テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

土曜朝には、この《BOOKS》!

2016-07-26 21:59:59 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスゥ~…
 きょうはァ、ゆうれいィのォひィ、なのでスゥ~…」
「がるる~…ぐぅるがるる~…」(←訳:虎です~…ひゅうどろろ~…)

 こんにちは、ネーさです。
 今日7月26日は《幽霊の日》!
 なぜか?と申しますと
 鶴屋南北さん作『東海道四谷怪談』が
 江戸の中村座にて初演されたのが
 文政8年(1825年)の7月26日だったそうです。
 ならば本日の読書タイムは怖~いオバケの……ってことはなく、
 こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

  



      ―― 『王様のブランチ』が恋した本 ――



 編者はTBSテレビ『王様のブランチ』スタッフの皆さん、
 2015年11月に発行されました。
 『人生に潤いを与えるブック・セレクション』と副題が付されています。

「にんきィばんぐみィのォ~♪」
「ぐるがーるーぐる!」(←訳:人気コーナーです!)

 毎週土曜日、午前9時30分から放送されている
 『王様のブランチ』は、
 えーと、関東地域の方々にはお馴染みでしょうけれど、
 関西や九州、東北、北海道では、どうかしら、
 放送されていない、んでしょうか?

「かんとうゥげんていィ、でスかァ?」
「がるるぐるるる?」(←訳:たぶんそうかも?)

 では、あらためて説明いたしますと、
 週末の午前~午後にかけて
 TBSテレビで生放送される情報番組『王様のブランチ』では、
 番組のいちばん最初に始まる《ブック・コーナー》が
 とても人気なのです。

 《ブック・コーナー》で紹介されるのは、
 小説作品、ノンフィクション作品、
 コミック作品、とジャンルを問いません。

 番組内では、作品の内容(あらすじ)、
 背景や読みどころ、
 そして著者さんへのインタビューなどで構成されていて、
 このコーナーで特集されて売れ行きが伸びた!
 重版がかかった!という作品もあるほど
 本好きさんの強い支持を得ています。

「えいきょうゥりょくゥ、ありまス!」
「ぐるがっるるるる!」(←訳:でも驕っていない!)

 人気に驕らず、丁寧に、誠実に。

 この御本では、
 《癒される》《泣ける》《共感する》《元気が出る》
 《余韻に浸る》《唸らせられる》などの目的別?に章を分けて
 コーナー内で取り上げらてきた118の作品に加え、
 コメンテーターさんのおすすめ作品、
 番組出演者さんのおすすめ作品、
 作家さんたちへのインタビューも収録されていますので、
 いやー、けっこう濃ゆいです。
 読み応えあります。

「もふふッ♪
 よみたいィ~ごほんッ、いッぱいィのッてまスゥ~♪」
「がるぐるるるっ!」(←訳:全部読みたいっ!)

 評判の歴史小説、中島京子さん著『かたづの!』。

 賞を獲得したばかりの宮下奈都さん著『羊と鋼の森』。

 夏の古典といえばこれ!の
 宮沢賢治さん著『銀河鉄道の夜』は
 清川あさみさん画による絵本作品で。

 ワンコ好きさんには馳星周さん著『ソウルメイト』を。

 分子生物学のロングセラー
 福岡伸一さん著『生物と無生物の間』。

 うんうん、どれもステキよね~♪
 読みたい!だけじゃなく、
 何度も読み返したい!作品よねえ♪

「どのぺーじでもォ、わくわくゥ!」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:活字マニアの天国!)

 ブックガイド本とか
 ブックレビュー集とかは
 あんまり読まないようにしてるんだけど~という方々も、
 ちょっとだけ覗いてみてくださいな。
 
 番組スタッフさんの思いも詰まっている
 ココロほっこりのこの御本、
 おすすめです!
 
 
 
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