「こんにちわッ、テディちゃでス!
これはァ、ていせいィしないとォ~!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!いますぐに!)
こんにちは、ネーさです。
本日の読書タイムは、
この御本を《2018年 BEST BOOK》に加えておくべきだったわ!
ああ、なんたること……!
と私ネーさを打ちのめしたエッセイ作品に登場していただきますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 銀河を渡る ――
著者は沢木耕太郎(さわき・こうたろう)さん、2018年9月に発行されました。
『全エッセイ』と副題が付されています。
「にじゅうゥごねんぶんッ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:まとめました!)
著作活動25年分のエッセイを
《歩く》《見る》《書く》《暮らす》《別れる》
の5つのテーマごとに構成したこの御本の、
表紙を飾っているのは、
レオナール藤田(藤田嗣治)さんの画『VAGABOND』。
『ヴァガボンド』――
放浪者、漂浪者、さすらいびと、という意味を持つこの言葉が、
御本の性格をも表わしている、と申せましょうか。
収録されているエッセイはどれにも、
いえ、あとがきにまでも、
《旅》の記憶が刻印されています。
「いろいろなァ、すぽーつゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:活写されてます!)
シンクロナイズドスイミング、
クライミング(登山)、柔道、水泳、陸上競技……
様々なジャンルのスポーツについて
沢木さんは語りますが、
やはり、ボクシングに懸ける情熱は特別のようです。
第一部《鏡としての旅人》の中の
『ロサンゼルスのミッキー・ローク』(本文72ページ)では、
世界的に有名なボクシングジム『ワイルドカード』での、
ボコサーさんたち、
トレーナーさんたちとの邂逅が描かれています。
第二部《過ぎた季節》の、
『拳の記憶』(本文139ページ)で言及されるのは、
ボクシングの技術論と、
ボクシング・ファンとしての“夢”……。
「さわやかァなのにィ~」
「ぐるるがるるるるる!」(←訳:熱々に燃え上がる夢!)
そして、スポーツ選手さんがたびたび口にする、
心が折れる、という言葉遣いについても
沢木さんは思いを巡らせます。
或る人によれば、“心が折れる”は流行り言葉。
……けれど、そうだろうか……?
“心が折れる”なる表現は、
どこに、だれに始まるものなのだろう……?
その答えは
本文76ページの『心は折れるか』をお読みくださいね。
「それからァ、これッ!」
「がるるぐるるがるるるるるる!」(←訳:絶対に読んでもらいたいのは!)
第五部《深い海の底に》の、
『深い海の底に』(本文425ページ)は
俳優・高倉健さんを追慕する作品です。
沢木さんと高倉さん、
ふたりを結ぶ糸とは――
「かなしくてェ~… 」
「ぐるるるるるる……」(←訳:やりきれなくて……)
旅へ、旅へ、さすらい、さらに遠くへ。
星を追って銀河を渡り、
なおも続く沢木さんの旅の記録を、
全活字マニアの皆さま、ぜひ!!
これはァ、ていせいィしないとォ~!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!いますぐに!)
こんにちは、ネーさです。
本日の読書タイムは、
この御本を《2018年 BEST BOOK》に加えておくべきだったわ!
ああ、なんたること……!
と私ネーさを打ちのめしたエッセイ作品に登場していただきますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 銀河を渡る ――
著者は沢木耕太郎(さわき・こうたろう)さん、2018年9月に発行されました。
『全エッセイ』と副題が付されています。
「にじゅうゥごねんぶんッ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:まとめました!)
著作活動25年分のエッセイを
《歩く》《見る》《書く》《暮らす》《別れる》
の5つのテーマごとに構成したこの御本の、
表紙を飾っているのは、
レオナール藤田(藤田嗣治)さんの画『VAGABOND』。
『ヴァガボンド』――
放浪者、漂浪者、さすらいびと、という意味を持つこの言葉が、
御本の性格をも表わしている、と申せましょうか。
収録されているエッセイはどれにも、
いえ、あとがきにまでも、
《旅》の記憶が刻印されています。
「いろいろなァ、すぽーつゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:活写されてます!)
シンクロナイズドスイミング、
クライミング(登山)、柔道、水泳、陸上競技……
様々なジャンルのスポーツについて
沢木さんは語りますが、
やはり、ボクシングに懸ける情熱は特別のようです。
第一部《鏡としての旅人》の中の
『ロサンゼルスのミッキー・ローク』(本文72ページ)では、
世界的に有名なボクシングジム『ワイルドカード』での、
ボコサーさんたち、
トレーナーさんたちとの邂逅が描かれています。
第二部《過ぎた季節》の、
『拳の記憶』(本文139ページ)で言及されるのは、
ボクシングの技術論と、
ボクシング・ファンとしての“夢”……。
「さわやかァなのにィ~」
「ぐるるがるるるるる!」(←訳:熱々に燃え上がる夢!)
そして、スポーツ選手さんがたびたび口にする、
心が折れる、という言葉遣いについても
沢木さんは思いを巡らせます。
或る人によれば、“心が折れる”は流行り言葉。
……けれど、そうだろうか……?
“心が折れる”なる表現は、
どこに、だれに始まるものなのだろう……?
その答えは
本文76ページの『心は折れるか』をお読みくださいね。
「それからァ、これッ!」
「がるるぐるるがるるるるるる!」(←訳:絶対に読んでもらいたいのは!)
第五部《深い海の底に》の、
『深い海の底に』(本文425ページ)は
俳優・高倉健さんを追慕する作品です。
沢木さんと高倉さん、
ふたりを結ぶ糸とは――
「かなしくてェ~… 」
「ぐるるるるるる……」(←訳:やりきれなくて……)
旅へ、旅へ、さすらい、さらに遠くへ。
星を追って銀河を渡り、
なおも続く沢木さんの旅の記録を、
全活字マニアの皆さま、ぜひ!!