ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

グランドワーク講習会

2019年06月06日 | Weblog
トップガンクリニックがとっても面白くてはまってしまった私。
縁あって宮田氏のグランドワーク講習会を受ける機会をいただきました。
競技前だったのですが、思い立ったら即行動が今年の私です。
鶴見は、昔、TOTOさんとシャロンの講習会に参加して以来でした。

グランドワークとは馬に乗っていない時の関わり。
馬と人との信頼関係を築くことが目的だととらえています。

人それぞれ、その方法は違うと思いますが、目的は同じです。



モデルは新馬なのかな??
サラブレッドの女の子でした。
牝馬は警戒心が強い分、依存心も強いというのが私の印象です。
信頼関係が出来れば、どんどん依存してくる。
表情や素振りが変わるものわかりやすいです。
案の定、普段から面倒を見ている方にはとても大人しくなついているように
見えました。

デモ中はさすがに緊張していましたし、緊張のあまり、悪癖もでず
ただただ警戒している様子でした。
なので馬が考えて行動しているのもわかりやすかったです。

まずは馬に寄り添い、人間が心を開くことから始める。
人間が心を開かないのに、馬にこっちの言うことを聞けっていうような
理不尽なことはあり得ません。
馬がこちらに興味を示すところから始まります。
練習馬は特に、たくさんの人を背にがんばっていますから、人間という
大きなくくりで認識しているのだと思います。
大勢の中の一人ではなく、唯一の人になるために、馬とのルール作りは
大切だし、それが楽しみです。

今までなんとなくやってた事も、馬の動作も何もかもに意味がある。

なんとなく流れ作業のようにやっていた事が重要であり、チャンスである。

まずは馬を知ること。
心を開く、馬がこちらに興味を示す。
些細な行動、目の動き、口の動き、筋肉の緊張、そういうところでしか馬は
表現できません。

正しい意味を知り、正しい関係を築く。
歩み寄り、忍耐、我慢、根気、継続、冷静な心。

馬と関わるってそういうこと。

そして馬がもっとおもしろくなる。
そしてますます馬が好きになる。

もっといろいろ知りたい。

あーちゃんに出会って、なかなか力みがとれなくてくじけそうになっても、
どんどん表情が変わっていくのが見て取れて、時間はかかるけど絶対に仲良く
なれると思っていましたが、現実は練習馬にはそんな時間はなかったし
これから出会う新馬にしても、どんなに乗りやすくても人馬の関係性が
悪いことは致命的。
自分に何ができるのかはわからないけど、たくさん勉強して、私のところに
巡ってくる馬が必ず幸せであるように、そうできるようにと思うのです。

グランドワーク、、、

私はまだまだ何もわかっていません。
なので、勉強。
本で読んでもわからなかったことが、実演を見て少しわかったような。
次回も受けたいです。

  

そんなんで、冬馬君にもやっと会えました。
思ったよりも小ぶりでしたが、表情に気の強さが出ていました。
う~~ん、なかなか手強そうだぞっていう印象でした。
人懐っこくて可愛かったです。
コメント (2)
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