CASE ０７
『かなりヤバい事件』
都民との交流会イベントに借り出された対策室メンバー。
忙しいのに！と不機嫌の絵里子。
対策室にも見学者が入って来る。
そんな中、ある男が紙袋を絵里子の机の下に置き、
その場を離れた。
取調室を案内していた花形。
その後をついて来たさっきの男が、
取調室を開けて中に入り立て籠もる。
花形が絵里子に報告。
「そんなことで一々呼ばない！」
男は手錠を出し、自分の手を窓の鉄枠に固定。
驚いた花形。
そして男は手錠の鍵を見せ、口へ入れ飲み込んだ。
花形は絵里子に手錠の鍵を飲み込まれたと伝える。
「ただの警察マニア１人対処出来なくてどうするの？」
「僕は・・・誰でしょう？
時間がないので１２時までに
僕が誰か思い出して下さい。」
「誰に向かって言ってんの？」
「対策室の方たちにです。
そのために宿題を出させてもらいましたから。」
対策室にメールが届く。
メールには写真が添付されてあった。
「宿題ってな～に？」
「僕を思い出すためですよ。
出来なければ、当然罰が待ってる。
僕は時計を巻き戻しに来たんです。」
メールにはバス停が写っていた。
するとゴミ箱が爆発する事件が起きる。
名簿に書いてあった男の名前は偽名。
住所もデタラメだった。
メールも海外のサーバーを経由していて出所は分からず。
男は口の中から鍵を出し手錠を外す。
「ここに居る理由が出来た。」
対策室に宿題のメールが届いた。
『宿題その１
パートナーとの思い出の公園と言えば？（制限時間２０分）』
写真も添付されていた。
写真からその場所は岩井に関係している場所と判明。
現場に向かうもイタズラだった。
またメールが届いた。
『宿題その２
今も心に残る銃弾は？（制限時間２０分）』
またしても写真が添付されていた。
その場所は片桐に関係していた場所で、
現場へ行くとまたもやイタズラだった。
田所が男のリュックを調べるも指紋が出なかった。
しかしフッ化水素が入った容器が。
男はさっきここの警視監の手につけておいたと。
最後の宿題メールが届いた。
『全ての答えは、２人をつなぐあのセレクトの中にある』
絵里子と野立は考えていた。
２人が関係していた事件があり、
その事件が対策室設立のきっかけになった。
絵里子は対策室が危ないと。
絵里子の机の下から紙袋が見つかり、
中にはフッ化水素が・・・
対策室誕生は広報紙に何度も書いているから、
警察関係者なら知ってると野立。
警察関係者で写真を照合し、見事にマッチ。
小暮雅夫、元警察官で花形の同期。
配置された場所で上司に苛められ精神的に不安定になり、
万引きをして半年前に懲戒解雇となっていた。
「ああ、優秀な俺を妬んだバカな上司にな。
なのにお前は葛飾署から対策室に引き抜かれ 刑事か。」
「それが理由？ こんなことをした。
花形への恨み？ 彼は関係ないでしょ。」
優秀だった自分が対策室に選ばれず、
花形が選ばれたことが許せなかったと小暮。
花形に土下座しろと要求する。
「謝る必要ない！
そんなことのためだけに、こんな大それたことをしたの？
人の命を弄ぶんじゃない！！
何甘ったれた事言ってんの？
運がいいだけ？ バカじゃない？
自分の人生、運、不運のせいにしてる時点で、
アンタは終わってんのよ！！」
謝ると言う花形に謝る必要はないと絵里子。
小暮は起爆装置を押した。
しかし対策室では何も起こらず・・・
小暮が狙ってたのは花形の母親だった。
してやったりの小暮、怒りが込み上げる花形。
しかし絵里子が既に動いていて、
花形の母親は無事に保護されていた。
「テロを起こす犯人が立てこもる場合、
必ず逃げ道を確保してる。
あなたの場合、花形を苦しめるため。
自爆テロじゃない。
だから、対策室に置いてある装置も本物じゃない。
そこで もっとも花形を苦しめる方法を考えた。
それは、彼の身内を殺すこと。
なぜなら、あなたのたったひとりの身内であるお母さんも、
あなたが懲戒退職をした直後に亡くなってるから。」
そして小暮を確保。
バーで飲んでいる絵里子と野立。
絵里子は何故あのメンバーだったのかと野立に問う。
「捨て駒が必要だ。
組織と野立会には。」
「相変わらず最低！」
そこに木元からのメールが届く。
野立にも見せ、２人で『かなりヤバイ』のサインをする。
小暮の動機がちょっと・・・
ただの逆恨みじゃんか(-_-;)
田中圭くんがなんか勿体無かった気がした。
それにしても『かなりヤバイ』のメール内容が
気になって仕方がない！！
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