マヒマヒの卵

2006年12月14日 | グルメ
先日、市場で大きな魚卵を発見。
たらこ大好きな私には見逃せません!

お店のおばちゃんに聞いてみたら、マヒマヒの卵なんだそう。

マヒマヒはタヒチではとってもポピュラーなお魚。
体長1mから1m80はある大きなお魚です。



なんちゃって画像で説明すると、こんな感じ。

だから卵もやはりBIG。




あ、今回のパスポートは旦那のを使用。いえ別に自分のが生臭くなるのが嫌だとかそんな訳じゃないんですよ(笑)
まあ、万が一を考えて、、、、

お酒で綺麗に洗った後、多めの塩で〆て、半分は今日焼きたらこ(たらこじゃないんだけどね)にしてみました。
ただ単にフライパンで焼くだけ。



焼いて輪切りにしたのがこれ。

味はししゃもの卵に近いかも。焦げ目がまたいい味出していました。
私は大満足だったのですが、旦那(明太子は好き)はパサパサしているとぼやいていました。

明日は残りの半分をたらこスパゲッティーならぬ、マヒマヒ腹子スパゲッティーの予定。

マウピティ旅行記4

2006年12月13日 | 旅行・ホテル
わすれてまいした。


前回の続きです。

ランチを食べた後、再びサイクリング。
途中『ペヌ(擂り粉木石)あります』の看板が見えて来ました。



パンの実を潰したりするのに使うやつです。
マウピティのペヌは持ち手の所が三矛に別れているのが特徴です。真ん中のが姉、左右が弟達とされる山の形です。
ちょうど一つ欲しいなと思っていたので、行ってみました。

すると、パレオ1丁の恰幅のいいおじちゃんが縁側に座っています。
『ペヌが欲しいんだけど』というと、
『あー、ないよ。売り切れ。』とにっこり。

あとから、マウピティに行った友達に何人かに聞いてみましたが、ここでペヌを見た人はいませんでした。
............おじちゃん、ちゃんと作ってる?

この辺が南の島ですよね。気が向いたら作る、みたいな。



更に行くと、貝が沢山飾られたお宅が見えて来ました。貝殻やネックレスを売っています。
中からおばあちゃんが出て来て、マウピティの貝の話や村人の話をしてくれました。


更に更に進むと、またまたお店が見えて来ました。ここは若い女性が貝やパールのネックレスを作っていて、センスも良かったです。木にパールをつけたネックレスが欲しかったのですが、午前中にウニのネックレスを買ってしまったので、買いませんでした。あとから後悔.........。

この後、前日見学したスーパーの前を通って、ペンションに戻りました。
のんびり寄り道をいっぱいしたので、島一周に朝から夕方までかかりました。




日が暮れるまでまだ時間があったので、ペンションの前の桟橋の先へシュノーケルをしに行きました。
風が強かったのであまり魚はいませんでしたが、稚魚がちょこちょこいて可愛かったです。




岩陰に隠れていたフグ(トタラ)を発見しました。
フグは流れの強い日はこうして波から身を隠すようにするんだそうです。



大きい目がかわいい。


ペンションの夕食はエビのカレーでした。

インド人が来た

2006年12月12日 | タヒチ生活
これは、耳が痛くなる前の話。

前に記事にした、スーパーでばったり再会した旦那の高校時代の友人の弟さん一家が遊びに来ました。

旦那の記憶では兄さんの方は敬虔なイスラム教徒だったので、念のため食べられないものを聞いてみた所、『なんでもオッケー』と返事が

でもやっぱり心配なので、豚肉系の料理は止めておきました。
この日のメニューはカルフォルアンロール(なっちさん、アイデアありがとう!)、レモンとオリーブと鶏肉のタジン、カスタードのタルト。


そして夕方。
彼、赤ワインを片手にやって来ました(笑)
そして、ビックリしたのは奥さん。インド人ですよ 初めてかも、インド人とお話しするの。
でもさ、インド人って牛肉がアウトですよね?
危なかった。鶏肉料理にしておいて良かった........

こどもはお行儀のいい子が2人。マシンガンの様に話すのが難だけど、かわいい。

お土産に、タイナの花をもらいました。
これとっても良い香りがするんです。


旦那さんは、宗教にこだわりがないそうでワインも豚肉もOK。
奥さんは子供の頃フランスに移住した為フランス語はネイティブ級。インドの話やカレーの事をいろいろ教えてもらいました。
多分牛肉も大丈夫なんだと思う。
でも次回はちゃんと聞いておかなくちゃ。




マルキーズDay

2006年12月11日 | タヒチのイベント
雨の日に、車で拾ってもらった時に友達から、明日は手工芸展でマルキーズDayだよ、と教えてもらったので行ってきました。
タヒチは結構口コミが幅を利かせています(笑)

お昼前だからか、パンの実(マルキーズ語でメイ)を潰して作るカァクを作っていました。
横から写真を撮っていたら、ココナツの繊維でアクセサリーを作っていたおじちゃんが『ステージに上がっていいよ。真ん前から写真をとりな』と言ってくれたので、お言葉に甘えちゃいました。



直火で焼いて皮をむいたパンのみを、石の擂り粉木棒(同:トゥキ)で潰します。



途中水を加えて、ひたすら潰して粘りをだします。



最後はココナッツミルクの入った器に移して、カットするだけ。


もちもちして美味しいんですよ。途中からティファイファイでお世話になっているおばちゃんがやって来て、『横にすわりなさいな』とステージの上のおそらく特等席のような偉そうな所に座っちゃったので、いの一番(死語だわ)で味見させてもらいました。

大きくて口に入りきらない
器を持ったお兄さんに『一気に口にいれちゃえ』って言われたけど、絶対無理。


味見の後は、おばちゃんが裏でマルキーズ料理を売っている店が出ていると教えてくれたので、そこで腹ごしらえ。



上がヤギのココナッツ煮(塩が足りなかった)左下の黄色いのがカァク、真ん中のピンク色のが焼いたバナナ、その横が刺身サラダ・多分マルキーズ風。


午後は、ダンスや歌が披露されました。



髪の毛が綺麗



酔っぱらいがちん入。踊っているおばちゃんに嫌な顔をされても、めげずに踊っていました(笑)

ちょっと気がついたんだけど、おじちゃん海用のサンダルなのよね。

これスーパーでよく売っているビニールサンダルで、フランスではビーチではいてそのまま海に入っちゃったりするものなんだけど、タヒチでは何故か町中でもはかれています(笑)


4時からまたダンスが披露されるって話だったのですが、この日は友達が来る日でご飯を作らなくてはいけないので、3時で家に戻りました。


ちなみにこの日のメニューは鉄火巻き、カツ丼(11枚もカツがあるからね)、オレンジチーズケーキ。





病み上がりのくせに、遊びまくりです。

雨なのに.........

2006年12月09日 | タヒチ生活
水曜日は久しぶりの晴天
もう、朝から洗濯機が回りまくり。シーツとか家の中では干しづらいのを一気に洗っちゃいました。
しかも半日で乾くので午後も洗濯機が大活躍。

ところが木曜日は怪しい雲行き。
そして今日は..........


昨日は耳が微妙で、たまーに痛む程度だったのですが、それでも痛みは強く熱っぽくなって来たので、医者に行ってきました。
いつもの注射の上手なブロンドの先生。

新兵器・額で計る体温計(ちゃちゃっと額を一往復するだけで熱が測れる)で熱を測ったら37度。
37度はフランスでは平熱、先生も熱は無いわねとさらっと流そうとしたので、日本では37度は熱がある方なんですよと説明。
耳は無事でしたが、喉と左の首筋が腫れていました。

腫れの原因を取り除く為の抗生物質と、痛み止め、解熱剤の3つを処方してもらって家に帰りました。(旦那の車で)


そして今日。
出してもらった薬が今飲んでいる別件の薬と相性が悪いといけないので、病院の先生に確認を取った所、問題ないと返事があったので薬屋に行く事に。
ところが今日は車がない(=旦那がいない)。仕方がないので歩いて行くと、途中から雨が降ってきました。
傘は念のためにと持っていたのですが、あっという間にもの凄い勢いになって、穿いていたカーゴパンツがびしょ濡れ。
足にくっついて気持ち悪い

今日は耳の痛みは無い物の、熱があるのか頭がぼーっとしていました。
薬を貰いに行って、ずぶ濡れじゃ悪化するだけなんじゃと思いながらも、もう仕方が無いので20分かけて薬屋へひたすら歩いて行きました。

と、そこで誰かがクラクションをならすじゃないですか!

見てみるとパレオ染めの友達です。


脇に停めて呼んでくれたので、事情を話して送ってもらいました。
しかも、あの坂を上がるのは大変だろうと、家まで送ってくれました。


嬉しかった。


今日は旦那が集まりでいなかったので、またまた一人ご飯。
先日カルフールで見つけた『蔵王の茶そば』を茹でて茸蕎麦に。
うーん、美味しい。

車で送ってくれた友達に、今日は日本の麺を食べるのよといったら興味津々でした。
こんど作ってあげようかな。


耳が!

2006年12月07日 | タヒチのイベント
雨に濡れて、閉め出しを喰らったからか、あれ以来具合が悪く、耳が痛いんです。
子供の頃から、季節の変わり目や疲れたときに、リンパ腺が腫れて耳の下が痛む事があります。これです

ズキン、ズキンと数秒あけて、時にはリズミカルに、時には突然思い出したように痛みます。
普通2日ぐらいでおさまるのですが、今日で3日目、ズキズキです。

明日も続くなら医者に薬をだしてもらいに行こうと思っています。
これ、市販の薬じゃおさまらないんですよ(涙)


さてさて、痛い耳をこらえながら、閉め出しを喰らった朝の話です。
病院の予約時間は10時30だったのですが、ここはタヒチ。バスの時刻表が存在しないので、いつバスが来るのか分かりません。だから、30分ほど早く家を出た所、なんとすぐバスが来ました。

こういう物なのよね、毎回

もちろん30分早く着いてしまったので、病院の近くで行われている手工芸展会場にいる友達の所へいって時間をつぶす事にしました。

行ってみると、この日は会場でフルーツの展示&試食が行われていました。



まん中のはココアです。このまま食べられるのだそう。



枝についた紫色のはクルミ。


私はコロソルの試食をしました。いままではずれが多かったのですが今回は甘い。
どうもちゃんと熟れていないのを食べていたみたい。
友達にそういったら、『今シーズンで家の庭にゴロゴロしているよ。取りに来なよ』と言われたので、その内頂きに行く予定。


庭があるっていいねぇ。


ちなみに今は、昨日遊びに来た友達が持って来たバナナがいっぱいです。

閉め出されちゃった..

2006年12月05日 | タヒチ生活
今日は怪しい天気の中、バスを使って病院に行ってきました。
ああ、早く運転が出来るようになりたい。

行きは良かったのですが、帰り大雨にやられました。
しばらく病院で雨宿りして、あんまり雨が納まらないので、次いでだから検査をしてもらって時間をつぶして(おい!)、それでも納まらないので、仕方なく歩き始めました。

タヒチは雨期がある国の癖に、排水が整っていません。
大雨が降るとあちこちに、池ですか?って感じの大きな水たまりができます。

何度もくるぶしまで水につかりながら、やっとの思いでバス停に到着。途中雨が更に激しくなって来たので、ワンピースもびしょ濡れ。
バスを降りてからが更に大変。歩道に駐車している車が沢山あって、その都度車道の端(=水たまり)を歩く羽目になり、しかも途中もの凄い勢いで降り出してきました。
丁度、スーパーの前だったので、スーパーのカフェに寄ってカフェオレを飲んで雨宿り。雨が落ち着いてから、店をでて更にあるいていくと......




道路が水没

まあ、私はここは通らないので助かりましたが、このあと坂道が待っています。
昨日工事の人がヘマしたのか、小石が大量になだれている部分があって、ただでさえ歩きづらいのに滑って危険!
右の側溝は泥水がもの凄い勢いで流れて行くし。

それでもどうにか登りきって、家に着きました。
もうびしょ濡れ、さっさと暖かいシャワーを浴びたい!


と、そこで凄い事が発覚!


カギがない!


家を出るときは自分で鍵を閉めたので、確実に持っていた訳です。
よーく記憶を辿って行くと............そうだ、処方箋をしまうのに手帳をカゴから出したとき鍵をドクターの机に置いたんだ


いまさらこの大雨のなか病院に戻る気はしないし、かといって旦那が家に戻るのは16時すぎ。今13時30。
よくよく考えて、もしかしたら下の階のセルジュ(旦那の同僚)が先に戻るかもしれないので、彼を当てにする事に。
部屋のポーチの前で持っていた本を読みながら時間をつぶす事1時間半。

セルジュ、帰ってきません。

ちょうど雨もやんだので、もういちど坂を降りてスーパーの前の公衆電話から病院へ電話して、鍵があるか確認する事にしました。こう言う時携帯がないと不便ですよね。

鍵は、ちゃんとありました。

いまさら、またあの坂を登る気はしなかったので、そのまま旦那の職場まで歩いて行ってみました。
20分くらいですが平地なのでへっちゃら。

近くに川が流れていて、そこにうなぎがいると言うのでそれも見てみようと思ってみたら、凄い濁流で何も見えず。
職員室の前で立っていたら、男の人に『もしかして◯◯(旦那の名前)の奥さんじゃないですか?』と話しかけられて、中に入れてもらってそこで旦那を待つ事に。

その間、旦那のお弁当の話で他の先生達にいろいろ聞かれました。お弁当って、フランス人には珍しいみたいで、『あれ、うらやましいんだよね』なんて言っていました。ご飯におかず1品、2品の手抜きなんですけど.........

職員室に戻って来た旦那はびっくり!
事情を話したら呆れ返っていました..............

9時に家をでて、再び入れたのは16時30。
長い一日でした。



記事も長いね.........ごめんなさい。


追伸:南太平洋さん、どう? 浴びに来ます?

ピラエのヘイヴァ

2006年12月02日 | タヒチのイベント
一昨日からピラエ市の市役所でお祭りが行われています。
ダンスや歌のコンクールに槍投げやフルーツ運び競争などの伝統スポーツが行われます。

私たちは初日の夜にダンスを見に行ってきました。
首都パペーテの市役所よりも美しいピラエの市役所(理由は聞かないで・笑)をバックに、白と赤のコスチュームのダンサーが踊りまくります。
10代の子も混じっています。

ふと、見るとステージの真ん中あたりに、3、4歳の小さな子が踊っています。
覚束ない動きで、でも一生懸命回りに合わせようとしているところが凄く可愛い。



右下にいます。


ダンスのあとは歌のコンクール。



ウクレレ等の伴奏を伴わない合唱です。



このあともお祭りは続いたのですが、友達がお腹が空いたと言うので、退散して近くのルロットでクレープ(そば粉の方)を食べに行きました。
私はハムとチーズとマッシュルームのクレープを食べました。


そば粉のクレープ食べるの、もの凄い久しぶりかも。


ピラエのお祭りは週末まで続きます。でも今日は大雨なんですよね。
雨期に入からちょっと時期的に良くない様な気もするんですけど。

形あるもの

2006年12月01日 | Weblog
亡くなった友達が夢枕に立ったのは10日前。
彼が亡くなってからもう4年。たまーに、夢に出てきます。

それでふと、四谷のマンションを思い出しました。3Fに家の旦那、2Fのすぐ下に彼が住んでいて、そっちゅう行き来していました。ある日などは、ゴミ捨てに行こうとして、途中で気が変わったのか、ゴミを持ったまま、うさちゃんのスリッパで旦那の部屋へきました。その時の写真がパネルになって残っています。
9年前、彼の30歳の誕生日に私が贈った物です。

彼は私たちより1年前にフランスへ戻り、翌年たまたま旦那も近くに転勤になったため、亡くなるまでの2年間週末にはどちらかの家に行く様な生活をしていました。

パネルは彼が亡くなったあと、同居していた恋人がみつけて、思い出にと返してくれました。


いまでも、ふとあの四谷のマンションはあのままで、あそこに行くとみんな昔のままいる様な気がします。
彼の部屋からテーブルを運んで、10人近く呼んでカレーパーティをした日の事もよく覚えています。
あの時のメンバーは今でも友達です。

あそこに戻れば、またみんなで会えるような気がするんです。


でも昨日また一人、遠くへ行ってしまいました。


あの部屋も今は他の人が借りていて、もうあの頃の部屋は存在しません。
二人はもう、あちらで会えたのかしら。
残された私たちは、いつまで一緒にいられるのかしら。





今日は暗い内容でごめんなさい。
明日はまた楽しいタヒチの話を書きますね。