「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、
爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!
殺し屋シリーズ第3弾。といっていいのかな?
今回は家族のために殺し屋を辞めたい兜が主役。
辞めたいのに辞めさせてもらえない。
おまけに次々と殺し屋が狙ってくるから気が抜けない。
仕事を斡旋する医者が自分は安全なところにいる感じがモヤッとするけど、
最後には兜が仕掛けていた罠にかかってスッキリした。
息子の克己が医者に鍵のこと言った時はヤバイだろ~と思ったけど、
兜の同業者が克己を見守ってくれてたので良かった。
けど兜には生きててほしかったな~というのが本音です。
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