映画はやっぱりアイスよね!とスーパーで・・・
あっま~い!
ヨーグルトの売り場でお爺さんが日付を見ているのか奥から取り出したりしていた。
たまぁに突然怒り出す人がいるから、あのーすみません。ちょっとだけいいですか?と、ビビりながら言ってみたら、あーごめんごめん!と・・・これね、4つついているけれどひとりだから期限ぎりぎりでしょ?新しいのないのかな?って見ていたの。
あーそなんですか?どうでしょう?みんな同じ日付ですね?少しくらい過ぎても家は食べちゃいますけれど、やっぱりいやですよね?なんてことを言っていたら、うちの奴がね、死んじゃったの、暮れにね。わたしらひとりっ子同士だったし、子どもにも恵まれなかったからずっと二人でいたの。親もひとりっ子だったからね親戚もいなくてね。ひとりぼっちになってね。買い物も一緒にしていて、ひとりで来たことなかったからさぁー・・・私、ちょっと最近涙腺ぶち壊れているからじわっと溢れちゃって・・・
ごめんよ、余計なこと言っちゃって・・・って、4つついているヨーグルトをカゴに入れて、すまなかったねって行っちゃった。残された私、この目から出ている水どうしよかしら?と、もう花粉飛んでいるみたいだし、花粉症ですから・・・誰にも聞かれないのにね。
後ろ姿に、がんばれ!と、余計なことを思っていた。
次に会った時に覚えていて声をかけてもらえたらちょっとお話しできると思うけれど、私、困ったことに、よほどの特徴がない限りお爺さんはみんな同じに見えちゃうから・・・
私は、一人になった時の事は、いろいろと作戦立てているから、よほど友達のご主人みたいにあっけなくいかれない限りはたぶん・・・と言ってもすでにポンコツだから思い通りにはいかないでしょうね。
夫に話したら、しょうがないね。と・・・