メイちゃんの執事 第５話

５　『理人が抱きしめた』



ルチアがメイのクラスにやって来た。

メイも理人も動揺を隠せない。

忍がメイの正体をみんなの前でバラしてしまった！！

おまけに理人がルチアに仕えていたことまで。


なんとまぁ憎たらしいんでしょう。

山田優の制服姿が浮きまくり。



リカたちから隠し事をする人は嫌いだと言われるメイ。

軽蔑されてしまうのでした。


ってか好きで隠してた訳じゃないのにね。



１週間後のテストで基準点に満たなかった者は退学にすると

ソーレに言われる泉。

反発するも却下される。


泉は大激怒！！

メイになんとしても基準点を取ってもらおうと奮闘。



クラスのみんながルチアの取り巻きになる中、

みるくはルチアからの食事の誘いを断る。

「私は執事を使って人を陥れるようなヤツは嫌いだ。」


みるくちゃん かっこいい！！



そんなみるくの元へ黒服の男達がやって来る。

研究所の監査でみるくを監視するためだと。



理人は理事長に何故ルチアを同じクラスに入れたのか聞くも、

理事長はメイがどうするか楽しみねとか呑気なことを言う始末。

理人が理事長の部屋を出ると剣人が待ち構えていた。

「メイが苦しんでるの、全部お前のせいじゃねえかよ！！」

ルチアのところに戻ればいいだろと。

その時は自分がメイの執事になる言う剣人。

「今度メイに何かあったら、お前のこと許さねえからな！！」



メイは勉強を始めるもさっぱり分からない。

多美はカンニングするならみるくがいいと言う。

「そうゆうことは教えないで下さい。」と理人。



みるくは幼少の頃から防衛省直轄の研究所で

技術開発に関わっていたらしい。

大門もそこの人間だと。



満足に食事もさせてもらえず仕事をさせられるみるくを見て、

メイは心配する。

大門は組織はみるくの感情の発達を望んでいないと。


本を投げつけるみるく。

「とうとう問題を起こしたな。MI７。」

「その呼び方は止めろ！！」

みるくは教室を飛び出してしまう。



忍に呼び出された理人。

「気付いているんだろ？ 東雲メイが君に想いを寄せていること。」

理人は何も答えない。

「Sランクの執事なら、

彼女にそんな想いを抱かせない接し方が出来たはずだ。」と。

そして、ルチア宮での理人とルチアのシーンを

メイが見てしまったことを理人に教える忍。

理人はカッとなり、忍の胸ぐらを掴むが忍は余裕顔。

「彼女を傷つけてるのは俺か？ それとも君か？」　

理人が怒っているのは執事としてなのか、男としてなのか。

もし男としてなら・・・

「失格。執事として完全に。」


「楽しみだよ。君がこれからどうするか。」

そう言い忍は去って行く。



みるくを探すが見付からないメイと剣人はメイの部屋へ戻って来る。

「なんであんたも来るのよ。」

「そうだ。邪魔だから帰れ。」とみるく。

みるくはメイの部屋で待っていた。


みるくはメイの田舎へ行くと。

ヘリの操縦の仕方は４歳の時に覚えた。

けど操縦するのは今日が始めてと。

始めての操縦で夏美の家へ向かうメイたち。



学園では脱走したメイたちのことで大問題。

ソーレたちが厳罰な処分を下すと言うが、

泉は嘆願書を作って処分をなくしてもらおうとする。


リカは何故メイのためにそこまでしなきゃないのかと。

泉は「あなたも私も助けてもらったでしょ。」と。

素性を隠してたのだって事情があるんだと言う泉。


泉はすっかりメイの味方だね。



部屋の前にあった手紙を理人に見せる大門。

「大門へ

　　今までありがとう

　　　　　　　　　みるく」


大門は、組織の連中に自分のことを言われたんだと言う。

そこへ監査たちが入って来てMI７の居場所が分かったと。

そして研究所に連れ戻すと伝える。



メイたちは八景島へ。

大はしゃぎのみるく。


大門はみるくを子供として扱ってくれた唯一の人だった。

自分が側にいない方が大門のためになるから諦めると言うみるく。

そんなみるくにメイは

「なんでその年でそんな風に諦めちゃうんだよ。

バッカじゃないの？」

「お前に私の気持ちなんか分かるか！」

「分かるよ。 いつかいなくなっちゃうんじゃないかって不安も、

自分じゃどうにもならないって諦めたくなる気持ちも。

でも諦めたらそれで終わりなんだよ。

一緒にいたいんでしょ？

側にいて欲しいと思うんでしょ？

なら必死に頑張ればいいんだよ。」

泣きだすみるくを抱き締めるメイ。



理人と大門は他の執事から監視され動かないよう命令されていた。

理人は今までのメイを思い出し、

いてもたってもいられなくなり立ち上がる。

それを見た大門も。

出て行こうとする理人と大門を他の執事達が静止する。

「今行ったって状況は変わらない。」と。

そんな執事達に理人は一喝。

「どいてくれっ！！」

固まる執事達。

「俺は・・・メイさまのところへ行く！！」


ヤバイ！！ ちょ～かっこいい (＞艸＜*)



理人と大門はメイとみるくの元へ向かう。

その時、目の前からルチアが・・・

理人は大門に先に行けと。


「彼女を救うことは出来ないわ。

でもね、私なら助けてあげられる。

あなたが私のところに戻って来てくれるならね。」


ホント憎らしい女。



みるくを連れ戻しにやって来た男達。

必死に逃げてたメイたちだったが、

とうとう逃げられなくなり捕まってしまう。


そこへ大門が助けに現れる。

「お迎えにあがりました。みるくさま。」

「バカ！！ こんな傷だらけになって。」

銃口を向けられる。

「大門！ 離せ！！」

「離しません！！

言ったでしょう？ 自分はずっとみるくさまのお側にいます。」



理人はルチアに

「お断りします。私はメイさまの執事ですから。」と。

「そう。分かったわ。」


いやにあっさり引き下がったな・・・



理人がメイの元へ駆けつけると、

組織の男達は突然帰って行ったと。

みるくは大門と楽しそうに遊んでいると理人に教えるメイ。

メイが今頃になって震えだした。

「あれ？ おかしいな。 安心したからかも。」とメイ。

そんなメイを見て理人は後ろから抱き締める。


や～ん♪ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そんなことされたらマジヤバイって！！ (笑)



理人は我に返り、「あ、失礼致しました。」とメイに頭を下げる。

そこへ剣人が来た。

頭を下げ続ける理人、固まってるメイ。

そんな２人を見て剣人が、

「お前、こいつに変なことしたんじゃないだろうな。」



メイが学園に戻ると、嘆願書のお陰で処分はなくなっていた。



ルチアに会うみるく。

みるくはオンブラに降格したらしい。

ルチアは「あなたならすぐに上がれるわ。」と言われる。

みるくは「白々しい。」とルチアを睨む。

研究所にハッキングして、監査を呼んだのも撤退させたのも

全部ルチアの仕業だと知っていると。


「お前は支配欲の塊だ！！

でも私たちは思い通りにはならない！！」


みるくちゃん、再びかっこいい♪



みるくがメイに勉強を教えてる。

メイの味方がまた１人増えたわね。



メイを退学にさせなかったのは、

確実に理人を取り戻すためだと忍。


「これを使うしかない。」と女生徒に写真を渡されるルチア。

女生徒はメイの弱点は理人で、理人も今やメイが弱点だと。

「そうね。もう手段は選ばないわ。

取り戻せるなら、たとえ理人様が壊れてしまっても。」


最低な女だ！！

この女生徒は誰だ！？



翌日。

教室には理人がメイを抱き締めてる写真が沢山貼られていた。




理人とメイの関係が少しずつ変わってきましたね～。

いい加減ルチアはどうかと思いますよ？

ってか、なんであんな権限あるの？

みるくちゃん、ルチアの仕業だって理事長にチクればいいじゃん！！

理事長だってルチアやソーレたちがしてること分かってんでしょ？

なんでステラ取り上げないの？

レディとしての振る舞いじゃないって取り上げればいいのにさ。

変なの～。

イジメ？みたいなことは目をつぶるのっておかしくない？

金太郎さんもいい加減ルチアを押さえつけないと・・・

あんなのが後継者になったら大変よ！！



それにしても、あんな写真貼られちゃって

理人とメイはどうなっちゃうんだろうか・・・



第１話　第２話　第３話　第４話