日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

できるときにできることをしておける・・・のは日本だけ?

2013-02-12 09:08:03 | ペルーの運転免許取得
職場復帰を少し遅らせて、ペルーの運転免許を取ろうと奮闘しています。

チリでも取ろうと思ったことがありましたが、筆記の勉強半ばで挫折しました。
だから、今度こそ!と思い、インターネットでできるシュミレーションテストをこれでもかと繰り返し、がんばりました。
必要といわれている書類をそろえました。

それから、復職前の今のうちにと、ヒメを歯医者に連れて行ったり、オウジを病院に連れて行ったり、動き回って、
先週は、外回りの仕事か?と思うくらい、ほとんど家にいませんでした。

それでもバケーションまっただなかのリマの町。
いつもより役所も空いていて、各書類の準備は比較的スムーズにいったと思う。
これなら、復職前に無事、免許を取れるかも? などと期待した私がバカだった。大バカだった!!!

やはりここは南米。
のんびり何もなく過ごすと楽しいけれど、何かを期限内にしようとすると本当にうまくいかない。
が、楽観的にかまえている時間もない・・・。

筆記試験を受けに行った当日。
受付の無愛想な姉さんに

「Certificado de estudio(学業証明)がないからダメ」

突然、言われました。
それは必要書類のリストにはなかったので、持参していなかったし、それに用意できたとしても
日本で学校を出たので、当然、日本語の卒業証書しかありません。
それなら、公式に翻訳されたスペイン語訳をつけて公式書類にして出さないといけないと言うんです。
英語でもダメと言われました。
昔、チリの日本大使館で出してもらった「義務教育を終えています」とスペイン語で書かれた「declaracion」の紙を出してみたけれど、
「Certificado」じゃないとダメ、とのこと。

そんな条件はどこにも書いてないけど、それが「規則」なんだそうです。
何を言ってもとにかくそれしか言いません。
「じゃあそれ、書かれたものを見せて」と言っても自分が見ている条件かなにかを読み上げるだけでらちがあきません。

たしかに条件のところに、「Segundaria completa(義務教育修了)」とは書いてあったけど、
そんな難しげな書類がいるとはどこにも書いてません。

周りで免許を取った人たちに聞くと、「そんな書類は要らなかった」が大半、「要ると言われたけど、結局、出さずに済んだ」、
「英語の証書でもOKだった」と実にさまざま。

小・中学校へ誰もが通って卒業する日本で、免許を取るときに「中学校の卒業証明を持ってきなさい」とは言われないと思うのですが、
後進国(失礼!)、ペルーならではのことなんでしょうね。
(しかも必要って書かれてないとこがポイント・・・)
まあ日本でも外国人には厳しいのかもしれませんが・・・。

そして、人によって言うことが違う、「規則」とやらがころころ変わるのはここでは日常。

今回も、ほかの人にアテンドしてもらえるとよかったのだけど、バケーションシーズンのせいか、
受付はその人だけで・・・。

が、しつこく4回も受付に並んでいたかいあったのか、書類はペンディングだけど、
筆記試験は受けさせてもらうことができました。
そして、無事、合格しました。

しかーーーーし、

「学業証明を持ってくるまでは実技試験を受ける資格はないわよ」

と合格証を取り上げられました

私もバカでした、大バカでした。
筆記試験が終わったら、紙を受け取ってさっさと帰ればよかったのだけど、
日本の免許と国際免許があれば、実技試験を免除できるのかどうかを知りたくてまた受付に行ったのが間違いだった(質問も申し込みも同じ窓口なのです)。
運命の分かれ道だった!!!!!!!!!!!!

だって、まさか、取り上げられるなんて思っていなかったもの。
しかも、そんなリスクを犯して聞いた質問の答えはNO。
国際免許は実技免除申請の書類には該当しないそうです(なにかほかの書類が要るらしい)。
他国の免許を持っていると免除できるらしい、と聞いていたから確かめたかったのだけど、
そんな邪念を抱かず、最初から実技試験を受ける覚悟をしていれば、こんなことには・・・・・・・・・・。

もしも、こういうことが日本であったなら(ないと思うけど)、きっと本当に私が再度、来るまで、合格証を保管してもらえることでしょう。
が、ここは南米、ペルー。

失くされたらどうしよう・・・・・!!!!!

ある日行ったら、担当者が突然やめたり、バケーションに出ていて、「そんなの知らない」と言われるとか・・・。
本当にありえる話ですよ、これ!!!

そっちのほうが心配です。

日本語の書類を正式なスペイン語のCertificado de estudioに翻訳するには、
これまた面倒な手続きが山積みらしく、先が長そうです。

合格証の期限は3ヶ月。それまでに書類を用意して取り返して、
実技試験に合格しないといけません。

日本で運転免許を取得するのにもいろいろ大変だったけど、まさか、
試験よりこんなところで苦労するとは。

こういうとき、弁護士さんに頼んで大金を積んだら、きっとなんとかなることでしょう。
(本当にこの国の弁護士は魔術師かと思うときがあります)
が、そこまでして免許を取る必要があるか、と言われたら、考えてしまうし・・・。
普段は運転しないけど、
もしものために(たとえばダンナが出張中で夜中に子供が熱出したりとか、そんなとき)
免許があるほうが安心だと思って取ろうとしているのだけど・・・。

普通のことが普通に進まないこの国。

そんなこんなでどっと疲れています。

うまくいったら、手続きのこと、詳しくまたブログに書きます(うまくいかなかったらグチを書きます。考えたくないけれど)。

今はとてもそんな余裕は・・・・・。


あ、今気づいたけど、卒業証書、旧姓じゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もうだめかも・・・・・・・・・・・・・。



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