ザ・クイズショウ 第四話

第四話

『vsカリスマ占い師！！ 運命変えた母の日の贈り物』




今回のゲストは十二支占術カリスマ占い師・祐天寺ノッコ。

特Ａランクのタレントなので、

絶対機嫌を損ねないようにと言われる冴島。

冴島はスタッフにも本間にも忠告する。



本番前、本間に「思い出せ！」と言われたことを

思い出してる神山。

しかし本番が始まるといつもの神山に戻る。



ノッコの夢は十二支占術の素晴らしさを

をみんなに知ってもらうこと。

十二支のパワーで全問正解すると言う。



第１問、２問となんなく正解するノッコ。

神山は自分も占ってもらう。

今は冬の時代に突入し、このままだとポックリ死ぬと言われる。

グッスリ寝なさいと。

でないと両親にも影響が出て、両親もポックリ死ぬと・・・



第３問もクリアし、

第４問は十二支に関するラッキー問題だと言う神山。



第４問。

十二支に入れなかった動物は？


するとノッコが問題が違うと言い出す。

元は音楽の問題だったと。

しかし「問題変えちゃいました。」としれっと言う神山。


「今、私の運気は冬の時代を超えて氷河期に突入しました。」


選択肢を読んで神山の反応を見るノッコ。

「C.猫」となんとか正解する。



第５問。

詐欺師やインチキ占い師がよく使う、

事前に対象者を調べておく方法は？


ホットリーディングと正解。


神山に前にどこかで会ったことがあると言うノッコ。

「もしかして・・・前世？」と。

神山が頭を押さえ苦しみ出す。

その後、治まり問題へ。



第６問。

写真が出て来くる。

こんな人知らないと言うノッコに問題。


先生が興信所の片岡所長に依頼した報酬金額は？


知らないものは答えられないと言うノッコに、

「先生、私はあなたの全てを知っています！！」と。


じゃあ、あたしの趣味は？と聞き返すノッコ。

しかし神山はなんなく答える。

ノッコは渋々答る。「２００万。」


「先生～。本当に十二支のパワー持ってんの？

さっきからボロ出っぱなしですよ？」


更にこの番組の問題を調べたんじゃないかと

神山に言われ怒るノッコ。


「あんた、あたしの力信じてないでしょ？」


「どうでしょ～？」


「分かりました。これから奇跡をお見せします。
　
祐天寺ノッコの名誉にかけて。」



車椅子の女性が登場。

半年前から歩けなくなった女性を、

十二支のパワーで歩けるようにすると言う。

女性の中の動物と話をするノッコ。

その時、突然停電が起きる。

そして電気がついた時には、その女性は立ち上がっていた。

ビックリする女性とノッコ。

怒って帰ると言うノッコを止める冴島。

冴島に土下座して謝れと言い、土下座をする冴島。

しかし帰ると言うノッコ。


「バカですか？あんた。

これは生放送ですよ？

番組が始まったら誰も止められないんです。

先生、こうなりゃ全問クリアしかありませんよ。

見せつけてやりましょうよ！

十二支のパワーを！！

番組を続けて信用を取り戻しましょう。

それとも、戻りたいんですか？

あの頃のあなたに。」


「・・・あなた一体何を知ってるの？」


「言ったでしょ？ 私はあなたの全てを知っているって。」


席に戻りクイズが再開。



第７問。

先生が８歳の頃、あなたを施設に預けたのは誰？


答えは母親。１，０００万獲得。

しかしドリームチャンスはドロップアウトすると言うノッコ。

神山は自信がないんだとノッコを煽り、渋々挑戦。



「ドリ～～～～～ムチャ～～～～～ンス！！」

ダンシング神山。


問題。

祐天寺ノッコが最も望み、

インチキ占い師を続けている一番の理由は？


「おかしいな～。

これ、あなたがインチキだという前提ですけど。」


「私には十二支のパワーがついてるの。」


「では、答えて下さいよ！ 十二支のパワーで！！」



ノッコの回想。

有名になったノッコに、母親が会いに来た。

喜ぶノッコだったが、母が金を無心する。

ノッコはどちら様ですか？と追い返す。



答えないノッコに奥義を使う神山。


「先生、押して、押して。」


奥義は召喚。

ブログのスタッフが登場。

『紀子のひとりごと』というブログの印刷した物を持って。

読もうとする神山を必死で止めるノッコ。

これは正解に導くヒントだと言い、読み上げる神山。


母親は母である前に一人の女で、

新しい恋人を作っては引っ越し、

娘を施設に預け「私はあんたの親じゃない。」と捨てて行った。

社会人になり、会社帰りに占い師に群がる人を見て、

あの人は何故あんなに人に囲まれているのだろうと。

そして占い師の真似をしてみた。

すぐにお客さんが来て、適当なことを言ったノッコだったが、

お客さんにお礼を言われる。


「あなたは占いを通じて、

初めて他人からの信頼を得たんです。

嘘の占いで得た信頼。滑稽です。

そんなの信頼でも何でもないです。

一方通行です。

そりゃ～嘘も突き通さなきゃね。

先生、あなたそれって滑稽すぎますよ。

先生、答えをどうぞ！」


「本当に夢が叶うの？

どんな夢でも叶うの？

私は信じられる人が欲しい。

そして私もその人のことを心から信じたい。

私は孤独から脱却したいの。

叶えられる？ 叶えてよ！

叶えてよ、私の夢叶えて！！

叶えられる訳ないわよね。

だってそれは私の問題だから。

全て私が悪いのよ。

そんな力もないくせに適当なこと言わないで。」


「正解です！」と神山。


「先生、あなたの夢叶えます。
　
それがこのザ・クイズショウですから。」

「そんなの無理よ。

私は全てをなくしたのよ。

ここで全てなくしたのよ。
　
私には誰もいないの・・・」


「そうでしょうか？

私は信じますよ、あなたを。

この場所で自分自身と向き合ったあなたを信じます。

ですからあなたも信じて下さい。

この私を。・・・なんつって～(笑)」



テレビ局から帰るノッコの前に母親が現れる。

「テレビ見たよ。３０年分の話があるんだ。」

母の胸には、ノッコが子供の頃作ったブローチが・・・

ノッコは母親と抱き合いながら涙を流す。

それを見つめる案内人。



本間が誰かと映った写真を見ている。

そこへ高杉がやって来て、

この番組はずっとこんな感じでやって行くのかと。

このままじゃ、誰も出てくれなくなると言う高杉。

しかし自信満々の本間。



白い部屋の神山。

美咲と一緒にいる。

そこへノッコが作りすぎたからとお裾分けに。


「美咲・・・美咲・・・」


降りしきる雨の中、倒れている美咲。

立っている神山。

血のついたナイフを落とす。


「俺が美咲を？」




え？

神山が美咲を殺しちゃったの？

そんなまさか・・・



本間が見てた写真には誰が？

やっぱ美咲なのかな～。



しかしリスクがあるのにクイズに挑戦しようとするかな？

ホント、出る人いなくなると思うんだけど・・・


ところで、前回の宮本はどうなったの？



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