明日のえしぇ蔵の手術に備え(?)、ベジキッチンの料理教室で栄養補給。今月は生姜やネギをたっぷり使ったまさに介護疲れの私にぴったりのメニュー。。というのは冗談で毎日、病院に遊びに行っているようなもの。えしぇ蔵の病院食を味見と称して横取りしたり、同室の3人のおじいちゃんの会話が傑作で、声を殺して笑ったり。
まず最初に大量の白ネギをみじん切りにするところからお料理スタート。ニンニク、しょうがと一緒にじっくり炒め、味噌を加えてネギ味噌を作る。このままでもご飯が進む美味しさ。さらにいろいろな料理に応用できる優れもの。ゴトウ先生はネギ味噌のパンケーキを考案。これがなかなかいける!
こんなにたくさん!?というほどすりおろした生姜を入れる(正確には鍋の上ですりおろし入れる)味噌汁はどんな風邪も撃退できそう。
土鍋で炊くロースト黒豆ご飯。おこげが最高
ネギと味噌のほのかな香りと味わいがパンケーキにマッチ
帰るころは身体の中からポカポカだった。さぁ、明日は頑張るぞ~(って何を?)
とはいえ今週は教会で食べごとが続き、シチュー20皿とかビビンバ10人分とか作っていたおかげで、野菜不足にはならないですみそう。
スジョンに続き、ヒョリも韓国に帰ることになり、日曜日とハングル講座それぞれでお別れのランチ会をもった。
ホームメイドスイーツも充実してた
顔も起こせないので食べやすいものを用意してください、と言われていたので、一口サイズのおにぎりを持参。
う~ん、我ながら甲斐甲斐しい。もう鬼嫁とは言わせない!?
でも消灯9時のえしぇ蔵は私の夜の行動は知る由もない。
昨日入院したばかりなのにもう外泊(笑)。本人はどこも痛くも痒くもないので、外泊を利用して仕事のアポを入れてるし。それが久留米のお客さんだというので、私も便乗。
病院の外に出るなり「外の空気はうまい~」と、まるで一月ほど入院していたような台詞。
高速で一路久留米へ。まずはリストランテSAYAにてランチ。パスタを一口食べて絶妙なアルデンテ、そしてソースの美味しさにえしぇ蔵がもだえた。わずか1日の病院食で飢えを覚えていただけに、尚更感動したようす。パスタランチのコスパに感動。
カップがハート
SAYAのすぐ近くに行きたかったパン屋さんと惣菜屋さんを発見。
パン・ド・キュイソン。対面販売でハード系とデニッシュが充実。
店の前に警備員さんがいるほど盛況の黒毛和牛専門店。同じ店舗内に肉、惣菜、イートインのコーナーあり。
えしぇ蔵が仕事の間、穀物屋さんのカフェで長居させてもらった。さすが全国初の穀物専門店。粉類や豆に関する知識が豊富で、新しいものへの取組みなどいつもブログで楽しく拝見している。今日の試食はマントウの皮の部分の食べ比べだった(詳しくはこちらを)。
夜は黒豚のサムギョッサル+ナカツルのホルモン。少し甘めの味付けが癖になりそうな美味しさだった。
今日一日、ちょっと飛ばしすぎたかな。この後の2週間がかえって辛くなるかも。
ついにえしぇ蔵入院の日。
これまで大きな病気はおろか、ほとんど風邪もひかず、視力も歯もいいので病院とは縁がなかっただけに、はじめての入院にやや興奮気味のえしぇ蔵。といっても緊張するでもなく本やDVDのセレクトに余念がない。PCを持ち込んで仕事もするつもりらしい。
九大病院の新館は明るく広々していて病院臭も少ない。去年私が入院した病院があまりに狭くて古い建物だったので、そのギャップにジェラシー!
独立して今までがむしゃらに走り続けてきたから、このあたりで少し休みなさいと神様がくれた休暇と思えばいいかな。しかし・・やっぱり病院食は不味いみたいで、最初の食事から「助けてくれ~。まずい~!」とメールで訴えてきた。
そのころ・・私は友達と、箱崎のフレンチで優雅なランチ中。おほほ・・
さすがに鬼嫁の私でも、これをえしぇ蔵に写メはしなかった。
そして、ドクターから手術の説明を受けるために病院に戻る時に、海苔の佃煮を差し入れ。内蔵疾患ではないので何でも食べられるだけに病院食はこたえるみたい。これから2週間、家事から解放されて鬼嫁パラダイス満喫~♪と思っていたけれど、大きな子どもが入院しているみたいで、かえって手間がかかりそうな気がしてきた・・。
3ヶ月ぶりに再開した太極拳。おうちヨガはぼちぼちやっているので、それほど体は固くなっていないようす。
太極拳を始めたのは王先生の流れるように美しい演技に魅了されたのがきっかけ。それまでの「人民服を着た中国の老人が早朝にやるもの」というイメージが覆された。深い呼吸と緩やかな動きを繰り返すことで(ヨガのように静止しない)、血液の循環がよくなり、心身ともにすっきりする。それに見た目よりはるかに運動になる。特に下半身!低い姿勢を保ちつつゆっくり動き続けるのは、下半身に相当の負荷がかかる。だから太極拳は若いうちに始めるのがお勧め。
王先生。中国では学校の体育の時間に太極拳を習うらしい
今教えていただいているのは全国大会などでも賞をとられる優秀な先生(日本人)で、小柄ながら動きがシャープで王先生とはタイプが異なるけれど、また素敵だ。太極拳が武術であることを一つ一つの動きで示してくださる。そしてレッスンの最後に練功(れんこう)という気功をとりいれた中国の保健体操をするのだけれど、これがまた体がすきっとする。自然治癒力を増す体操なのだとか。
見ていると簡単そうな太極拳・・しかし、実際にやってみると、手と足と目線と呼吸を同時に意識する(しかも自然に)というのはなかなか難しい。気がつくと呼吸を止めてたり・・怖~い顔になってたり。
24式の一つの動作の説明から引用してみると・・
右足をできる限りしゃがませ、右膝とつま先の方向を一致させて膝を内側に入れないようにして、重心は右足におく。横に一歩出す左足先と、しゃがんでいる右足の踵を一直線上にして膝をまっすぐ伸ばし、足先を内側に向ける。足を上げる時は重心を安定させて、身体を伸びやかにしてリラックスする。(16番 ズオーシャーシーオウリー)
文章で読んでもぜんぜんピンとこない。身体で覚えるしかない。
太極拳とヨガは、寝たきりになるか、ボケるか、死ぬまで続けたいことの一つ。
2階から降りてきたえしぇ蔵が開口一番、「うわぁ、くさい!」
それもそうでしょ。大量のニンニクと生姜をすりおろし、あみの塩辛やカナリエキス(イカナゴを自然発酵させたもの。漁醤のようなにおい)を混ぜて、キムチ用のヤンニョム作りの真っ最中だったのだから。でも私にとっては世にも芳しい~香りなんだけどなぁ。
今回はいつものレシピに加えて、餅粉のペースト、干し柿、あごだし etc を加えてみた。キムチ作りを始めて3年。。まだまだ「これだ!」というレシピに到達していない。
5株分はあるヤンニョム。キムチだけではなく、魚を煮たり、サラダに混ぜたり応用可能。
日本の白菜は韓国のものより水分が多いので、よく干すこと。そして韓国産の塩を使うのがポイントと韓国人の奥さんから聞いたので、白菜は3日間陰干しし、韓国産のコッソグム(花塩)をもう一度炒りなおして細かくすったものを塩漬けに利用。いつもより少し手間をかけただけ美味しくなるかな~。後はゆっくり発酵して美味しくなるのを待つのみ。
「赤くないのも食べたい」というえしぇ蔵のリクエストに応えて、白菜の1/4は橙の汁と出汁で味付けした漬物に。仕上げに柚子を散らして。
うう・・寒い。
でも今寒くなくていつ寒い。冬ならではの楽しみを味わいながら春を待とう。居間のコタツの周りがだんだん私の部屋化していく。
成人式の一日もルームウェアでコタツムリ。
ドラマを見ながら縫い物をしたり編み物をしたり。
このバッグはプレゼントに。喜んでもらえるかな。
紫の毛糸はひたすら編み続けているけれど何になるかは私にも分からない・・
珈琲が飲みたいな、と思っているところへケーキと珈琲豆がえしぇ蔵と一緒にやってきた。万歳!
きなこの香りがするムースと、へーゼルナッツのスポンジに3層のクリームをはさんだケーキ。那珂川のシェ・シュクールより。
月曜日は産直クラブの配達日。注文していた即興詩人のブラウンスコーンが届いた。ずっしり・しっとり・あっさり感は即興詩人ならでは。この大きさと素材を考えると1個100円は安すぎるくらい。フォトグラファーであり詩人の草柳氏。めっちゃダンディ。男性ならこんな歳の重ね方をしたいと思わずにはいられないのでは。
教会学校こどもクラスの讃美風景。
まだ字が読めないこどもたちでもすぐに歌詞を覚えて歌っている。
大人はといえば・・
小雪のちらつく寒い一日。
昼はお正月に残ったお餅でぜんざい。
えしぇ蔵は仕事にでかけ、私はコタツで読書・うたたね・縫い物をしながら午後を過ごした。3時に帰宅したえしぇ蔵とカフェオレ&クッキーでお茶をして、夜までさらにまったり。
夕食はブリのチゲ。グリルして入れたのでブリの身が崩れず、出汁の風味も損なわれず最後まで美味しい。大好きなシラタキを切らしていた・・と思っていたら、忘れかけていた「乾燥こんにゃく」を思い出した。熱湯に7分つけるだけでコシのある美味しいシラタキに変身(^^♪ キムチは入れずに出し醤油とコチュジャンと韓国味噌その他もろもろ、量は目安で。鍋のレシピは作れないなぁ。。
本日のスープはビーツのポタージュ
専任のスタッフさんがお休みだったので、今日は初めて一人でカフェに入った。どきどき。といっても箱崎という場所のためか、まだ知名度が低いためか、週末でもゆっくりモードなので私でも大丈夫。
本屋さんの2階でギャラリー併設のカフェなので、急いでご飯を!というより、ゆっくり時間と空間を楽しむためにカフェを利用するというようなお客様が多い。今日もお一人様で本を読んだり、何か書き物をしながらゆっくりされる女性が数名と、箱崎宮帰りの若いカップルなどが来店。
ほとんどのオーダーがベーグルサンドと珈琲のセットなので、ベーグルの焼き戻しと、珈琲とスープを冷めないようにするタイミングに専念。ベーグル隊が手間を惜しまず愛情こめて作っているベーグルだから。。美味しいものを美味しく食べていただきたいというその一心で。なんとか大きな粗相もせずに終ってほっとした。