ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

Tai-Chi

2009年01月14日 | ならいごと
 

3ヶ月ぶりに再開した太極拳。おうちヨガはぼちぼちやっているので、それほど体は固くなっていないようす。

太極拳を始めたのは王先生の流れるように美しい演技に魅了されたのがきっかけ。それまでの「人民服を着た中国の老人が早朝にやるもの」というイメージが覆された。深い呼吸と緩やかな動きを繰り返すことで(ヨガのように静止しない)、血液の循環がよくなり、心身ともにすっきりする。それに見た目よりはるかに運動になる。特に下半身!低い姿勢を保ちつつゆっくり動き続けるのは、下半身に相当の負荷がかかる。だから太極拳は若いうちに始めるのがお勧め。

   
  王先生。中国では学校の体育の時間に太極拳を習うらしい

今教えていただいているのは全国大会などでも賞をとられる優秀な先生(日本人)で、小柄ながら動きがシャープで王先生とはタイプが異なるけれど、また素敵だ。太極拳が武術であることを一つ一つの動きで示してくださる。そしてレッスンの最後に練功(れんこう)という気功をとりいれた中国の保健体操をするのだけれど、これがまた体がすきっとする。自然治癒力を増す体操なのだとか。

見ていると簡単そうな太極拳・・しかし、実際にやってみると、手と足と目線と呼吸を同時に意識する(しかも自然に)というのはなかなか難しい。気がつくと呼吸を止めてたり・・怖~い顔になってたり。

24式の一つの動作の説明から引用してみると・・

右足をできる限りしゃがませ、右膝とつま先の方向を一致させて膝を内側に入れないようにして、重心は右足におく。横に一歩出す左足先と、しゃがんでいる右足の踵を一直線上にして膝をまっすぐ伸ばし、足先を内側に向ける。足を上げる時は重心を安定させて、身体を伸びやかにしてリラックスする。(16番 ズオーシャーシーオウリー) 

文章で読んでもぜんぜんピンとこない。身体で覚えるしかない。

太極拳とヨガは、寝たきりになるか、ボケるか、死ぬまで続けたいことの一つ。
コメント
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