カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

ラボラーチャ名物

2008-06-18 23:23:53 |  └・エスニックなど

私があまりにも勧めるのでみんなで「ラボラーチャ」へ行くことになった。大好物のアボガドディップにコロナビールだけで満足してしまう私も、人が集まれば他の料理も食べるチャンス。鶏の丸焼き「くるくるポージョ」を注文。これ、大人数じゃないと頼みづらいメニュー(でも残ったらテイクアウトできるらしいので心配はいらなかった)。専用のロースターで時間をかけて蒸し焼きにするので、皮はパリッと、中はふっくらジューシーでおいしい。スパイスにつけこんであるので鶏の臭みも消え、肉の臭みが苦手な私にもおいしくいただけた。
写真右はトルティーヤ。ぱりっと焼けた香ばしい皮にとろりチーズと豆のほくっとした感じがおいしい。昔働いていた事務所の前にトルティーヤの屋台が出ていて、当時カメラマンアシスタントで食事をとる暇も無かった私は、スタジオに向う道すがらトルティーヤをかじっていたっけ。なつかしい味。
いつもはちょっとのおつまみで飲んだくれるまさにラボラーチャ(スペイン語で酔っ払い)な私も、今日は小鳥のように食事とおしゃべりを楽しんだ。あら、私まるで女の子みたいだ。いつまでもかわいく華やいでいるみんなといて、やっぱりもっと女の子らしくしなくてはと反省を心にとめつつ、楽しい夜は更けたのでした。

■Laborracha
福岡市中央区高砂1-15-7-1F
TEL 092-534-3544/OPEN 17:30~1:00
http://www.laborracha.net/index.htm

探検!おいしいビル(AyuWerdhi)

2008-06-17 23:47:26 |  └・エスニックなど
大名リバティビル、私が勝手に「おいしいビル」と呼んでいる建物、くいしんぼう的第六感がここにはおいしいものがあると言っている。下手な占い師よりもこれに関しては私が絶対上だ。2Fに私が大好きなメキシコ料理店「エルボラーチョ」が入っているので良く行き、他のお店の看板を見てはおいしそうだと思いながら、やっぱりエルボに行ってしまうので、なかなかその実を確かめたことがなかった。
さて、会社の人とこれから飲みに行こうとなった。お店どこにする?で、ピンと思い出したのが「おいしいビル」。その上階にエスニック料理屋があったはず、そこに行きたい。でも店名が分らない。「大名リバティビル」で住所検索をしたらヒットした。「AyuWerdhi」という名前だった。

バリ調のどっしりとした家具に落ち着いた照明、秘かに川が流れてたりしてなかなか雰囲気のよい店内。BGMのガムランディの音が異国へ誘う。いいね。いい感じ。
メニューはバリ料理を中心に、タイ、ベトナム、インドなどのエスニック料理が並ぶ。どれもおいしそう。それにお酒のメニューも多い。そっかここはレストラン&バーなのね。エスニック料理に豊富なお酒、ますますいいじゃない。
まずは数品頼んでみた。上写真右はベトナムの上げ春巻き、左はサテ(バリ料理)、これがハーブがいきててかなりいける。

見慣れぬ料理も多いのでお店の人にお勧めをもってきてもらう。中でも特に気に入ったのが「エビのスパイス煮込みココナツ風味」ココナツ好きの私には垂涎もののこの香り。ココナツの甘い香りとスパイスの豊かな風味、海老の旨みがすごくよくマッチしていて、とってもおいしい。パクチー好きの私のためにもう一品用意してくれたのがプーケットのやきそば(パクチー多め)。ナンプラーと海老の旨みのしみた麺がおいしくて具も野菜もたっぷりなのもよい。
ここの味のよいところ、それはフレッシュハーブをケチらないこと。バジルにレモングラスにパクチーに、その香りは体を元気にしてくれる。本格エスニックを名乗っていてもハーブは大葉で代用されていることが多い。ま、紫蘇だってハーブだけどさ、それだけではハーブ好きの私の心は満たされないの。
美味しい料理にお酒もすすみ、上機嫌。何よりもまたひとつお気に入りのお店ができた事が嬉しい夜なのでした。

■AyuWerdhi(アユウルディ)
リアル アジアン エスニック レストラン&バー
福岡市中央区大名2-3-2-6F
TEL 092-715-7773/OPEN 18:00~4:00 月曜定休
http://www.ayu-werdhi.net/index.html

生涯で一番おいしいパン(即興詩人)

2008-06-14 19:26:04 |  └・パン

最近の母の楽しみはおいしいパンを食べることらしい。というわけで、美味しいパンを週末に買って帰るのが私の使命となった。しかしこれが実にむずかしい任務なのだ。菓子パンを買っていくと甘すぎるといい、フランスパンが好きというので買っていくと歯医者に硬いものをとめられているといい、ちょっと安いパンだとやっぱり値段がとねといい、かと思えばセールになっていた菓子パンを買っていくとこれはまぁまぁかなと言ったりする。女心って難解だ。かわいそうに、世の男性のやわなハートはこうやって傷つけられているんだね。
とはいえひるんだりしない女の強いハートをもって今日も私は使命を果たすべくデパ地下へ。三越でふと素晴しいものを発見した。それは私が生涯で食べたパンの中で最もおいしいと思う「即興詩人」のパン。迷わずミルクパンとスコーンを買って帰る。
何がどうおいしいかっていうと、とにかくその味わい深さだ。まずこのフルーツにも似た芳醇な香り、そしてしっかりとした重み、パンはふわふわとしたものにあらず。表面はぱりっと、中はしっとりもっちりしながらもほどけるようなやわらかさ。それからえもいわれぬ甘み、小麦粉本来の味と甘みと。酵母がまだ息をしているような生きたパンなのだ。
写真はレーズンスコーン。これまた最高においしい。こんなにしっとりと、甘く香り豊かなスコーンに出会うことはこれからの人生でもない気がする。これを誰かに贈られたら私なら飛び上がって喜ぶよ。
これはという戦利品を得て意気揚々と家路についたのでした。

■天然酵母パン工房 即興詩人
福岡県前原市多久507
TEL&FAX:092-324-3205/金曜定休日
http://www.remus.dti.ne.jp/%7Eijumi-k/sokkyo.html

たまにはリッチにランチ(Passetto)

2008-06-13 19:53:47 |  └・洋食

ランチに出かけた。中学校の同級生で今同じ会社で働いている友達と、友達のもと上司で今は私の上司と3人奇遇の昼食会。せっかくだからおいしいところに行きたいということで「パセット」へ。夜にきたらちょっと緊張しそうなぱりっとした白いテーブルクロスも、ランチタイムに集う奥様達のおしゃべりがにぎやかさに気がまぎれたよう。
デザートにつられて1600円のランチセットにする。サラダがとってもおいしい。パリッとした野菜に鰯の苦味とオレンジの酸味がうまくオイルでつながっていて、これボールいっぱい食べたいなぁ。パスタは夏野菜のトマトソースパスタ。うーん、、野菜がたっぷりなのがうれしいかな。

デザートはコーヒープリン。苦味のきいた大人のプリン。しっかりした食感で、パティシエではなくシェフが作りましたって感じ。うん、これはこれで好きかも。
それにしても、スマートに出てくるボーンチャイナの白いお皿にシルバーをチャといわせたりして、今日はなんてリッチな昼食だぁ。キャベツばかり食べている日々をしばし忘れる。ボーナスのない身分の私を哀れんで心優しい上司がご馳走してくれ、さらに心も懐もあたたまり、金曜の午後はウキウキで過ごしたのでした。

■Passetto
福岡市中央区渡辺通5丁目14-12南天神ビル1F
TEL 092-713-9800/OPEN 11:30-15:30、17:30-22:30 月曜、第2日曜定休

幼い私からの贈り物

2008-06-08 17:58:39 | ★編集後記

幼稚園の頃、おやつに食べた枇杷の種を裏庭に植えてみた。
大人になり、そんなピカピカした好奇心も蔭った頃、ふとみるとうちの庭に枇杷がなっていた。
というわけでうちでは毎年枇杷がとれる。今年もたわわになった。
裏庭に植えたせいか背丈ばかりが高い木。梯子もとどかず、仕方なく上のほうは木に登ってとった。木登りなんてん十年ぶり。しかし案外のぼれるもんだ。これを昔とった杵柄というのか。子供時代木登りしておいてよかったよ。
結局大きな紙袋4杯分の大収穫。私が木に登っているうちから母がご近所に配り歩いてる。しかも娘が木に登ってとったと言いふらしている。よしてくれ、母よ、嫁に貰い手がなくなるではないか。いや、近所には素性が知れているから今さらか。
幼い私からの贈り物、自家製枇杷は今年も甘く実ったのでした。

迷子のひろいもの(自然派スコーン 鵜来島)

2008-06-08 10:50:36 |  └・パン

昨日の事、新しく出来たクレープ屋にいこうとしたら場所を思い違いして迷子に。うろうろしたたらふと通りにでていた「手作りスコーン」という看板が目に留まる。つられて看板の矢印にしたがって路地を入ってみる。つきあたりのちいさなお店。のぞいてみると和菓子屋にあるみたいな木枠のガラスケースにちいさなスコーンがちょこんと並んでいた。なんかかわいい。無添加の手作りスコーンなんですとおくゆかしく前掛けの似合うおばちゃん。せっかくだし買ってみた。
スコーン特有のボソッと感が少なくしっとり、ほろっとした感じ。食感も甘みもやさしい感じ。特にオレンジピールの入ったのがオレンジの香りが豊かでお気に入りになった。今度は他の味も買いに行ってみようかな。こんな拾い物ができるから迷子もまた楽しいもんだと、スコーンをほおばり思うのでした。

■鵜来島(うぐしま)
福岡市中央区警固1-6-11
TEL (092)722-0927/OPEN 11:00~19:00 (売り切れ迄)不定休
http://www.shizenhaugushima.com/

ちょとお茶しに(cafe azul)

2008-06-07 21:24:27 |  └・カフェ

さて、おいしいクレープでおなかもいっぱい、店を出て、ちょっとお茶でもするかと、近くのカフェ・アズーへ。古い民家を改造した実にかわいいカフェ。
今日はケーキが売り切れてしまってるんですけどとお店の人が申し訳なさそうにメニューを出す。売り切れと聞くとなんか食べたくなるのが人の心情。うーむ残念。でもパフェならできますときいて、コーヒーパフェを注文。あれ?さっきおなかいっぱいって言ってなかったっけて友達と笑いあう。まぁ女子ってこんなもんだ。パフェはコーヒームースとゼリーの二層。添えられたビスケットも手作りっぽくさくっとしている。甘すぎず、がんばりずぎず、なんかちょっと片手間に作った感が逆に好感がもてる。おしゃべりがメインのティータイムに少しも邪魔にならないちょこっとスイーツを傍らに、とっぷり日が暮れるまであれやこれやととりとめもなくおしゃべりはつづくのでした。

■cafe azul(カフェ・アズー)
福岡市中央区今泉1-18-42
TEL 092-733-8923/OPEN 12:00-16:30、18:00-23:00 月曜定休

フレンチポップに恋して(la ptite bolee)

2008-06-07 20:52:02 |  └・カフェ

オーケストラに入っている友達の定期演奏会にでかけた。音楽には浅い私だけど、ただ音を浴びてうたた寝したりしてこれまたこの上なく心地よい時間なのだ。身も心もリラックスして帰り道、おなかすいたねぇと友達と新しく出来たクレープのお店へ行くことに。場所を覚え違いしていて、ずいぶん遠回りしたけどようやく到着。ガレージみたいな小さなお店はフレンチポップにカラフルな色合い。いるだけでわけもなくちょっと楽しい気分になる。
そば粉を使ったクレープ、ガレットを注文。トッピングはハム卵チーズの王道☆やっぱこれでしょ。ガレットはそば粉のほのかな風味ともちっとした食感、でも端や底はカリッと香ばしく焼けていて、この具合が絶妙。とろけたチーズに半熟たまごに。おいしいぃ!いい!いいね。朝かランチはいつもこれにしたい。いやいっそフランス人になってしまおうか。ふとメニューをみると、あら、お酒もおいてある。ああ、シャンパン飲みたい。しかし今日は車だから断念。
最初は二人ともデザートクレープまで食べるつもりでいたのに、結構満腹に。今度は電車で来て、ガレットとシードルとデザートクレープまで楽しんでやる。これから絶対に私の行きつけになるであろうお店をあとにしたのでした。

■la ptite bolee(ラ プティボレ)
福岡市中央区今泉1丁目18-48大竹アパート1F
TEL 090-9481-3164/OPEN 12:00-OS22:00 水曜定休

インド料理「シャクティ」でランチ

2008-06-04 22:39:10 |  └・エスニックなど

インド料理「シャクティ」へランチに。昼休みが短くて普段外出しないから、たまにのお出かけはウキウキしちゃう。いい気分転換だ。店内はうす桃色の壁にはインドの神様の絵がかかり、天井にはインド更紗をたらし、ターバンを巻いたインド人(?)が迎えてくれ、インド気分も盛り上がる。
ランチセットにした、カレー、サラダ、ナンかご飯、ドリンクがついて680円。比較的お手頃?皿から確実にはみ出ている大きいナン、インドの人はほんとにこの大きさを一人で食べるのかしら?それにしても家では焼けないこのおいしさはインド料理店に行く楽しみのひとつだね。カレーはなすとジャガイモにした。辛さを選べるというので3にしてみた。一口目はそんなに辛くないかなぁと思ったけど、食べるうちに辛さが口にしみるようになった。何のスパイスかはわからないけど、チリかカエンか何かペッパー系かな。腹に響くような重い辛さでもはなく、火のつくような辛さでもなく。野菜のカレーだったせいか少し水っぽいような、香辛料がなじんでないような感じを受けたけど、こういうものなのかな?なにはともあれたまのランチは楽しいね。もっとゆっくりしたい気持ちをこらえて会社へ戻ったのでした。

■インド料理シャクティ(SHAKTI)
福岡市中央区渡辺通2丁目2-5
TEL 092-714-7099
OPEN平日:11:00-15:00/18:00-24:00日・祝日:11:00-24:00