テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 筆からペンへ ~

2024-09-12 22:03:43 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はやくもォ~はろうィんッ!」

「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!お菓子が続々!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 スーパーマーケットの特設コーナーは、

 黒猫やオバケをデザインしたお菓子で賑やかですね。

 ハロウィン前に猛暑で溶けてしまいそう~とハラハラしつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― 日本文房具クロニクル ――

 

 

 編者は日本なつかし大全シリーズ編集部の皆さん、

 2024年4月に発行されました。

 

 9月に入って、

 『ロフト』さんや『ハンズ』さん他、

 文具を扱うお店で一斉に並んだのは、

 2025年版のダイアリー、カレンダー!

 それに先日は、

 『東京インターナショナル・ギフト・ショー』が開催され、

 パーソナルギフトと生活雑貨の最新情報も報じられましたね。

 

「ふァいッ! ほしいものォ、いッぱいィでス!」

「ぐるるるがっる~!」(←訳:楽しそうだった~!)

 

 この御本で取り上げられているのは、

 1895年以降、

 日本で作られてきた数々の文房具製品です。

 

 1895年、つまり明治の時代に

 まず大きく生まれ変わったのは『帳簿』でした。

 江戸時代に用いられていた大福帳と毛筆から、

 万年筆などの筆記具を使う西洋式帳簿へ。

 

 そして、

 輸入品の高価な文具に

 日本の職人さんたちは刺激されたのでしょう、

 明治・大正・昭和にかけて、

 糊の『ヤマト』さん、万年筆の『パイロット』さん、

 『セメダイン』さんに『サクラクレパス』さん、

 『ツバメノート』さん、『三菱鉛筆』さん、

 スケッチブックの『マルマン』さん……

 といった国産文具メーカーさんが

 誕生&発展してゆきます。

 

「いまもォ~だいかつやくゥ!」

「がるぐるる~る!」(←訳:愛用してま~す!)

 

 日本初のシャープペンを開発した『シャープ』さん、

 セロテープの『ニチバン』さん、

 MONO消しゴムの『トンボ鉛筆』さん、

 カッターの『オルファ』さん。

 

 時代が現代に近付くとともに、

 文房具たちは、

 より便利に、

 よりカラフルになっていったり、

 或いは逆に、

 発売当初とほとんど変わっていなかったり、

 復刻版の方がヒットしたり。

 

「さいきんのォ、りゅうこうはァ~…」

「ぐっるるがるる?」(←訳:やっぱりインク?)

「ますきんぐゥてェーぷゥ!」

「がるるぐるるる!」(←訳:付箋もいいよね!)

 

 私ネーさが、

 こういうのもあるんだ!と衝撃を受けたのは、

 『あたぼう』さんが2016年から販売している

 《飾り原稿用紙 碧翡翠》……!

 

 アナログな原稿用紙を、敢えて現代に?

 うわあ、触ってみたい!

 どういう紙質なのかしら、これ?

 と物欲が上昇してしまいましたww

 

「あなろぐゥ、だいじィでス!」

「ぐるるがるる!」(←訳:永遠の必需品!)

 

 かつて使った文具。

 これから使ってみたい文具。

 

 1895年から2018年までの、

 日本の文房具の歴史図鑑は

 文具マニアさん必見です。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

コメント
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