夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

満天星

2013-07-12 23:20:53 | 日記
明日から、某予備校の教員対象研修セミナーを受けるので、午前中の補習授業を終えた後、午後イチの新幹線に乗って移動。今日は実家に泊まる。

途中で池袋の東武デパートに寄ると、地下の食品フロア、日本酒のコーナーで、「諏訪泉(すわいずみ)」フェアをやっていた。以前、友人と鳥取旅行の途次、智頭(ちず)町に寄った際、蔵元を訪れたことがあるので、懐かしくなって思わず買い求めてしまった。尾瀬あきら作の人気コミック「夏子の酒」にも紹介され、「天のない酒づくり」の理念で知られる有名蔵である。


買ったのは、この時期限定という「諏訪泉 純米吟醸 満天星 生酒」。試飲もさせていただいたが、ボディはしっかりしているのに、洗練されてきれいな味だった。無濾過のものもあり、そちらも美味しいのだが、若干アルコール度数が高いので、両親と一緒に飲むことを考え、先のものを選んだ。

ちなみに、「満天星」とは白丁花(ハクチョウゲ)のことらしいが、どんな花だったろう? 以前飲んだ「鵬(おおとり)」も美酒だったので、これから両親に飲んでもらうのを楽しみにしている。

〔7/16追記〕
後で、このお酒を飲むときに、母親が「このラベルは、『星』という漢字を図案化しているねえ。」と言った。
あ!と思ってラベルを見ると、“Star Filled Sky”と書いてある。名前は文字通り、満天の星空のことだったのだ。
お酒のほうは、口あたりがなめらかで優しく、いくらでもすっと飲めてしまいそうだった。
父親もいたくお気に召したようだった。


「ハクチョウゲ」をネットで検索してみた。(画像はウィキメディア・コモンズから転載。)
白い花をたくさんつける様子は、まさに「満天星」の名にふさわしい。

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