ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・小路幸也 「東京バンドワゴン」

2012-01-15 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 
       
       東京バンドワゴン (集英社文庫)

 
内容(「BOOK」データベースより)
東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。

 語っているのは幽霊  になった堀田家のサチおばあちゃん。

春ー百科事典はなぜ消える・・・自動ドアが古くて小学一年生では開かなかったよね。でも抱っこしていたおじさんは・・・

夏ーお嫁さんはなぜ泣くの・・・そうでしたか。花陽とみすずは姉妹?

秋ー犬とネズミとブローチと・・・隣町の老人ホームに本をたくさん貸した中の一冊、むか~し昔の思い出が。ばあちゃんは高いところに行けるからと頼まれましたね。幽霊なのに・・・

冬ー愛こそすべて・・・青のお母さんは女優さん。〇永小百合のような女優さんっだったのね。

すごーく楽しい  テレビドラマをみているみたいでした。

にぎやかな朝食の風景から始まりまして・・・孫の紺がお仏壇にやってきて、幽霊のばあちゃんとお話しておしまいになります。

で、楽しそうだから私もぜひ幽霊になって、サチばあちゃんのようにうろちょろしようかと思っております。

私の実家もなんだか知らないけれどよく人が出入りしていました。ただいま~って帰ると知らない爺さんがソファーに寝っころがっていて、なんだお前は〇〇か?と言われ、あんた誰? なんてご年配のおじい様にそんな口をきいておりました。
鍵なんてかけていないから、祖母本人が留守なのにその友達が、おばあちゃん出かけているみたいだねぇ~と言いつつ勝手にお茶のみをしていたりと・・・
夕食時には また来たなー! ってくらい近所の幼稚園生がご飯を食べに来ていました。
今は、たまーに私のことを思い出してくれて〇ちゃんは元気?と聞いてくれるそうです。
そりゃそうでしょ!連れて来るだけ連れて来て、あと頼んだよ!だもん。
可愛がってあげたのも、弟達と一緒に3兄弟みんなに玉子かけご飯を食べさせていたのも、小学生だった私なんだから。
まぁ、商店街でしたからね、親は忙しかったんです。我が家はサラリーマンでしたから、余程暇に見えたのでしょう。
その幼稚園生だってすでにいいおっさんになっています。

そんなこんなで・・・我が家に人を寄せつけないオーラを出し続けているようです。
人の家に行くのは  だ~い好き  ・・・
 
こういう人もいるから大丈夫ですよ!って、いったい誰に言っているのでしょうね・・・


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