法医学者・真壁天は、人間と関わるよりも
死体を解剖して分析する方がマシだと思っている生粋の人間嫌い。
しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられ、
さらにそこで、死体分析で鍛えた優秀な観察眼を発揮して、
能力を見込まれてしまう。
いやいやながら様々な親子の闇に関わっていく真壁だったが、
ある日から、彼が虐待を指摘した親たちが、次々と首吊り死体で発見されていく。
死体の状況を聞いた真壁は、自身が小学生時代に目の当たりにした、
親友・ハルの首吊り死体を思い出す――。
犯人は意外といえば意外だった。
けどラストの繭のことがショックすぎて・・・
かすみが無事だったことが唯一の救い。
シリーズ化しそうな気もするけど、
読んだらきっと繭のことを思い出すから出ても読まないだろうな。
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