「こんにちわッ、テディちゃでス!
がんばれェ、はやぶさァにごうゥ~!」
「がるる!ぐるるがぅるる!」(←訳:虎です!宇宙でファイト!)
こんにちは、ネーさです。
前回記事ではミミズクくんにエールを送りましたが、
今日は小惑星探査機『ハヤブサ2』くんを全力で応援しますよ。
『ハヤ2』くんの道のりは、まだまだ長い……
どうかミッションを達成できますように!と星々に祈りつつ、
さあ、本日の読書タイムは
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 少女まんがは吸血鬼でできている ――
著者は中野純(なかの・じゅん)さん、大井夏代(おおい・なつよ)さん、
2019年1月に発行されました。
『古典バンパイア・コミックガイド』と副題が付されています。
先日は、練馬区立石神井公演ふるさと文化館分室にて開催中の
『練馬区ゆかりの漫画家』展と、
清水勲さんと猪俣紀子さん著『日本の漫画本300年』を
御紹介いたしました。
そして今回も、
漫画関連のノンフィクション作品に登場していただきましょう~♫
「しょうじょまんがはァ、きゅうゥけつきィ~…?」
「ぐるがるぐるるるぅ??」(←訳:これ本当なのかなぁ??)
御本の題名――『少女まんがは吸血鬼でできている』を一見して、
おそらく多くの方々が、
う~ん?
いくら何でも……?
と思ったことでしょう。
私ネーさも、
『少女まんが』『吸血鬼』というキーワードから、
萩尾望都さん著『ポーの一族を』想起したしましたけれど、
えーと、他に吸血鬼マンガって、ありましたっけ……?
「ところがァ!」
「がっるるるる!」(←訳:あったんです!)
ええ、そうなんです。
少女まんが専門の私設図書館《少女まんが館》を運営する
著者・中野さん&大井さんによれば、
吸血鬼少女まんがとは、
“少女まんがの核心部”。
そうして、本文を読み進んでゆくにつれ、
いやもう、ホントにもう、呆気に取られてしまいます。
こんなに?
吸血鬼少女まんがって、こ~んなにあるの?!?
「さくひんッ、いろいろォ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:作家さんもいろいろ!)
すでに1950年代から1960年代にかけ、
吸血鬼をテーマにした少女まんがは発表されていて、
横山光輝さん、
石ノ森章太郎さん、
野呂新平さん、
里中満知子さん、
えっ! 青池保子さんも!
さらに、まんがだけではなく、
少女雑誌の読み物にも
吸血鬼ネタが!
「しりあすゥどらまァもォあればァ~…」
「がるるぅるぐる!」(←訳:コメディもあり!)
『ポーの一族』が雑誌に初掲載されたのは1972年。
同じ1970年代に、
早くもラブコメディやらギャグやら、
吸血鬼少女まんがは、花盛り?
「まだまだァ、おわりませんでスゥ!」
「ぐるるるるがるるぐるるるがる!」(←訳:21世紀も吸血鬼まんがは健在!)
この御本の前半部分は、
《ポーの一族》シリーズと、
木村敏江さん著《夢の碑》についての
熱い語りで構成されていますが、
奇しくも、両シリーズとも新作が現在進行中、ですね。
また、
通常のコミックスより大きな版(B5サイズ)の
『ポーの一族』プレミアムエディション上下巻が
発売されたばかりです。
「ほんやさんでェ、さがしてェみてねッ!」
「がるるぐるるるがる~!」(←訳:今年は原画展も予定~!)
美しい姿のまま、永遠に生きる――
少女まんがの世界を
いっそう輝かせる“吸血鬼”という存在、
その魅力を説くこの御本は、
少女まんがは未知の分野なんだけど……そんな方々にこそ、
おすすめしたい労作にして傑作です。
どうか皆さま、ぜひ、一読を♪
がんばれェ、はやぶさァにごうゥ~!」
「がるる!ぐるるがぅるる!」(←訳:虎です!宇宙でファイト!)
こんにちは、ネーさです。
前回記事ではミミズクくんにエールを送りましたが、
今日は小惑星探査機『ハヤブサ2』くんを全力で応援しますよ。
『ハヤ2』くんの道のりは、まだまだ長い……
どうかミッションを達成できますように!と星々に祈りつつ、
さあ、本日の読書タイムは
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 少女まんがは吸血鬼でできている ――
著者は中野純(なかの・じゅん)さん、大井夏代(おおい・なつよ)さん、
2019年1月に発行されました。
『古典バンパイア・コミックガイド』と副題が付されています。
先日は、練馬区立石神井公演ふるさと文化館分室にて開催中の
『練馬区ゆかりの漫画家』展と、
清水勲さんと猪俣紀子さん著『日本の漫画本300年』を
御紹介いたしました。
そして今回も、
漫画関連のノンフィクション作品に登場していただきましょう~♫
「しょうじょまんがはァ、きゅうゥけつきィ~…?」
「ぐるがるぐるるるぅ??」(←訳:これ本当なのかなぁ??)
御本の題名――『少女まんがは吸血鬼でできている』を一見して、
おそらく多くの方々が、
う~ん?
いくら何でも……?
と思ったことでしょう。
私ネーさも、
『少女まんが』『吸血鬼』というキーワードから、
萩尾望都さん著『ポーの一族を』想起したしましたけれど、
えーと、他に吸血鬼マンガって、ありましたっけ……?
「ところがァ!」
「がっるるるる!」(←訳:あったんです!)
ええ、そうなんです。
少女まんが専門の私設図書館《少女まんが館》を運営する
著者・中野さん&大井さんによれば、
吸血鬼少女まんがとは、
“少女まんがの核心部”。
そうして、本文を読み進んでゆくにつれ、
いやもう、ホントにもう、呆気に取られてしまいます。
こんなに?
吸血鬼少女まんがって、こ~んなにあるの?!?
「さくひんッ、いろいろォ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:作家さんもいろいろ!)
すでに1950年代から1960年代にかけ、
吸血鬼をテーマにした少女まんがは発表されていて、
横山光輝さん、
石ノ森章太郎さん、
野呂新平さん、
里中満知子さん、
えっ! 青池保子さんも!
さらに、まんがだけではなく、
少女雑誌の読み物にも
吸血鬼ネタが!
「しりあすゥどらまァもォあればァ~…」
「がるるぅるぐる!」(←訳:コメディもあり!)
『ポーの一族』が雑誌に初掲載されたのは1972年。
同じ1970年代に、
早くもラブコメディやらギャグやら、
吸血鬼少女まんがは、花盛り?
「まだまだァ、おわりませんでスゥ!」
「ぐるるるるがるるぐるるるがる!」(←訳:21世紀も吸血鬼まんがは健在!)
この御本の前半部分は、
《ポーの一族》シリーズと、
木村敏江さん著《夢の碑》についての
熱い語りで構成されていますが、
奇しくも、両シリーズとも新作が現在進行中、ですね。
また、
通常のコミックスより大きな版(B5サイズ)の
『ポーの一族』プレミアムエディション上下巻が
発売されたばかりです。
「ほんやさんでェ、さがしてェみてねッ!」
「がるるぐるるるがる~!」(←訳:今年は原画展も予定~!)
美しい姿のまま、永遠に生きる――
少女まんがの世界を
いっそう輝かせる“吸血鬼”という存在、
その魅力を説くこの御本は、
少女まんがは未知の分野なんだけど……そんな方々にこそ、
おすすめしたい労作にして傑作です。
どうか皆さま、ぜひ、一読を♪