風が止み久しぶりに買い物に出掛けました。玄関の外は鉢が倒れ棚が飛び台風並みの大被害でした。バラ鉢は防風ネットの内側で無事でしたが、西風は大陸から日本海を渡り吹き荒れます。台風でも無い玄関先の重いマットが裏返し、一瞬でも宙に浮いた様子。
雪が積もらなかったので楽でしたが元に戻すのも一苦労です。ガソリンスタンドには冬タイヤの履き替え待ちの列が出来てました。珍しく夫は数日前の天気の良い日に取り換え済み。初めて運よく間に合ったのでご機嫌です。北国に長い冬が始まります。
イングリッシュローズの苗を裸苗でお求め頂けるお客様が増えてとっても楽させていただいております。皆様寒い季節の作業で体調を崩してしまわないように天候を見ながら作業を進めて下さい。ご質問の多い「どこまで埋める根ですか。」
イングリッシュローズの苗は台木の根に芽を接いでいます。茶色の部分は根です。切り跡は茎の部分を切り落とした部分です。
国産苗は根と幹のビミョーな境目に芽を接ぎます。ビミョーに太い部分は台木と芽の部分。
昔、庭植えにしていたハイブリッドティのバラが株立ちに育っていたのに古くからあるバラ園に行くと根元は古木で逆さ箒状態に育てられていて違和感が有りました。どうしての疑問を解決出来ずにいたのですがそこは元植木屋の嫁。色々な本との出会いとベテラン庭師の中で理解できたことですが、根元が株たちになっていると草取りがしにくい、棘が有るのに虫が付き病気になり、手入に行く庭師としては難題だったのでしょう。せめて足元だけでもスッキリさせたかったのかも。農薬や肥料が良いものが手に入りにくかった名残ではないでしょうか。今では草取りしにくい根元にはバークたい肥のマルチングや防草シートが有ります。
