第2話
『ついに秋山登場』
直が気づいたこととは・・・
1発目の弾が発射されたあと、
次々パスを繰り返すことになる。
そうすると場は流れとなり、
流れたらチップはディーラーの手に。
「私たちの敵は月ノ国の3人じゃない。
真の敵は事務局なんです。」
パスが続くと場にあるチップは32枚。
1回流れれば3100万円がディーラーに渡ることになる。
もし10回流れたらプレイヤーが損をする。
タイムをかけようとする直を秋山が止める。
直が気づいたことは、
秋山と福永はとっくに気づいていた。
「あるんだよ。
俺たちには、もうひとつ策がな。」
西田がパスしたあと、撃つ福永。
場のチップを獲得。
「どうして今、引き金を引いたんですか?」と直。
9、10、11発目で弾が出たので、
重心を考えると15、16、17発目が予想される。
西田が1度しかパスしなかったのに、
福永が引き金を引いたのは西田への罠。
「福永は今、餌を蒔いたんだよ。
西田はその餌に必ず釣られる。
見てろよ。
あいつはもう一度引き金を引く。
そして弾をくらう。」
そして引き金を引く西田。
15発目は被弾。
「だから言ったろ。
餌に釣られるって。」
勝利を確信し笑い出す福永。
そこで直が勝手にタイムを取る。
折角いい流れだったのに、
なんでタイムを取ったのか怒る福永。
どうしても福永に話したいことがあると言う直。
「今のって、福永さんが仕掛けた罠なんですよね?」
ワザと引き金を引いて西田に違和感を与え、
西田を惑わされた。
更に言葉で上手く操って、西田に引き金を引かせたのだ。
月ノ国では、西田がチームの人に責められ、
階段から転がり落ちてしまう。
直が西田に声をかけた。
「大丈夫ですよ、西田さん。
このゲーム、西田さんは負けません。
だから安心して下さい。」
直は福永にこれからどうするのか聞いた。
福永は2回場を流して勝ちを取る気だった。
「そこなんです。
私がタイムをかけた本当の理由。
実は福永さんにお願いしたいことがあるんです。
次、撃って下さい。」
ワザと被弾して引き分けにし、
事務局にお金を流さないようにするべきだと。
そのあと、秋山と自分が勝って、
月ノ国の人たちも救済すると提案。
しかし福永は乗らない。
「あ~あ、勿体無い。
ここを引き分けにした方が、
福永さんが大儲け出来る、凄い策があるのに。」
福永は秋山にも聞いてみる。
「俺たちは小銭を稼ぐよりも、
もっとでかいことを狙ってる。
ただそれだけだ。」
ゲームに戻った福永は悩みながらも
2連続撃ち被弾。
ゲームは引き分けで終わる。
「なぜだ。なぜ撃った。」
「パスしたら、お前ら助からないだろ?
お前ら3人助けるために、ワザと撃ったんだよ!!」
福永が直にさっきの儲け話を聞く。
「ああ~。あれは・・・嘘です。」
怒る福永。
「何で怒ってるんですか?
これはライアーゲーム。
騙し合いのゲームでしたよね?」」
「秋山、お前まで何で?」
「このふざけたゲームを開催している
事務局の正体を暴き、そして潰す。
あいつらに無駄な金は流さない。
だからお前に撃たせた。
あのままパスし続けていたら、
チップは奴らに渡っていたからな。」
「大丈夫です。
私と秋山さんが必ず勝ちますから。」
それを見ていた谷村とエリー。
「何バカなこと言ってんだよ。
おい、まさかホントに奴らが事務局を潰せるとでも?」
「無理でしょうね。
彼らには、あそこに辿り着くことすら難しいはず。」
中堅戦は17ポーカー。
JからAまでの絵札とジョーカーのみの
17枚のカードを使ってやるポーカー。
リハーサルの代表者として、
自ら名乗りをあげる直。
その頃、別会場では・・・
「ねっ。私の言った通りでしたよね。
必ず勝てるって。」
リョウが笑顔で言った。
リハーサルを始める直と菊地。
カードが切られ、場代としてチップ5枚を出す。
ファーストベットが行われる。
最初に賭けられるのは5~15枚まで。
菊池は5枚。
直はレイズ、コール、フォルドの3つから選択。
レイズは賭け金を上げること。
コールは相手が提示した金額で勝負を受けることで、
相手が出した同額のチップを出す。
フォルドはこれ以上勝負なんて無理の時、
勝負をせずに負けを認めると、勝負は不成立に。
そしてチップは相手の物になる。
「レイズ。チップ10枚出します。」
菊地はコール。
直はカードを3枚交換。
AとKの2ペア。
菊地も3枚交換したが浮かない顔。
ここで最後のベット。
ここではチップを30枚まで賭けられる。
直は勝負だと思い、チップを30枚ベット。
迷いながらコールする菊地。
勝負はJの3カードで菊地の勝利。
直がベットした45枚のチップは菊地に。
堪らず福永がタイムをかける。
このゲームは普通のポーカーと全く違うと説明。
鍵になるのはジョーカー。
ジョーカーが手元にあるかどうかで勝敗が決まると。
ゲームに戻り、2勝3敗で直の負け。
菊地は17ポーカーというゲームに限って言えば
相当手強いとエリー。
谷村に菊地の資料を見せる。
「そうか、そういうことか。
面白い。
これはマジで秋山が食われるところが
見れるかもしれないぞ。」
「実はひとつ気になることがある。
リハーサルの時、菊地はカードを4枚交換した。」
直が普通ですよねと言うも、
「いいや、17ポーカーでは、それが普通ではない。
17ポーカーはジョーカーを除けば
カードは4種類しかない。
つまり5枚のカードが配られた時点で、
最悪でも1ペアは出来ている。
仮に1ペアだったなら不揃いの3枚を交換するはず。
つまり、このゲームにおいて4枚換えなんてありえない。」
「じゃあ、なんで菊地さんはそんなことを?」
「さぁ? もしかしたら気付いたのかもな。必勝法に。」
秋山と菊地の中堅戦が始まる。
秋山は最初からジョーカー入りのストレート。
直は喜ぶが、福永は最悪だと。
「最初にいい手が来てカードを交換しないと、
相手が勝負に乗ってこない可能性がある。
ここは、地味に5枚ベットして様子を見た方がいい。」
しかし秋山は交換なし。
10枚ベットで菊地がコール。
秋山、菊地、共に3枚交換。
セカンドベットも10枚の秋山。
菊地はコール。
秋山はAの3カード、
菊地はJとKの2ペアで秋山の勝ち。
「そうか~。そういうことだったのか。
秋山のヤツ、やりやがったな。
今のは運なんかじゃない。
全てあいつの狙い通りだったんだよ。
秋山はAとジョーカーを残して3枚換えをした。
ジョーカーがあれば3カード以上が確定するから、
ストレートと役の強さは大して変わらないし、
フルハウスや4カード以上になる可能性もある。
しかも3枚換えをすれば、
こっちの手は悪いと思い込ませることも出来る。」
続くゲームも秋山が勝利。
月ノ国がタイムをかける。
向こうのペースになってると言われ、
笑い出す菊地。
「お前ら何にも分かってねぇな。
今の2回は全て、俺のシナリオ通り。
俺はこの2回で完成させたんだ。必勝法を。」
「菊地は気付いたようだな~。
このゲームのカラクリに。」
「ええ、これで秋山に勝ち目はなくなった。」
(そして私たちは想像もしていませんでした。
まさかこのあと、
秋山さんが徹底的に打ちのめされるなんて。)
「教えてやるよ、俺の必勝法を。
次のゲーム最初の手札に
ジョーカーが来るようにしてやるよ。
それも一番左側に来るようにな。」
第3ゲームスタート。
菊地の手札の左側には、
本当にジョーカーのカードが。
(そう。
菊地さんは完成させていたのです。
あの秋山さんを凌駕する究極の必勝法を。)
ロシアンルーレットはやっぱ秋山も気づいてたんだね。
だよね~。
直が気づいて秋山が気づかないなんて、
ちょっと有り得ないよ。
有り得ないこともうひとつ。
秋山負けないでしょ~。
負けたらそこで試合終了ですぞ(笑)
ダメだと思わせといて、実は・・・なんでしょ?
若干、直にイライラします。
能天気と言うかなんと言うか・・・
秋山と自分で絶対勝つとかよく言えるよね。
秋山は別にしても、直が絶対勝つとは思えないでしょ(笑)
ま、福永が引き分けにしちゃったから、
ドラマ的に多分勝つんだろうけど・・・
それにしてもこのドラマのレビュー疲れるね(‐∀‐;)
訳分かんなくなってくる。
ライアーゲーム 全11話
第1話
一からゲームを考えたら全く浮かばないもんね。
その時の菊池に期待(笑)
ホント、よく考えつきますよ・・・(‐∀‐;)
ただ見てるだけでも大変なのに(笑)
あ、やっぱそうですよね(笑)
秋山にしてやられた時の
菊地のリアクションが楽しみですね。