▼国に対し一自治体が反旗を翻す「津軽海峡の戦い」の初戦が、7月3日の東京地裁で行われる。
第一回口頭弁論には、函館市の東雲城主(市役所が東雲町にある)工藤寿樹市長が、自ら法廷に立つ。
市内最大組織、函館市町会連合会(184町会)も、東雲城に集結する決断をし、参謀本部となる大間原発建設凍結実行委員会なるものを立ち上げ、城主と行動を共にすることになった。
▼市内最大組織である市町連が動き出したのは、各部隊に大きな影響を及ぼすに違いない。
市町連は5方面の大隊で構成されている。その中の北部方面(33町会)が先日作戦会議を招集し、方面の中からも実行委員会を結成し、戦意高揚に努めることになったという。
他の方面も、そのような流れになれば、指令系統が強化され大隊の勢力も強固になるに違いない。
▼さて、参謀本部の事務局長は、不肖私、市町連総務部長がその任を負うことになった。
軍師黒田官兵衛の役だが、私の場合“白黒だあっかん兵衛”だ。
各町会長には様々な個性的な人物がいる。
教師・元や現の市会議員・社長・警察・医師など、それぞれの主張が強く、軍師役としては目を白黒、時には“あっかんべい”をして、強行採決に持ち込まなければならないからだ。
▼まずラブレター作戦。第一弾は「親愛なる大間町民へ」という、隣人函館市民からの「建設を中止できるのは、あなた方大間町民の勇気にかかっている」という、町民攪乱戦法のようなものだ。
これは善良な市民を傷つける姑息な手段だと一蹴され、どうせなら、内閣総理大臣アベシンゾウにということで、文章作成に取り掛かった。
※戦後間もない頃のイカ漁の風景だ。子供まで乗っている。30年後半頃に文部省から禁止された。

▼あくまでも市民の目線での総理への手紙という内容だったが、内閣総理大臣に市町連会長が差し伸べる手紙が、このような平易な文面では失礼ではないかと、これまた一蹴された。
文章に品格がないとまで指摘された。「品格とか美文ではなく、市民の真心と情熱を持たなければ、総理の心に届かない」と抵抗を試みたが、これまた却下だ。
私の文面は「市民に納得の行く説明を総理自らして欲しい。もし、函館にお出でいただければ、美味しいイカ刺しでおもてなしをします」というものだ。
追伸まであるという、あくまでも素朴な函館市民の言葉でだ。
▼そんな部分は当然削除となったが、訴えたい内容の部分はそっくり残ったので、良しとしなければならない。
総理に届けようと思っても、経済産業省の窓口あたりでゴミ箱行きかもしれない。
そこで地元選出の衆参両議員に託すことにした。「函館市民の声を必ず総理に届けてもらいたい。それがあなた方の使命だ」と。届かないようなら、議員として認めない?!
▼市町連が総理に手紙を送ったと報道されれば、市内各界もいよいよ立ち上がるに違いない。
参謀本部の狙いは、市内各界が一丸となり、様々な災害の克服に努めよという、昭和36年制定の「函館市安全都市宣言」
に謳い上げられた、先人たちの郷土愛あふれる精神を踏襲することにある。
以上が、市町連大本営からの近況報告である。
第一回口頭弁論には、函館市の東雲城主(市役所が東雲町にある)工藤寿樹市長が、自ら法廷に立つ。
市内最大組織、函館市町会連合会(184町会)も、東雲城に集結する決断をし、参謀本部となる大間原発建設凍結実行委員会なるものを立ち上げ、城主と行動を共にすることになった。
▼市内最大組織である市町連が動き出したのは、各部隊に大きな影響を及ぼすに違いない。
市町連は5方面の大隊で構成されている。その中の北部方面(33町会)が先日作戦会議を招集し、方面の中からも実行委員会を結成し、戦意高揚に努めることになったという。
他の方面も、そのような流れになれば、指令系統が強化され大隊の勢力も強固になるに違いない。
▼さて、参謀本部の事務局長は、不肖私、市町連総務部長がその任を負うことになった。
軍師黒田官兵衛の役だが、私の場合“白黒だあっかん兵衛”だ。
各町会長には様々な個性的な人物がいる。
教師・元や現の市会議員・社長・警察・医師など、それぞれの主張が強く、軍師役としては目を白黒、時には“あっかんべい”をして、強行採決に持ち込まなければならないからだ。
▼まずラブレター作戦。第一弾は「親愛なる大間町民へ」という、隣人函館市民からの「建設を中止できるのは、あなた方大間町民の勇気にかかっている」という、町民攪乱戦法のようなものだ。
これは善良な市民を傷つける姑息な手段だと一蹴され、どうせなら、内閣総理大臣アベシンゾウにということで、文章作成に取り掛かった。
※戦後間もない頃のイカ漁の風景だ。子供まで乗っている。30年後半頃に文部省から禁止された。

▼あくまでも市民の目線での総理への手紙という内容だったが、内閣総理大臣に市町連会長が差し伸べる手紙が、このような平易な文面では失礼ではないかと、これまた一蹴された。
文章に品格がないとまで指摘された。「品格とか美文ではなく、市民の真心と情熱を持たなければ、総理の心に届かない」と抵抗を試みたが、これまた却下だ。
私の文面は「市民に納得の行く説明を総理自らして欲しい。もし、函館にお出でいただければ、美味しいイカ刺しでおもてなしをします」というものだ。
追伸まであるという、あくまでも素朴な函館市民の言葉でだ。
▼そんな部分は当然削除となったが、訴えたい内容の部分はそっくり残ったので、良しとしなければならない。
総理に届けようと思っても、経済産業省の窓口あたりでゴミ箱行きかもしれない。
そこで地元選出の衆参両議員に託すことにした。「函館市民の声を必ず総理に届けてもらいたい。それがあなた方の使命だ」と。届かないようなら、議員として認めない?!
▼市町連が総理に手紙を送ったと報道されれば、市内各界もいよいよ立ち上がるに違いない。
参謀本部の狙いは、市内各界が一丸となり、様々な災害の克服に努めよという、昭和36年制定の「函館市安全都市宣言」
に謳い上げられた、先人たちの郷土愛あふれる精神を踏襲することにある。
以上が、市町連大本営からの近況報告である。