ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

最大の難関日

2006年05月28日 | sun

私のクラブは市民公園に隣接しています。
だから週末はSUNにとってはとても刺激的で、見る物もたくさん、いろんな音が
聞こえてきて、突如、何かがSUNを目がけ突進してくるような事さえあります。
冬場はそれでも人も割と少なくて、SUNも特に怖がることもありませんでした。
年が明け、お正月は凧揚げ。でもそれもあまり気にならなかったようです。
だんだん暖かくなり、お花見シーズン。
隣接する公園はそれは見事な桜で、年々お花見客は増える一方。
だけど、今年は週末、雨が多くて、私とSUNにとってはラッキーでした。
とはいえ、その頃のSUNはよく暴れて同じレッスンの会員さんに怒られたり
しましたが。
風の強い日も暴れて乗れなかったり、先生が障害のバーを移動する音に驚いて
跳ねたりして。
だけどだけど、今日はそんなこと、比べものにならないほど大変な1日なのです。
年に1度の『原人祭り』。
安全馬と言われる馬さえ、ただならぬ雰囲気にびびってしまう、そんな1日。
公園ではフリーマーケットや屋台が建ち並んで、設置された舞台ではライブや
その他のイベントがある。
お祭りです。とにかく人が多いし、みんなハイテンション。
SUNも蹄洗場では遠くを一生懸命見ています。
音楽が鳴り響いています。
「は~い、どうもどうも」マイクで話すは、初心者の頃の私の先生。
だけど懐かしんでる余裕はありません。
何事もないようにSUNを馬場に連れ出します。SUNは遠くを見てますが、特に
変わった様子はありません。
馬場をまずはゆっくり歩いていきます。公園側にくるとやっぱり気になる様子。
だけど、あまりにもたくさん見る物があってビクビクじゃなくてオロオロ
先生たち、遠くで笑ってる
「SUNの目、見てどこ見て良いかわからん状態になってる
私もおかしくて笑ってしまいます。
今日は無理せずに慎重に運動しようと思っていました。
準備運動も第2蹄跡のまだ内側を使いました。
でも、私の心配をよそに、SUNはマイペース。
今日は輪乗りでしっかり動いた後、伸縮運動の練習をしました。
輪乗りでは昨日の効果があり、肩から倒れ込むことはなく、当たり前の輪乗りが
描けました。脚位置だけです。先生、ありがとう
駈足もそうです。イメージすることはまだできず、水曜の先生の言葉は頭に
あったのですが、SUNを待てない。だけど、なんとかゆっくりとは発進ができました。
頭にあるから、きっともうできるようになる。
手前も大丈夫でした。内方姿勢を気にしないでも真っ直ぐ乗れて真っ直ぐ推進でき
ていたからでしょうか。輪乗り中でSUNの頭を外に向けたり、内に向けたりという
柔軟運動の後だったからでしょうか。
とにかくゆっくりと発進できてよかった…。
伸縮運動は伸びる方はがんばってもらい、縮む方は我慢してもらい。
部班の真ん中に入ってしまったので、思うようにSUNを走らせてあげれず、我慢ばかり。
かわいそうな事をしました。苦しくて頭を上下に振ってました。動けなくなって
しまったんですよね。
拳の問題だけではないです。でもこういう時は特に拳は気をつけないといけない。
とりあえず前に推進して動ける状態を作ることを考えました。
だけど、すーっと前に出たのは1度だけ、その後はやはり動けないよ~と
言ってました。ごめん、SUN。
次からは部班の位置取りを考えてあげないと。

レッスン後、「今日はSUNとヒマワリには乗りたくないよねって言ってたんですよ。」って
言われました。
私、ちょっと得意げに「今日はSUN、全く問題なかったですよ。良い子でした。」って。
だって本当に良い子だったんです。

ちなみに私のレッスン中のライブは和太鼓。ドンドコドンドコ、そいや!!って
かけ声。SUNはどう思ってたんだろう…。

レッスン後は疲れて居眠りしてました。

コメント (2)
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