2階から降りてきたえしぇ蔵が開口一番、「うわぁ、くさい!」
それもそうでしょ。大量のニンニクと生姜をすりおろし、あみの塩辛やカナリエキス(イカナゴを自然発酵させたもの。漁醤のようなにおい)を混ぜて、キムチ用のヤンニョム作りの真っ最中だったのだから。でも私にとっては世にも芳しい~香りなんだけどなぁ。
今回はいつものレシピに加えて、餅粉のペースト、干し柿、あごだし etc を加えてみた。キムチ作りを始めて3年。。まだまだ「これだ!」というレシピに到達していない。
5株分はあるヤンニョム。キムチだけではなく、魚を煮たり、サラダに混ぜたり応用可能。
日本の白菜は韓国のものより水分が多いので、よく干すこと。そして韓国産の塩を使うのがポイントと韓国人の奥さんから聞いたので、白菜は3日間陰干しし、韓国産のコッソグム(花塩)をもう一度炒りなおして細かくすったものを塩漬けに利用。いつもより少し手間をかけただけ美味しくなるかな~。後はゆっくり発酵して美味しくなるのを待つのみ。
「赤くないのも食べたい」というえしぇ蔵のリクエストに応えて、白菜の1/4は橙の汁と出汁で味付けした漬物に。仕上げに柚子を散らして。