「こんにちわッ、テディちゃでス!
はやくもォ~はろうィんッ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!お菓子が続々!)
こんにちは、ネーさです。
スーパーマーケットの特設コーナーは、
黒猫やオバケをデザインしたお菓子で賑やかですね。
ハロウィン前に猛暑で溶けてしまいそう~とハラハラしつつ、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 日本文房具クロニクル ――
編者は日本なつかし大全シリーズ編集部の皆さん、
2024年4月に発行されました。
9月に入って、
『ロフト』さんや『ハンズ』さん他、
文具を扱うお店で一斉に並んだのは、
2025年版のダイアリー、カレンダー!
それに先日は、
『東京インターナショナル・ギフト・ショー』が開催され、
パーソナルギフトと生活雑貨の最新情報も報じられましたね。
「ふァいッ! ほしいものォ、いッぱいィでス!」
「ぐるるるがっる~!」(←訳:楽しそうだった~!)
この御本で取り上げられているのは、
1895年以降、
日本で作られてきた数々の文房具製品です。
1895年、つまり明治の時代に
まず大きく生まれ変わったのは『帳簿』でした。
江戸時代に用いられていた大福帳と毛筆から、
万年筆などの筆記具を使う西洋式帳簿へ。
そして、
輸入品の高価な文具に
日本の職人さんたちは刺激されたのでしょう、
明治・大正・昭和にかけて、
糊の『ヤマト』さん、万年筆の『パイロット』さん、
『セメダイン』さんに『サクラクレパス』さん、
『ツバメノート』さん、『三菱鉛筆』さん、
スケッチブックの『マルマン』さん……
といった国産文具メーカーさんが
誕生&発展してゆきます。
「いまもォ~だいかつやくゥ!」
「がるぐるる~る!」(←訳:愛用してま~す!)
日本初のシャープペンを開発した『シャープ』さん、
セロテープの『ニチバン』さん、
MONO消しゴムの『トンボ鉛筆』さん、
カッターの『オルファ』さん。
時代が現代に近付くとともに、
文房具たちは、
より便利に、
よりカラフルになっていったり、
或いは逆に、
発売当初とほとんど変わっていなかったり、
復刻版の方がヒットしたり。
「さいきんのォ、りゅうこうはァ~…」
「ぐっるるがるる?」(←訳:やっぱりインク?)
「ますきんぐゥてェーぷゥ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:付箋もいいよね!)
私ネーさが、
こういうのもあるんだ!と衝撃を受けたのは、
『あたぼう』さんが2016年から販売している
《飾り原稿用紙 碧翡翠》……!
アナログな原稿用紙を、敢えて現代に?
うわあ、触ってみたい!
どういう紙質なのかしら、これ?
と物欲が上昇してしまいましたww
「あなろぐゥ、だいじィでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:永遠の必需品!)
かつて使った文具。
これから使ってみたい文具。
1895年から2018年までの、
日本の文房具の歴史図鑑は
文具マニアさん必見です。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪