もう何度も前を通っていて，全く敷居は高くないのになぜか行きそびれていたお好み焼きやさん。創業三十周年だって，そんなに息の長いお店とは！
満席でしばらく待ったあと入店。中はカウンターのみ。
実は粉ものとソース味があまり得意ではないのも，なかなか行かなかった理由。お好み焼きとかタコ焼き＝胃がもたれる，というイメージで・・
でも，ここのお好み焼きはまったくもたれなかった。
粉の品質にこだわり，とろろ芋と出汁をまぜた後，一晩ねかせた生地はまったく粉っぽくなく，するするとお腹におさまっていく。私はマヨネーズ抜きにしたけれど，少し味見させてもらった自家製マヨネーズは，さらっとしていてこれまた軽くて，薄味のお好み焼きとの相性が抜群。次回は量を減らしてかけてもらおう。
一枚一枚丁寧に焼き上げるので，けっこう待たされるけれど，料理人の無駄のない動きをカウンターから眺めながら，食べる楽しみが膨らんでいく。
焼きそばもきになるし，再訪決定。
フェルマータカフェでいちごのパンナコッタ♪
苺は５回収穫できると聞いたことがある。
１２月から５月ごろまで出回っているけれど、いつが一番美味しいのかな。
３月は甘夏など美味しい柑橘が出回るので、苺を好んで買うことはない我が家。
もともと路地ものの小粒の苺が好きで、あまおうなど立派な大粒の苺にあまり興味のない私。なのでこの日食べた苺が今季初苺。
みずみずしくて酸味もちゃんとあって美味しい♪♪
”ミモザ”も可愛い＆美味しそうだった。
どちらも春らしい。
フェルマータで見つけた小さい春。
コロナ下で入学し（オンラインの入学式だった）、コロナ下でのキャンパスライフを送った生徒たち。いろいろなイベントが中止になり、授業もオンラインだったり教室だったりと振り回され、留学を諦めたりと、モチベーションを保つのが難しい中、よく頑張ってこの日を迎えてくれた・・と感無量。
今年の生徒たちを見送った後は、新入生は迎えず学校の長い歴史は閉じられる。
だからこの日は私にとってもこの学校からの卒業式。
少人数制の学校とはいえ、１９年勤めたので短期コースの生徒も含めると、教えた生徒の数はいったい何人になるだろう・・。この１９年で私自身は少しは成長しただろうか。 
たくましく自分の人生を生きてほしい。
