得です。(まあ、現地のホテル代を考えるとやっぱり出費は多いですが)

ファカラバでは、魚釣りを趣味にする友人がいたため、カラフルな魚のバーベキューを楽しんだり、ダイビングも1本潜って来ました。


パスは自信がなかったので、内海のパーク・サントラル呼ばれる稚魚がおおいスポットを潜りました。あおい小魚がいっぱいで綺麗でした。途中モニター(ガイドって言うのかな?)が空のペットボトルをパコパコへこませて音をたてると、なんとサメが寄って来ました。
ツマグロとツマジロ(そのまんまだけど、背びれに黒い線が入っているのがツマグロ、白いのがツマジロです。両方とも心配はいりません。)でした。


このダイブがツアモツでの初ダイブになったのですが、魚の多さと海の青さ(でも透明度は高い)にはびっくり。タヒチ島の海とは比べ物になりません。
夢の世界に入ったみたいでした。

夜はブリジットたちの宿で、真珠の養殖に使う貝の貝柱のサラダとポワッソンクリュ(タヒチ風刺身のサラダ)、魚のグリルを堪能しました。

ツアモツは魚の島です。火山が沈没してしまっているため野菜はあまり育たず、タヒチから船で送られて来ます。ファカラバには小さな商店が2軒あるだけで、野菜は殆ど見かけませんでした。冷蔵庫に例の長ーいインゲンがあったくらいです。
従って魚が主食!わたしたちもタヒチに戻るまで毎日魚を食べました。
特に生魚が最高!

ファカラバには3泊しました。

次の島はランギロアです。


つづく



アルエのヘイヴァ

2005年08月06日 | タヒチ生活
更新出来ませんとか言いながら更新しちゃってます。あした4時起きなのに。

今日は偶然旦那がアルエの王墓でミニヘイヴァが行われて言うのを見つけて来たので、サンドラたちと見に行って来ました。
サンドラたちは明日の朝ニュージーランドに旅立ちます。

タヒチ最後の夜にタモレ(タヒチアンダンス)を見る事が出来て、喜んでいました。
今回は3チーム構成で、どのダンスグループも10代くらいの若い子が多かったです。伝統スポーツとちがってダンスはまだ若い子達にも支持されているみたいです。

途中パレオが落ちちゃった男の子が出たりと、アクシデントもあったりしました。
その子はティーバックのパンツのまま、最後まで踊り通し、踊り終わったときは会場中に拍手が鳴り響きました。本人もガッツポーズまで取っていました。

ステージの端には4、5歳くらいの子供が真似して踊っていたり、落ちた花を拾いにくる女の子がいたり、かなりアットホームなステージになっていました。

最後はお決まりの、素人さんとのダンス。
今回はサンドラたちがステージに連れ出されました。ガブリはサルサの講師だし、サンドラも踊り慣れているから様になっていました。
いいなあ。

それと10代後半くらいの男の子でも既にタトゥーを入れている子が結構いたのには驚きました。
タヒチのタトゥーは伝統的なものだから、入っていてもおかしくないけど、随分若いうちから入れてしまうんだなーと、踊りとは関係ない所で感心してしまいました。

あしたは4時起きです。
そろそろ寝ます。


朝市

2005年08月05日 | タヒチ生活
はるばるニースから友達が来て、多忙な日々をおくっています。
本当は、『今日はこんな所を観光してきました』みたいなレポートを書こうと思ったのですが、忙しすぎてムリムリ。

それはさておき、朝市のご報告です。
コメントにも書いた通り朝5時に起きて6時に家を出発しました。起きた時は星がきらめいていた空も、6時にはうっすら日が昇っていました。そんな早朝なのに、下の空き地では既に自転車で遊ぶ子や子供を背負って散歩するお母さんの姿が!
6時20分には市場のそばに着いたのに、既に駐車スペースに空きはなし、道も人でいっぱい。
やっと駐車場をみつけて、市場に入れば、もう人人人!!

いったいタヒチアンは何時に起きるのかしら。

日曜の市場は噂通り、他の日よりもみせが多く品数も豊富。(まあ行く時間にもよるんだろうけど)お惣菜も所狭しと並べられていておいしそう。
魚も普段見かけないのもいっぱい。

途中サンドラたちとはぐれながらも、どうにか最会し(ほんとこんな感じなんです)、無事観光終了。

ココナッツパンとフルーツを買って帰りました。


ちなみに、週末からツアモツ諸島へ旅行して来ます。8月15日すぎまで更新は多分ないと思います。