ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

勉強になる

2020年07月24日 | ガニアン


丸馬場でななちゃんのマンツーマンを受講。
すごく勉強になりました。
そもそも、ななちゃんの騎乗を見ることが好きです。

馬が犬になる(人に対して従順になる) 

のを見てから、本当に面白くて。
馬の表情や仕草の変化が見てわかります。
興味深く、見ているだけで勉強になります。
今、習っていることがまだガニアンには要求することができず、
馬もできないだろうと思いこんでいたし、自分も自信がなかったので
ただただ、トラブルがないようにと思って乗っていたのですが、
それは違いました。
どの馬に乗ってもベースの約束事は変わらないわけで、その要求度や
できる、できないに差はあれど、一つ一つの約束事を作っていく作業は同じ。
そうやって馬に繰り返し繰り返し教えていくんですね。
決して無理強いすることはなく、馬を少しだけ頑張らせてみる感じで、
馬もちゃんと応えていました。

馴致も大切なことですが、馬が無駄な力、無駄な頭を使わずきちんと仕事をやることも大切。

正しい事をストレスなくできたら、誰が乗ってもその人が正しい事をすればストレスはない。
その正しい事を日々私たちは学んでいるわけですから、正しい事に反応してくれる馬は
私たちの先生でもあります。
生まれ持っての性格が鷹揚であれば、約束事もおおよその感じで受け止めることが
できるんでしょうが、繊細な馬はそうはいかないと思います。
約束通りの乗り方をしてやることが一番ストレスがないように思います。
トレーナーの約束事のスイッチを自分で探す作業は必要ですが。
基本的にはトレーナーの乗り方を研究することだと思います。
そう言っておきながらガニアンの場合、所長の乗り方ですが、所長は天才なので無理です。

前半はななちゃんの騎乗を研究、後半は私が騎乗。
いつもとは違ってハミにしっかりと出ていました。
丸まって動くことが常で、そうすれば馬間も取りやすいし、物見されることもないので
とりあえずはそうして乗っていましたが、それはセオリー通りではないし、K2先生なんかが
見たら、「あ~あ…」ってことだと思ってはいました。
さらに今、習っていることと逆の事をしているのですから、、、
自分に自信がなくて、要求することもできないし、淡々と乗る事だけでしたが、これからは
それはダメですね。
馬はちゃんとハミを追っていきましたから。
上手く反応してくれない駈歩発進も、結局は自分の目的が

「何が何でも駈歩を出す」

ことになっていて、馬の反応に意識がいっていなかったことが原因でした。
ちゃんと反応を感じる事ができた時もあるので、それが正解だったけど

つい、がむしゃらになってしまっていました。
馬が考えている時間がない状態です。

馬がハミを追っていく状態
馬の一つ一つの反応を見逃さない
そのためにゆっくりでいいので1歩1歩を感じる
一つの要求に対する馬の反応
馬が応えたら、私も応える(褒める)

本当に勉強になりました。
勉強しているD君に乗るたびに私も勉強させてもらって、ガニアンには申し訳ないけど
ガニアンで練習、研究させてもらっている。
D君も私の先生です。感謝。
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