ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

季節をひとめぐり

2019年03月29日 | 京都



12年前の4月に始めた京都の四季を巡る旅が、今年で終わる。

桜と紅葉の季節は言うまでもなく・・新緑の糺ノ森も美しかった。
雨の中を上加茂神社まで自転車で行ったことも、真夏に大汗をかいて清水寺につづく坂をのぼったこともいい思い出。
鴨川の河川敷にすわって大文字焼きを眺めた。伏見稲荷の赤い鳥居の並ぶ様に感動した。嵐山も楽しかったし、延暦寺もよかった。とにかくよく歩き、自転車で走り回って、京都の四季を肌で感じた。

美味しいものにもたくさん出会えた。
1回目の旅の最初の食事が親子丼だったことから「毎回、親子丼を食べよう!」ということになり、11件のお店の親子丼の食べ比べもした。今年は最初にかえって、”ひさご” 再訪。12年前も今も店の前の行列は変わりなく、不動の人気を誇っている。

かなりつゆだく、とろとろの卵。ああ、こんなタイプだったね・・懐かしい! 

油揚げとかまぼこ、九条ねぎが入った衣笠丼は、卵とのとじ加減が違って、親子丼より甘さ控えめでとても美味しかった。



市内はまだ桜は五分咲きといったところ。
八坂神社~円山公園を抜け、花見小路のあたりを歩いていると、路地の向こうに鳥居が見えたので寄ってみるとなにやら人だかりが・・ 



ぜんぜん知らなくて来たのだけれど、ここは縁切りの碑で有名な安井金比羅宮。
この岩の表からくぐると縁切りで、裏からくぐると縁結びのご利益があるとか。面白~い♪



3時に桂離宮の予約をしていたので電車で桂へ移動。少し時間があったので、中村軒で休憩。

名物らしいので、麦代餅(むぎてもち)をいただいてみる。
昔から田植えどきの間食として食べられていたお餅で、麦代餅二個につき約五合の麦を代金としてもらっていた、つまり麦と交換したということでこの名前がついたのだそう。おくどさん(かまど)で炊かれた餡がとびきり美味しい。



よもぎ餅にひかれて、おぜんざいも。あぁ幸せ・・ 
湯のみを「かつら」と並べてみたけれど、分かってもらえるかな。 



桂離宮は皇室に関連する施設のため、事前の予約が必要。
そのためなかなか訪問のタイミングを逃してきたのだけれど、今回は運よく予約がとれた。
どうも、昨年秋から有料化され、参観回数も増えたことで予約がとれやすくなったらしい。

これだけ素晴らしい施設をガイドつきで見られるのだから、今まで無料だったほうが不思議。
スーツを着た職員さんがガイドされるのも、宮内庁の管轄・・だから?



説明を受けながらまわる1時間はとても楽しく、勉強になり、あっという間だった。



次の機会に修学院離宮も行ってみよう。





今夜の食事は、三回目となる”アジェ” 
もはや京都にホルモンは欠かせなくなってしまった。



まずはホソ塩。
きたきた、ファイヤー!



ここのキムチも絶品。生マッコリがあるのも嬉しい。



まわりの人がみんな食べているので、2回目から注文するようになった”白ご飯”。
前回は「小」で後悔したから、今回は「大」
ニラの入った飯泥棒がこれまたうまいんだ~。



やっぱりアジェ、たまらん~。
今回は三条にあるホテルにしたので、ご飯を食べて、ぷらぷらと歩いて帰れるのがよかった。
高瀬川沿いの夜桜を眺めながら。

コメント
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