なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

多峰古峰山

2018-02-10 | 雪の山

雨、南風、雪崩注意報、単独(人を誘う余裕がなかった)というキーワードから、短い時間で行けて、山に囲まれているか北側から登れて、あまり雪崩の心配がなく、よく一緒に行く人にとっては喜びが少ない山…。
「あ~、そろそろタップコップいいかな。」ということで向かう。
おそらくエゾリスの足跡だろうあとがあちこちにあり、最初は人のトレース通り行かなかったので、エゾリストレースで進む。


下の方はまだまだ笹薮。今時期でこれじゃあずっとこのまま???
トレースが深く残っているので、トレース付近の笹は埋まらなさそう。

スキーを履いてきたので、下りを考えると罠だらけに見える。
ピークが「タップ」で、南側の646mが「コップ」か…? とかあほらしい由来を想像しながら歩いていると、「タップコップタップコップ…」と、頭がリズムを刻みだす。「これか!」と思ったが、そんなもんどこの山でも同じだ。
帰って調べたら、「離れたぽつんと立つ円山」「肩の上にあるもの」などのアイヌ語音が当てはまるらしい。なるほど、どちらもわかる。

ずっと湿った雪でピークは真っ白。

眺めいいんだろうなあ。

ピーク直下は、結構滑りが楽しい。視界が効けば自由に滑れるだろう。

コルからは思い切って沢型へ突入。

写真の笹の中を滑ってきた。
笹も雪も滑るから同じ。上から行けば罠も避けられる。

これまで登った山々を眺めるにはまた来なきゃなあ。



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