ショコラトリーの2階に事務所を構える私立探偵、志貴恵大(しきけいた)。
憧れて探偵になったものの依頼は飼い猫捜しばかり。
そんな時、事務所の大家から瀬橋大学情報科学科の知人を訪ねるよう頼まれる。
研究室に向かうと、そこには金銅色の瞳の艶やかな黒猫と
大学教授らしき男、新家明(にいのみあきら)がいた。
恵大が探偵だと知った明は猫捜しの話を聞き、
おもむろに自分が作った生成AIを起動。
そして、一連の猫の失踪は、偶然ではなく犯罪であると言い出して――?
猫とショコラトリーに釣られてしまった(笑)
連作短編集のミステリでサクッと読めるけど、
事件自体はなんとも言えないモヤモヤ感が残りスッキリしない。
恵大は名探偵というほどでもないような・・・?
天才大学生の明が作ったで生成AIと黒猫の6(ロク)が凄い気もするが、
AIに人間の機微までは理解できないから、
その部分を補う恵大が事件を解決するにはやはり必要か。
恵大の大家でショコラトリーのオーナー・雅乃さんが気になる。
雅乃さんの話も読んでみたいな~。
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