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日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

子連れ旅行 ブエノスアイレス フロリダ通りの闇両替

2014-05-27 14:41:06 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
ブエノスアイレスに到着した日は土曜日。
この日のうちに両替をしたかったのでフロリダ通りへ向かいます。

さて、注意が必要なアルゼンチンペソの両替。

銀行や正規の両替屋さんで換金すると1ドル=7.3ペソ。
しかし闇両替で換金すると1ドル=10ペソ前後。3割ほども差があります。
(5月初旬に私達が行ったときのレートなので今はまた少し変わっているかも)

なぜこんなことになっているかは・・・ちょっと南米事情を知る人なら私より詳しいと思うので書きません。

それから、出国時にアルゼンチンペソが余って米ドルに戻したい場合、米ドルへの換金は一人当たり200ドルまでと決まっていて、
換金にはドル→ペソ両替時の200ドル以上の正規の領収書の提示が必要だそうです。

私は「もっとペソに両替しとけばよかった」と毎回後悔するので、
アルゼンチンペソが余るなどという心配はまったくしませんでしたが、ホテルへ向かうタクシー代なども必要だし、
すぐ街中で両替できるか不安だったので、まずはブエノスアイレス空港の銀行で200ドルをペソに換えておきました。
銀行なら領収書もちゃんともらえるしね。

サンテルモのホテルからフロリダ通りまでは2kmちょっと。
大人だけならぶらぶら歩きながら行ける距離だけど、子供といっしょだとけっこう大変。



途中立ち寄ったピザ屋さん。


こういう気軽に入れる良い雰囲気のお店ってリマには少ない。

いい気分でピザ屋を出てから少ししたら、ヒメが「ピッチー!!!!(おしっこ)」と言い出した
ピザ屋で聞いたときは「大丈夫」と言っていたのに・・・・。
楽しいはずのぶらぶら歩きが駆け足になり、見知らぬ土地で、そこそこきれいなトイレがありそうな喫茶店探しになってしまいました。

そのとき偶然出会ったマファルダ人形。

写真撮ろう!とテンションが上がったパパとママでしたが、せっかくの記念撮影もおしっこ我慢スタイルに・・・。
他の観光客もたくさんいる中、ピッチーピッチー!と叫ぶ娘。

はい、サンテルモ散策は明日に持ち越し決定。

結果、ヒメのおしっこも無事間に合い、フロリダ通りに到着。
闇両替をしてくれるのは「カンビオ、カンビオ」とつぶやいている人たちです。探さなくてもフロリダ通り沿いにそこらじゅうにいます。

昔一度、私も替えたことがありますが、実際にお金のやり取りをするのはその場ではなく、
少し離れた自分たちの事務所まで行って、という場合がけっこうあります。

小さい子供2人連れだし、ちょっと遠かったら嫌だなとか階段があったら面倒だなという気持ちもあったし、
運が悪いと偽札をつかまされることもあると聞いたので、
私は他の方の旅行ブログに書かれていた店で換金しました。

住所 FLORIDA 656、1階のローカル旅行社(名前忘れました)。ビルの中に入って左側です。
土曜日は開いていましたが、日曜日はお休みでした。

レートは100ドル札で1ドル=10.2ペソ(5月初め時点)。
お札によりレートが違います。一番良いのは100ドル札。50ドル札や20ドル札になると少しレートが下がります。

ペルーだと100ドル札は偽札が多いとかで、出すと敬遠されることもあるけど、
アルゼンチンでは反対なんだね。

さてアルゼンチンペソを入手した後は子供たちとアイスを食べ、スーパーで買い物をして帰りはタクシーでホテルへ戻りました。

オウジがほおばっているのは私のレモン味アイス。気に入ったらしくほとんどヤツが食べました。
コーンの残りをぱくっと私が食べたら、すごい怒ってました。

クノールのインスタントスープ。なんか日本みたいでうれしくて買っちゃった。
これペルーにもう売ってるっけ?

クノールのパスタも珍しいので買ってみた。くるくるパスタは子供が大好きなので重宝します。

パンパースのオムツ。この赤いシリーズはペルーには無いです。

9枚入りの小袋。お試しするのにいいね。
値段もペルーに比べるとものすごく安かったので買ってみたけど、質はPREMIUM CAREやJUEGO&SUEÑOシリーズと比べるとイマイチでした。

アルゼンチンのビール、キルメス。軽い口当たりのビールです。

軽すぎていくらでも飲めてしまいます。
この旅行中にどれだけ飲んだか知れません。

気候はリマと似ていて湿気があります。
サンティアゴから来ると暑く感じたけれど、リマと同じような気温だったと思います。
5月初旬、半そでだとやや寒いので長袖を着るけど、動いていると汗ばんでくる感じ(うちの子供たちは完全に夏の格好をしていましたがね)。

物価は1ドル=10ペソと考えるとペルーより少し安く感じるけれど、
ペソの金額だけを見ると、全体的に以前よりものすごく値上がりしていると思う。

エセイサ空港から市内への空港タクシーを例にあげると、
6年前に来たときはたしか片道120ペソ(当時40ドル)くらいだった気がするけど、
今回は330ペソ(ドル換算するとあまり変わっていないことになるのだけど)。
いくら時が経ったとはいえ、倍以上の値上がりってすごい。
ここでずっと生活している人たちは本当に大変だろうな・・・。

次回もブエノスアイレス日記を続けます。


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子連れ旅行 ブエノスアイレス ホテル選び

2014-05-26 14:40:10 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
さあ、今日はサンティアゴからブエノスアイレスへ出発!
荷物をカバンに全部詰め終えて、お部屋を出ようと思ったら、あれ、今日履く私の靴がない?!

慌ててパッキングした私、自分の靴を全部スーツケースに入れてしまった!!!

スーツケースはすでにダンナが送迎車に積んでしまいました。

どうしようもなくて、
車が止めてあるところまで50mほど、雨の中、裸足で歩きました。

いままで野外を(しかも都会で)裸足で歩いた経験なんて・・・・ほとんど無いわ。

アルゼンチンで革靴を買うから裸足で行く!という無意識の私の意気込みだったのか?

そんな感じでホテルスタッフやら運転手さんに笑われながらサンティアゴを後にしました。

旅行前にいろいろ探してたら、前回ブエノスアイレスに行ったときの現金が少し出てきました。

もう6年前かな。
当時は1ドル=3ペソくらいだったから(ペルーのソルと同じ感覚だね)、換算すると7ドルちょっと。
でも今は聞くところによると1ドル=7~10ペソ。とすると2ドルくらいの価値しかない。
今、物価はどうなっているんだろう。

というかこのお金たち、まだ使えるのかな。
南米諸国の貨幣って意外とよく変わりますよね。
チリも少し前にお札一新されたし。

とにかくずっと行きたかったブエノスアイレス。
独身時代に買い物したくて旅行してたあの頃と違い、
今回は子供と一緒のブエノスアイレス。また新しい発見がありそう。

ドキドキします!

裸足で来るくらいの気合で来たものの(笑)、現実には小さい子連れであまり買い物はできませんでしたが、
なんだかんだと楽しんできました。
短い滞在だったので現地のお友達には連絡しませんでした。

街の様子や見てきたものはまた後からご紹介するとして、1回目はホテルについて。

ブエノスアイレスのホテル、今回は慎重に探しました。

なぜかというと・・・・・

私、アルゼンチンはブエノスとメンドーサに数回ずつ行っただけですが、
共通する毎回の感想。

「ホテルのホームページに載っている部屋の写真、加工しすぎじゃない?」

写真はピカピカなのに、実物は・・・あれ?同じ部屋とは思えないところが多かった。
ある意味、アルゼンチンは写真加工技術のレベルがものすごく高いのかもしれない。

あとお風呂が・・・。

水はけブラシが置いてあるのはなぜだろうと思っていたら、
シャワーを浴びると洗面所の床が水浸しになってしまうから必要なのですー(排水の問題かな)。

当時の私はとにかく立地と値段重視だったので、たまたま毎回、安かろう悪かろうのホテルだったのだと思うし、
もちろん5つ星とか4つ星でも値段の高いホテルとか新市街の新しい建物ならちゃんとしてると思うし、
私が最後に行ったのは6年前で状況はいろいろ変わっているとは思うんだけどね、
今回はつい慎重になってしまいました。

まずは立地。
いつもフロリダ通り近辺(旧市街)だったから、新しくてきれいなホテルが多そうな新市街(パレルモなど)もいいかなと思ったのですが、

短い滞在の中で、

私が一番行きたいところ=ガレリア・パシフィコ(フロリダ通りにあるショッピングモール)
ダンナが行きたいところ=サンテルモの骨董市。

どっちも旧市街。
今回はサンテルモ地区を中心に探してみました。

ホテルのホームページの写真だけでなく、トリップアドバイザーに載っている投稿者の写真を参考にしました。
順位は気にせず、
それこそ自分の予算に合いそうなホテル(私達の場合はアパートホテル)の写真をかたっぱしから見ました。

最終的に決めたアパートホテル、PIEDRAS SUITES
ホテルのホームページから直接予約しました。
ピエドラス通りにあるからPIEDRAS SUITES。エスタドスウニドス通りとの角にあります。

調理器具や台ふきなど基本的な台所用品がだいたい揃っています。

1階に台所とリビング、2階に寝室とお風呂のあるメゾネットタイプ(DUPLEX)。
かねがね「階段のある家に住みたい」と言っているヒメには大ヒット。
「Es la habitacion mas bonita del mundo(世界で一番かわいいお部屋)」だそうです。
階段を登ったり降りたり、もう大はしゃぎ。
オウジも真似して階段で遊ぼうとするので親は冷や冷やでしたが。

子供たち、暴れすぎてソファーの角が少し破れちゃいました(最初から少しほころびていたんだけど、ひどくなっちゃいました)。
スミマセン・・・。

自分で選んどいて言うのもなんだけど、このホテル、気に入りました。
値段は1泊1部屋97ドル(ダブルベッド1つとソファーベッド1つの部屋)、朝食込み。
このお値段のわりにとってもよかったと思います!

心配していたお風呂も・・・



きれいで合格!

サンティアゴだとマンションの中の数室をアパートホテルとして使っているところが多いけれど、
ここは小さいけれどアパートタイプの「ホテル」で、1階にホテルの受付スタッフがいて、最上階に朝食をとるスペースがありました。
でかけるときには鍵を受付に預けます。

朝食は豪華じゃないけど、



アルゼンチンのミニクロワッサン(MEDIA LUNA)、おいしいからもうそれで満足。

ベランダからの景色。

古い石畳が新鮮に感じます。旧市街にしてよかった。
街歩きが楽しみ!


~次回は両替について書こうと思います~



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子連れ旅行 サンティアゴ アパートホテル & 寿司屋増えすぎの新市街

2014-05-22 10:05:20 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
サンティアゴ滞在後半。今回泊まったアパートホテル、ANDES SUITES

地下鉄ロスレオネス駅近く、そしてすぐ下に寿司屋が2件あるという最高の立地(?)。
前回同様、普通のマンション内の数室がホテルになっているタイプですが、今回は朝食込み。
すぐ近くにある同系列のホテルのレストランで朝食を取ることができます。

今回はベッドルーム2つの広めのお部屋にしました。


子供ってお決まりのようにベッドがあると飛び跳ねますね。
こっちは2つ目のベッドルーム。

狭いですが、ヒメは「私の部屋!!」とおおはしゃぎでした。

バス&トイレも2つあって便利。
食器もついてるし、

スーパーも近いので、食材を買って夕食は自炊! と思ったら、

あれ・・・・鍋がない、フライパンもない、包丁もない!!!
調理器具が一切ありません。

ダンナが以前、出張時に泊まったときは置いてあったということなので、
お掃除の人が忘れちゃったみたいです。

レセプションに聞くも、お掃除の人がいる午前中でないと用意できないというので知恵を絞ったママ。

魚も野菜ももぜーーーんぶオーブンに入れました。
ネットで調べたら、空き缶&オーブンでご飯も炊けるというのでそれもやってみました。

あらためて思ったけど便利だね~、オーブン。

特にアスパラガスのオーブン焼きを、ヒメが気にいっていっぱい食べてくれました。
(アスパラガスはペルー産だけどね)

今回は滞在が長かったこともあり、また、サンティアゴのレストランって値段が高いわりに味は思ったほど・・・・というところが多くて
外食するとかえってストレスがたまるので、特に夜はなるべく自炊しました。

キノコを焼いたりとか簡単な調理しかしなかったけど、ペルーにあまりない食材をなるべく選んで、楽しく食べました。
特に、梨は子供達のお気に入りで、滞在中に何度も買いました。

最上階にコインランドリーもあります(フィチャを買って使うタイプ)。
ランドリールームの鍵を受付の人に借りるのですが、混んでいて順番が廻ってくるのにすごく時間がかかりました。

昼間に洗濯したかったけど、順番待ってたら夜になっちゃった。
最上階だから夜景がきれいだね。

旅行期間が長かったので洗濯が一番困りましたが、
友達の家で洗わせてもらったり、アパートホテルのランドリーを使ったりしてなんとか乗り切りました。

サンティアゴ、昨年の10月にも来たし、これといって新しい発見はないのだけど、
それにしても寿司屋が多すぎる。
日本人の板前がいるわけではなく、日本の寿司とはまったく別物ではあるのだけど。

私が住んでいたころから寿司はブームで(人気なのはカリフォルニアロールみたいな「MAKI」のほうね)、
どんどん新しい寿司屋がオープンしていた。
こんなにできちゃってそのうち潰れるんじゃないかな、って思っていた。

が、私の見る限り、この近辺の寿司屋は今もちゃんと営業していて、しかも賑わいを増している。

そしてさらに寿司屋が増殖している!
犬も歩けば・・・・状態です。
名古屋の喫茶店より多いかもしれない(笑)。

もはやブームを超えて、サンティアギーノの食生活にしっかり浸透しているようです。
でもこれが旧市街に行くとほとんど無いです。他の地方はどうなのかなぁ。

前半に滞在した家のご主人もお寿司が大好きで、「晩御飯を買ってくるね」と出かけたきり、
なかなか帰ってこないと思ったら
わざわざ旧市街から新市街のお気に入りの店まで寿司を買いに行っていたのです。

前からよく書いていますが、チリ料理、特に魚介類の料理のしかたには私、大不満です(そうでないところもあるけれど一般的に)。
せっかく新鮮でよいものが手に入るのだからシンプルな味付けや料理法で十分おいしいのに
やたらチーズを使ってみたり、素材の良さを壊すのが得意なようで(失礼!)。

その点、お寿司やお刺身は基本的に生でお醤油のみでいただくというシンプルの極み。
そういう食べ方に気づいたということなのかな・・・?

チリ人と食、もし私が学生だったら研究してみたいテーマだなぁ。

ホテル近辺を少し歩いて寿司屋ウォッチング。

ホテルのすぐ下にあるお寿司屋さん。

ヒメがどうしてもサケの刺身が食べたいというので一度、買いに行きました。
店内で食べている人も多かったけど、持ち帰りにしたいお客さんもけっこういてかなり待たされました。

反対側にはもはや老舗と呼べる? SUSHI HOUSE(面という字はただのマークとして使っているようです)。
私がチリに住んでいたときからいくつも店舗があって、TVでCMも流れていて、なぜ「面(つら)」なのかな、っていつも思ってた。

ちょっと歩くとまた1件。前、インド料理屋さんだったところが寿司屋に!

少し歩けば私がよくアジア食材を買っていた店。

食事の時間ではなかったけど、中のカウンターでお寿司を食べている人が数人いました。

あれ、ここ前、ピザ屋さんだったよね・・・?

しかも隣も寿司屋だし!
隣も前は別のレストランだったと思うけど・・・。

他にもこの近くにまだいくつも寿司屋さんがあります。


~次回からはアルゼンチン編です!~

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子連れ旅行 サンティアゴ ヒメのチリパスポート更新

2014-05-22 09:27:26 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
チリ滞在中にしなければいけないことがありました。
それはヒメのチリパスポート更新。
(ヒメは日本とチリの二重国籍です)

気づいたら今年の2月でヒメのチリのパスポートが切れてた
日本のパスポートは切れる前に大急ぎで更新。
チリのパスポートは切れていてもカルネ(IDカード)があればチリには入国できるし、チリ人はアルゼンチンへ行く場合カルネだけで旅行可能、
そして在ペルー領事館で更新すると1ヶ月以上かかると聞いたので、チリ滞在中に更新することにしました。

ところが、チリ入国時、イミグレのお姉さんからドキッとする一言。

「パスポートが無くても入国はできるけど、出国時にパスポートが無いと出国できないわよ」

えええ、どうしよう。
10日後にはチリからアルゼンチンへ行く予定なのに。

どのみち滞在中に更新はしたいと思っていたので、
翌朝一番にセントロの役所(Centro Especializado de Identificación-Santiago)へ。
各区の区役所でも更新できるけれど、身分証明書関連はここが一番早いそうです。

パスポートができるまでの期間は一週間ほど、役所のホームページでも最大で6日間(平日営業日)と書いてあったので、
アルゼンチンへ行くまでにはできそうだと思っていた。

が、窓口のお姉さん、

「できあがるのは2週間後ね」

ええええ~??6日間でできると聞きましたが?

「平日6日間ってことよ。5月1日は祝日でしょ。だから通常より日にちがかかるのよ」

旅行する予定があると話すと、

「早くできあがる可能性もあるから月末(祝日の前日)に確認するといいわ。
それにアルゼンチンに行くのならパスポートがなくてもチリのカルネだけで旅行できるし、チリ出国時も問題ないわよ」

(南米国籍の人は南米内の国ならパスポートがなくてもカルネ(DNI)のみで旅行できる国が多いです)

チリ入国時のイミグレの人、「チリ人でもパスポートがないと出国できない」って言い切ってたけどね。
役所のお姉さんの言うことを信じて申請することに。
後からまた調べてもらったけれど、アルゼンチンへ行く場合、チリ人であればやはりカルネだけで可能だそうです。
(条件は変わる可能性がありますので、実際にもしカルネで旅行しようという方はよく確認のうえ、旅行なさってください)

そしてせっかくなのでカルネもあわせて更新しました。
チリではパスポートもカルネも同じところで同時に更新できるのです。
事前に写真を用意する必要はないし、申請時に行う写真撮影も一回で済むから便利。

持参するものは前のパスポートとカルネ(ペルーでいうDNI)のみ。
子供の場合は申請時に本人と両親がそろって行く必要があります(それぞれのカルネ持参)。
念のため出生証明書も持参しました。

今のカルネは9月まで有効で、
もし旅行中に新しいカルネができあがっても、取りに来るまでは今までのカルネが使えるんだそうです。

が、ここで思わぬトラブルが。

親の指紋照合をするというのです。

いろいろあった中でこれが一番あせった。

だって、そんなの準備していなかったよ!

私のブログをずっと読んでくれている方はご存知と思いますが、私は極端に指紋が薄いのです。
(過去の痛い思い出1思い出2

湿気の多いリマから超乾燥気候のサンティアゴへ来たばかり、
ヒメのパスポート申請にまさか私の指紋が必要だと思わなかったから、指紋ケアなんてしてない。

指カッサカサ、指紋なんてあるわけない!

案の定、何十回やっても指紋が読み取れず・・・。
ヒメのパスポート申請でまさか私が問題になるなんて。

でもなぜか今回、ダンナの指紋も本人確認ができなかったのです。
何かシステムが変わったばかりでうまく読み取れていないとかそんなのかな?

結局、お姉さんが上司と相談し、

「指紋は読み取れないが、両親であることは間違いない」

と但し書きをしてもらい、なんとか申請完了。

小さい子連れの私達は優先的に受け付けてくれたので思ったより早く終わりました。

とはいっても、私の指紋照合で予想以上に時間がかかって待ちくたびれたヒメ、
「インカコーラが飲みたい!!!インカコーラ!!!」
とせがむので、アルマス広場近くのペルー食材店へ。

インカコーラがチリで最初に買ったものとなりました。
国籍はチリだけど、心はペルー人のヒメ(笑)。

実はペルー出国でもトラブルがありました。
南米生活、長いくせにこんなことになるなんて恥ずかしい気がしてブログに書こうか迷ったけど、書きます。

出国時、ヒメの外国人登録証(Carnet de Extranjeria)を見た係員に
外国人在住者が一年に1回払う税金が未払いということで止められました。
私とダンナのは支払い済みでしたが、ヒメのだけがまだでした。

今回の旅行のことはダンナを通じて弁護士さんにも相談していて、子供のは急がなくても大丈夫で、
「未払いでも罰金を払って出国できる」という話だったらしいのですが、
未成年には適用にならないそうです。

選択肢としては

①旅行を延期して必要な更新手続きをする

②ペルーのビザ自体を放棄する + 罰金を払って今、出国する

の2つと言われました。

今回の旅行の目的は結婚式に出席するためで、日にちはずらせないし、
その後、チリからアルゼンチンへ行くことにしていたのでその予定も狂ってしまうし、

ヒメも旅行をとても楽しみにしていて、子供ながら自分が原因でここに止められている、というのがつらかったようで、
わーわー泣いてしまうし・・・。

結局、ペルーのビザを放棄することにしました。
そんなこんなで出国に時間はかかったけれど、予定通りの飛行機に乗ることができました。
早めに空港へ行っておいてよかった。

だからヒメは今、ビザ無しのツーリストです。
ビザとカルネの申請は一からやり直し、番号も変わるそうです。

ペルー国旗の歌やペルー賞賛の歌もそらで歌えるし、完全にペルーアクセントのスペイン語を話すヒメなのに・・・。
とてもせつない気持ちだけど仕方ありません。

私もチリのパスポートのことばかり気にしていてペルーのカルネのことは会社に任せたきりで、
ほったらかしだったから反省です。

でも、ペルーに帰ってきてから数人の友達に話したら、
似たようなことがあって飛行機に乗り遅れたとか、同じような状況になったことがあるという話がけっこう出てきました。

自分で移民局に確認してから旅行したほうがよかったのかな、と言ったら

「移民局の電話に誰かが出てくれたことなんてないよ」

だって。そんなもんなんだね。

いろいろ調べたり他の人に聞いたりしても、それぞれの人のビザの状況などで条件は様々だろうし、
条件がころころ変わったり、人によって言うことが違うのは南米の常。
事故と思ってあきらめるしかないのかも。

対策としては・・・・空港へは早めに行きましょう?(そのくらいしかできないね)

そして、もし予想外のトラブルがあったとしても自分を責めない!
残念ながらよくあることです。

写真はリマ空港内の車の展示。

オウジが出国審査中に見つけてわーわー騒ぐので、先に私とオウジだけ出国手続きしてもらい、ここで遊んでいました。
ペルー人のオウジはこういうとき何の問題もなくていいね。


ちなみに2週間かかるといわれたチリのパスポート&カルネですが、
金曜日の朝に申請、翌月曜日の午後にネットで進歩状況で確認したら、

もうできてた。

即効で取りに行きましたよ。これ以上のトラブルはごめんです。

実質4日間、平日2日で出来上がりました。

2週間って言っておいて実際には4日で完了なんて、なにその日本的サービス。


しかし、こんなに指紋照合が多い国には私、住めんわ・・・。

ペルーもそのうち、国のシステムがもっと発展して指紋照合しだしたら嫌だなぁ。




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子連れ旅行 サンティアゴセントロ パトロナートの100均と日本風パン屋

2014-05-21 11:28:48 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
翌日はお友達とパトロナートへ。この日はヒメだけ連れて、女子のみでお出かけ

ずっと来たかった百均の店。
値段は100円以上しますが、日本の百均で取り扱っている品が売られているお店です。

日本から遠い南米に住む私にはとても興味のあるお店。

電子レンジOKのプラスチック皿、台所用品など、日本の100均でおなじみの商品が並びます。
100円じゃないけどね。
今回は荷物になるので買わなかったけど、湯のみやお茶碗が比較的安くて、今度、ぜひ買いたいなと思いました。

買ったものの一部を紹介。
ヒメに買ったおりがみ。

でもこれは失敗。色画用紙みたいな紙質で日本の折り紙ではなかった、残念。

私が日本の100均でいつも買う粘着タイプの綿棒。これを見つけたときはうれしかった!
値段は100円じゃなくて、200円ほどなので日本の倍だけどね(しつこいよ!)。

同じ通りに日本風のパン屋さん&カフェがあります。


蒸しパンがおいしかったです。
マカロンは・・・・ちょっと違った。リマのYOGASHIさんのマカロンのほうが断然おいしいです。

お昼はレストランハポンへ。

サンティアゴで一番好きなお店。

いつもながら美味しかったです。
ヒメもイクラと抹茶アイスを食べて大満足。
ちょろちょろするオウジがいなかったので、お友達とのおしゃべりを楽しんでゆっくり食べられました。

また来ます


****

*100均の店:
店名わかりません。場所はAntonia Lopez de BelloとPatronato通りの角。

*パン屋&カフェ:Habia Una vez
住所:Antonia Lopez de Bello 323 Recoleta
営業時間
月 - 金: 9:30 - 19:30
土: 9:30 - 17:30

*レストランハポン
住所:Barón Pierre de Coubertin 39 (ex Marcoleta)
最寄地下鉄駅:Baquedano
営業時間:月-土 13:00 - 15:15、 20:00 -23:15
日曜祝日休み



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子連れ旅行 サンティアゴ キンタノルマル公園 & ペルケリーア・フランセサ

2014-05-20 16:12:12 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
今回のサンティアゴ滞在、前半は友人宅にお世話になり、後半はアパートホテル泊にしました。
滞在先のお宅にはかわいいワンちゃんがいてとても人懐っこく、犬が苦手だったヒメも仲良くなりました。

オウジはワンちゃんと靴を取り合っておっかけっこをしたりして、人間と犬というより犬の仲間同士のような感じで遊んでいました。

犬は力関係をよく見ていますね

おうちは旧市街のキンタノルマル公園の近く。前回滞在した新市街とはまた違った雰囲気を楽しむことができました。

セントロといっても軍の敷地内だったのでものすごい安全。

付近を散策します。



歩いてキンタノルマル公園(Parque Quinta Normal)へ。


独身時代はでかい公園くらいにしか思っていなくて、あまり来なかったところですが、
あらためて来ると、子供向けの博物館などもあって子連れにはとても楽しめる公園だと思いました。

子供達、大はしゃぎ。

オウジはお姉ちゃんの真似してジャングルジムに登ったはいいが、

急に怖くなって降りられず

ダンナと子供たちがボートに乗ったので私はコーヒーを飲んでしばし休憩。

いちおう写真撮っとこうか。

後から聞いたら、ダンナ一人で足こぎしないといけないし、子供達がすぐ飽きて降りようとするので大変だったらしい。

この後、公園を出て散策中、偶然見つけたこのレストラン、Peluquería Francesa
日本語に訳すと「フランスの理髪屋さん」。ダンナがずっと行きたかったお店らしい。
なにやら歴史ある店だそうで。隣には本当に美容院があります。

古さを活かしたすてきな雰囲気。

オウジがアンティークのおもちゃに触りたくてガラスをバンバンたたくので冷や冷やさせられましたが。

お料理もおいしかったです。写真はPASTEL DE JAIVA(カニグラタン)。

なにげなく炭酸水(Agua con gas)を頼んだら、ペリエが出てきてびっくり。
チリもペルーも炭酸水はよく飲まれるので、普通は国産のが出てきますが、さすが店名に「フランス」とついてるだけありますね。


*Peluquería Francesa
住所:Compania de Jesús 2789 esquina Libertad
最寄地下鉄駅:Quinta Normal(地図
TEL: (56-2) 26825243

営業時間:
月-金 10:00 - 20:00
土 10:00 - 14:00
日 11:00 - 17:00


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子連れ旅行 サンティアゴ郊外のワイナリー ビーニャ・チョカラン

2014-05-19 11:29:09 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
今回訪れたサンティアゴ、ブエノスアイレス、イグアス。

私の中での一番のメインはもちろん、

ブエノスアイレス!!!!!
独身のころはお買い物をしによく行っていましたが、ヒメが生まれ、そしてリマに引越し、遠くなってしまい・・・。
6年ぶりです!

イグアスはおまけだからね(笑)。
子供も楽しめそうだし、私も行ったことないし、アルゼンチンに行くならせっかくだから足そうかなと思って。

ちなみにそもそも今回の旅行の目的はダンナの友達の結婚式に出席するためにリマ⇔サンティアゴの航空券を買ったことから始まりました。
(またまたダンナのランパスマイル活用)

なのでまずは結婚式の様子から。
結婚式&披露宴はサンティアゴ郊外、メリピージャ近くにあるワイナリーCHOCALANにて。

ワイナリーで結婚式って素敵。


この数日、サンティアゴ近辺はほんとーーに寒かったです。
特に夏の気候が残るリマから来た私達にとっては・・・。普段は暑がりの子供たちもさすがに厚着させました。

ヒメは他の子供たちとともにお花を持つ役目をこなしました。

花嫁に見入っています。

オウジも花がほしいとダダをこねてもらいました。

披露宴は夜、始まります。

子供たちはいつも通り、ダダをこねたり、飽きて外で走り回ったりしていました。

で、就寝。
小さい子供たちのために別室を用意してくれていたので助かりました。

こちらのパーティは深夜(明け方?)まで続くのが恒例。
そして、この日はちょうどチリのサマータイムが通常タイムに変わる日。
日付が変わるときに1時間時計を遅らせます。
ということはパーティもいつもより1時間長くなるわけです。

お年寄りも楽しそうに踊っていますが、よく起きていられるなーといつも感心します。

さすがワイナリーだけあって、シャンパンやワインがおいしかったのですが、一度だけ、ペルーのいつもの調子でピスコサワーを頼んで失敗しました。
ピスコサワーはペルーのがやっぱりおいしいねー。

ま、それはさておき、とっても雰囲気のよいお式でした。



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