おはよう別府!
駅前の足湯にもコロナ渦が過ぎたことを感じる。
駅前に趣のある銭湯を発見。
前日に山で食べたパンがとても美味しかったので,モーニングも同じベーカリーへ。
ホテルからけっこう距離があったので往路は駅前からバスで行くことにした。
帰りは海沿いを歩いて戻る。
今日もよい天気!
海に映えるモニュメントが点在している。
むこうは四国,というところが福岡の海と違う。
チェックアウト前にもうひと風呂♪
今回はゆっくり滞在して別府の魅力を再発見できた。
浮羽で高速を降りて,天水でうどんを食べた後,
道の駅うきはと,にじの耳納の里で食材を調達して帰宅。
日曜日は悔しいほどの快晴。
昨日は新宿に戻ってきた後,石神井の叔母の家へ。
昨年亡くなった叔父のご仏前にお参りして,両親はそのまま叔母の家に宿泊。
私は飯田橋にホテルを取っていたので,再びひとり東京の街へ・・
久しぶりの渋谷。
外国人に交じって,交差点の写真を撮ってみたり・・
あらためて,東京の人の多さにひるむ。
渋谷に寄ったのは,ワールドコインの登録のため。
仮想通貨なんて,まったく理解不能で興味ゼロな私が登録した理由は・・
大人のオンライン英語クラスで,たまたまワールドコインの記事を教材にしたときに,生徒の一人から「東京に行くなら,オーブの登録してきてくださいよ」~」と言われた,というそれだけ。
Orbがどんなものかは興味があったので,ネットで予約して行ってみた。
巨大な目玉おやじのようなOrbをのぞき込み,虹彩をスキャン。
登録にかかった時間は2分程度。
これで私は晴れて人間であることが証明された(笑)
その後・・
定期的に仮想通貨が支給されているらしいけれど,まったく仕組みを理解していない私は
なにがなんんだか分からない。ビットコインみたいに大化けすることを期待している(笑)
話を上野動物園に戻して・・
さすがにお天気の週末は,待機列にひとがたくさん。
それでも開園から30分ほどで,1回目の観覧ができた。
いきなり二人,並んでる~~♪
わんぱく坊主のシャオの表情がたまらない。
レイちゃんは,ひたすら食べまくる。
そして,2回目の観覧では,二人はもう寝てた。
シャオのむこうにレイちゃん。
その後,二人が起きるのを期待して,30分並んで観覧を繰り返したけれど
起きる気配なし。観覧のたびに,微妙に場所は変わっているけれど,動いているときに見ることはできなかった。
でもシャオの寝顔に癒される。
レイちゃんは,観客から見えないのが分かっているように
わざわざ死角で寝るんだから~~。
もう少し涼しくなったら,隣接の運動場で遊ぶんだろうな~。
外に出たら,待機列からも見えるので,二人を見られる時間が増えるだろうなぁ。
(これを書いている10月は,Youtubeに外で遊んでいる双子の動画が毎日アップされていて,見に行きたくてたまらなくて,毎日そわそわしている。)
上野動物園のパンダの部屋は,白浜のアドベンチャーワールドや,動画で見る外国の動物園に比べるとかなり狭い。運動場も思いきり走れるほどのスペースはないし,子パンダは木登りが大好きなのに,大きな木もない。ガラス越しに,目の前に見ることができるのは嬉しいけれど,パンダのことを考えると,やっぱり中国に帰って,広い森の中で暮らすのが幸せなんじゃないかと思う。
上野のシャンシャンや,白浜の桃浜,桜浜,永明が中国に帰ってしまったときは,なんで日本で生まれた子や,高齢のお父さんを返還しなくちゃいけないのかなぁ・・と悲しかったけれど,最近アップされた,”豪邸”でのびのび暮らしているシャンシャンの動画を見て,やはりパンダは中国で暮らすのが一番だという考えに変わった。
背をむけて食事中のリーリーにもさよなら。
また会いに来るね!
園内のショップでお買い物。
生まれたてのピンクから,生後数週間の灰色がかったのまで・・なかなかマニアックなぬいぐるみ。
りんごを持っているシャオのぬいぐるみを購入。
白浜で買った子(←我が家の梅浜)と,これでパンダぬいぐるみは2頭になった。
次に上野に行ったら,レイちゃんをお持ち帰りする予定。
パンダファン歴の浅い私は,シャオレイの誕生から今までの成長をリアルタイムでおっかけしていないけれど,写真だけでも可愛さにメロメロ。破壊的な可愛さ!
もはや,う〇ちだって,愛らしい。
母子の同居シーンも見たかったなぁ。
今年の2月が親離れだったんだね。
パンダは単独で行動する動物なので,双子でもいつかは離れ離れになる日がくる。
ふたりがわちゃわちゃじゃれあっている姿を少しでも長く見ていたいけれど,パンダの成長は早い。次に会いにくるまで,二人が一緒にいることを願って,上野を後にした。
上野から羽田空港まで1時間ほどで移動できたので,とりあえず,東京に来ても上野動物園にはスムーズに行ける自信がついた(何の自信!?)
離陸してぼんやり窓の外を眺めていたら,雲の上に頭を出している山が見えてきた。
あれは! そう,富士山。
富士山は山脈に含まれるのではなく単独峰なので,ひときわ存在感がある。
目の前まで行ったのに見られなかった富士山を,旅の終わりに空から眺める。
いい旅のしめくくりになった。
上野駅で両親と合流し,新宿へ移動。
高速バスといえば昔から,発着地は新宿。
大学時代には深夜バスでスキーに行ったなあ・・大きなスキーバックをひいて。
新宿で迷子にならないか心配だったけれど,新南口の改札を出たら目の前がバスセンターで,とても便利!無事に4階のバス乗り場で叔母と合流し,ネットで予約していた河口湖行きのバスに乗車できた。
1時間半ほどで河口湖駅に到着。
ホテルの送迎車で今夜のお宿,秀峰閣湖月へ。
名前のとおり,河口湖を見渡せる宿。
ちょっと奮発して,足湯つきのお部屋にしたけれど,あまり足湯は使わなかったので,普通の部屋でよかったかな。いや,晴れていたら足湯につかりながら,飽かずに富士山を眺めたはず・・・
温泉でさっぱりした後,女性陣はラウンジでワイン。
夕食は部屋で。
叔母の話に大笑いしながら,楽しい時間・・
最近食が細くなった,という父も私より食べていたので,まだまだ大丈夫!
山芋が富士山だ♪
そして翌朝。
昨夜から天気予報をずっとチェックしていたけれど,明け方に雨の音・・
雨があがっても空は分厚い雲で覆われている。
本当はバックに雄大な富士山が見えるはずなんだけれど・・。
諦めきれずに空を眺めていたら,風に流されて雲が動く瞬間があって,見えるかも~~と大興奮。
そして,山頂が見えた!
ほんの10秒くらいだったけれど,宿から見える富士山の距離感がつかめて,
やっぱり大きい!と実感できたのでよかった。
チェックアウトの後,宿のすぐ近くにある久保田一竹美術館へ。
辻ヶ花と呼ばれる15~16世紀に失われてしまった染色・装飾技法の復刻への取り組みが世界的に評価されている染色工芸家さんだそう。美術館の中にはまるで絵画のような着物の展示と,久保田さんが世界中で調達した美術品や家具,調度があちこちに配置されていて,なかなか見ごたえがあった。
入口の門はインドの古城で使われていた扉でできているそう。
ガウディっぽい中庭。
父はここで休憩。母と叔母と私は森の中を散策。
カフェでティラミスを食べて,ショップで蜻蛉玉のピアスを買ってもらって(←前日が私の誕生日だったので),美術館を後に。
河口湖駅から復路は電車にしようと思っていたけれど,乗り換えが面倒で帰りもバスに。
バスを待つ間にランチを食べることに。
本当はほうとうが食べたかったけれど,行列で諦めて,食堂で”吉田のうどん”。
富士吉田の郷土料理で,麺が”日本一硬い”らしい。
練り物が富士山♪
さすがに日本一・・硬さがハンパない。
しらなかったら,クレーム言いたくなるレベル(笑)
今回は父に富士山を見せたい!という母の願いが叶わなかったけれど,
4人でのんびりいい旅ができた。
母が行きたい美術館があるそうで,また行こうと計画している。
そのためにも両親ともに元気でいてもらわなくちゃ。
次回は富士山が冠雪している季節。そして一番晴れる確率の高い月にしようと思う。
朝起きると,予報どおり台風通過中の大雨。
富士山は諦めなけばいけないかもしれない・・
でも上野のあの子たちは,雨でもきっと会える。
はやる気持ちをおさえて,上野駅のカフェでモーニングを食べ,いざ動物園へ!
駅前からゲートまでほとんど誰もいない。
並ぶことを覚悟していたチケット売り場も無人(笑)
しばらくすると,常連さんと思われるふたり連れがパスポートの列に並んだので,話しかけてみると,ほぼ毎日来ているとのこと。その方たち曰く「台風の日は必ず来ますよ」
その言葉の意味が後でよくわかった。
9時半開園。
上野動物園は入場料がとても安く,年間パスポートでも2400円と破格なので,パスポートを購入。今回の滞在で2回来て,あと2,3回は来る気まんまん。何より混んでいるときも,チケット売り場に並ばなくていいので。
入口からパンダのいるエリアまでけっこう遠い。
横殴りの雨で靴はぐしょぐしょ。そして寒い!
常連さんたちは,みんなレインコートに長靴。何度も「寒くないですか?」と聞かれる。
奥の建物がシャオ&レイを観覧できるところで,通常はすいていても30分,週末は1~2時間並ぶらしい。シャンシャンが中国に帰る前は4時間並んだという話も・・ コロナ渦は観覧自体が抽選だった。
それが台風のおかげで,待ち時間はほとんどゼロ。
常連さんの「台風の日は必ず来ます」の意味がよく分かった。
双子の準備ができ次第,閲覧開始になるとのこと。
この日はレイちゃんが,なかなか出てこなくて,10時を過ぎても扉があかない。
雨で寒い中を待つのはつらいはずが,あの子たちに会えるという期待でぜんぜん気にならない。推し活ってこんな気持ち?(笑)
あ,ゲートが開きそう!
そして・・扉を入って中に入ると,すぐ目の前にシャオがいた~~。
可愛い,可愛い,可愛い。
リアルぬいぐるみ!
あれ,レイちゃんはどこ?
木の上にひっかかってる(笑)
どうやら,観覧エリアに出てきてもまだスイッチが入らず,おねむモードの様子。
常連さん曰く,「シャオはファンサ(ファンへのサービス)がすごい」らしい。
「あの子は自分が可愛いことが分かってる」と(笑)
確かに,観客の目の前に座って,時折カメラ目線を送ってくれる。
それに対して,レイちゃんはマイペース。
あ,レイちゃんが起きた!
か,か,可愛い~~~!
そうして,待ち時間ゼロなのに,室内観覧2分(左側1分,右に移動して1分)で外に出て,誰もいない待機列をぐるーっと大回りして入場・・を繰り返すこと10回!
待ち時間ほぼゼロなんだから,列をなくしてくれてもいいのに・・と思いながら,無駄な動きをぐるぐる・・なんだか,自分の行動がおかしくて笑ってしまう。
室内観覧場には屋外運動場が隣接しているけれど,まだ暑すぎて屋内観覧のみ。
外で遊んでいる双子も見たいなぁ~。
後半は,レイちゃんも木から降りて朝ご飯を食べ始めた。
背中合わせでもぐもぐ。
次の閲覧では,レイちゃんが目の前に。
可愛い~~~♪
でもカメラ目線はなし。
座っているときは見れなかった,シャオのグリーンベルト。
ときどき塗りなおして,色がくっきりしている日もあるけれど,この日は薄いグリーン。
双子の見分けは十分につくのでマークは要らないけれど,
もはやグリーンベルトはシャオのトレードマーク。
隣のお部屋には,お父さん(リーリー)とお母さん(シンシン)がいる。
こちらは混んでいる日でも待ち時間はほとんどゼロだそう。
パンダは大人になっても可愛いけれど,やっぱり双子の可愛さは格別だもんね~。
お父さんの後ろ姿。
お母さんは・・寝てた。
寝相に親近感を覚える。
もし予定がなければ,おそらく閉演まで30回転くらいパンダを見続けたことだろう・・
金沢から新幹線で上野に着く両親と待ち合わせをしていたので,1時間で切り上げて駅へ。
また明後日,会いにくるね~~。
いつぶりだろう・・の,東京へ。
ただでさえ変化が目まぐるしいお江戸・・
山手線や地下鉄マップとにらめっこ。
今回は,父の米寿記念で河口湖への旅行を考えていた母の計画に私が便乗。もちろん家族旅行も楽しみだけれど,私にはひそかな野望があった・・
それは上野動物園へ,パンダを見に行くこと!
旅行は金曜日からなので,金曜日の午前便で飛べば間に合うけれど,私は朝いちばんで動物園へ行きたかったので,木曜日の仕事が終わってから,21時20分のスカイマークで深夜に東京入り。
飛行機はほぼ満席だった。
羽田に23時過ぎに到着し,モノレール→山手線と乗り継いで,日付が変わって上野に到着。宿は駅前のビジネスホテル グリッズ上野。
旅のサブスク Harfのコインを使って予約したのは格安のドミトリー。個室が満室だったのもあるけれど,深夜に着いて寝るだけだからと相部屋。女性専用フロアも満室とのこと。おそらく外国人でいっぱいなのだろう。
扉をあけると,もわっと男臭(笑)
2段ベットの2階が今夜の宿。
思ったより空間は広く,寝るだけならこれで十分。
なんと関東地方は台風が通過中で,富士山は絶望的(涙)
でも明日パンダに会えることが嬉しくて,わくわくしながらあっという間に爆睡。
4年ぶりに開催の山笠。
赤坂に引っ越してきた年に見に来たのが,ちょうど中止になる前の年だった。
当時,改装中だった石村萬盛堂が立派なビルになっていた。
やはり祭りは生で見るのが一番~~。
いや,参加している人が一番楽しいでしょう!
(でも今年は痛ましい事故が起こり,とてもショックでした・・)
前回は徒歩だったけれど,今回は自転車なので10分ほどで帰宅。
そのまま地下鉄で博多駅へ出て,大阪経由で金沢へ。
いつもリントンズの紅茶目当てで阪神デパートしか寄らなかったけれど
今回は阪急とはしご。阪急の食品売り場の充実ぶりに興奮がとまらない。
中身は同じゴールドなんだけどね・・
エリザベス女王の追悼デザインというだけで,買ってしまう。
我が家は毎朝リントンズの紅茶。
以前はオンラインで購入していたけれど,阪神に実店舗ができてからは,帰省の際に大阪に寄る楽しみができた。半年分ほど購入して一安心。
湖西線は往復ともに琵琶湖側の座席をキープ。
岡山駅前の桃太郎。
GW西日本の旅最終日は倉敷へ。
特急やくもなら岡山→倉敷はたったの11分。
このまま出雲まで行きたいなぁ。
倉敷駅から歩いて美観地区へ。
まるで映画のセットのような町並み。
この旅は永平寺に始まり、大原美術館で終わる
建物自体が芸術作品。
大原美術館は日本初の私立西洋美術館だそう。
美術に詳しくない私でも知っている画家や彫刻家の名前がずらり・・
財力もすごいけれど,先見の明のなせるわざ。
アート好きなえしぇ蔵は,学生のころから画集などで親しんでいた絵の実物を前に,感動に浸っていた。
有名な画家のメジャーではない作品に触れる楽しみもあり,
ここで初めて知って興味を覚えた画家も。
工芸・東洋館も見ごたえあり。
美術館の向かいにある有隣荘も特別公開されていた。
有隣荘は,大原孫三郎(大原美術館の創設者)の私邸兼迎賓館。
美術館のコレクションからモノクロームの作品が,有隣荘の中に展示されている。美術館の中で鑑賞するのとはまた違って,建物とアートが魅力を引き立てあっていて素晴らしかった。
旅の最後の食事は,倉敷ラーメン。
美観地区を散策し,老舗らしき和菓子屋さん(木本戎堂)で焼きたての”むらすずめ”を買って,食べ歩き。もちもちとした皮が美味しかった。
路面電車のある町はいいなぁ。
車の運転は難しそうだけれど・・
岡山駅に着いたと同時に雨がぽつり。
初日から傘を持ち歩いていたけれど,最後までお天気に恵まれて,どの町も満喫できた。
朝食のパンを買いに,FlipUpへ。
相変わらず人気!この旅で並ぶ忍耐力がついたかも・・
通りがかりにすごい名前の神社を発見。
”みかね神社”と呼ぶらしい。鳥居が金色~!
チェックアウト後,自転車をレンタルしてまずは京都御苑へ。
町中の人混みは嘘のような解放感。
砂利で走りにくいけれど,よく見ると自転車が走りやすい一本道がついている。
京都のプランはえしぇ蔵任せ。
ちょうどこの日,下鴨神社で流鏑馬があるらしい。
新緑の糺の森は最高に気持ちがいい。
森の中に馬が走る道はあるのに,馬も観客もいないのでおかしいな・・と思ったら,流鏑馬は3日に終わっていて,この日は別の行事が神社のほうであるということ。人の流れにのって神社へ歩いていくと,弓を持った射手の行列に遭遇。
「歩射神事」という弓矢を使って邪気を払うという神事が行われる様子。
厳粛な雰囲気の中,射手が弓を放つまでの一連の動きをじっくりと見て,弓が飛ぶひゅんという音を間近で感じることができた。
せっかく自転車なので,もう少し郊外を走ろうと,上賀茂神社まで足を延ばすことに。
鴨川沿いをサイクリング。
ランチは通りがかりのイタリアンのお店で。
自家製パスタがとっても美味しかった!
北山ランタン。
上賀茂神社に着くと,ここでも何か行事をしている様子。
五穀豊穣と平和を祈る神事「賀茂競馬(くらべうま)」があるそうで,これは予定していなかったので嬉しいサプライズ。
上賀茂神社でくらべ馬が行われるようになったのは平安時代1093年。
そのような歴史ある神事を世界遺産の場で見ることができるとは,なんとも贅沢。
とはいえ,上賀茂神社は少し滞在して引き返す予定だったので,新幹線の時間が気になるところ。
乗尻とよばれる騎手。
美しい装束に身を包み,軽やかに馬を乗りこなす乗尻が本当にかっこいい。
神事は始まっても,レースが始まるまでがまた長い。
せっかくなので走る姿を一目でも見たくて,あと5分,あと5分と滞在を引き延ばし,
ようやく2レースだけ鑑賞。あまりの速さに写真は撮れなかった。
えしぇ蔵が撮った動画を見ると感動がよみがえる。
後ろ髪をひかれながらも,会場を出ようとしたところ・・
ロープで区切られて,どこからも外に出られない!??
係の人に尋ねても,どうも出口はなさそう(汗)
仕方がないので,ロープをくぐり通行禁止の道をダッシュして外に出た。
往きにのんびりサイクリングを楽しんだ道を,帰りはわき目もふらずにフルスピードで自転車をこぎ,30分弱でレンタルサイクル店へ。そこから地下鉄で京都駅へ。間に合わないと思った新幹線に無事に乗車できた。
周遊切符は自由席であれば乗り放題なので,予約していた新幹線に乗れなくても大丈夫なのだけれど,
グリーン席に味をしめてしまうともったいなくて。それにGW中は自由席は座れないこともあるので,間に合ってよかった。
ノープランでのんびり京都・・の予定が,思いがけずバタバタになったけれど,
神事をふたつも見ることができて,結果的にはかなり充実の滞在になった。
5時過ぎに岡山駅に到着。
駅ビルで黄韮入りの中華麺と餃子で夕食。
岡山の名物を検索すると,「ひるぜん焼きそば」「デミカツ丼」「えびめし」・・etc
岡山のソウルフードらしい「えびめし」は,何味なのかよくわからない不思議な食べ物だった。
もう一度食べるかと聞かれると・・微妙。
食事の後,路面電車に乗って岡山城へ。
あえて夜に岡山入りしたのは,4年ぶりに夜のイベントが開催されるから。
ライトアップされた岡山城が美しい!
雲の合間から月も出てきた・・
「烏城灯源郷」
満月の前日で見事な月!
後楽園の「幻想庭園」は,当日券売り場の長蛇の列を見て,やめておくことに。
旅は欲張らず,やり残したことがあれば,また来ることができるから。
博多⇔金沢間にある京都はやはり素通りはできない!
12か月すべての京都を旅した後,毎年行くことはなくなったけれど
いつでも京都は行きたい場所。
京都の人の多さは金沢の比ではなかった・・
どこも行列だったので,551の豚まんで軽くランチを済ませ,目的地の嵐山へ。
嵐山駅を降りてあまりの人の多さに驚愕。
いろいろな国の言葉が飛び交っていて,これが本来の京都だと実感。
レンタルサイクルを借りて嵐山を巡る予定が,借りられる自転車はなかった。
でも道路は自転車に乗れる状態ではなかったので,結果的に借りなくてよかった。
駅前を少し歩いただけで疲れてしまって,ジェラートで一休み。
このジェラートを買うのにも20分ほど並んだ。
竹林の径の入口もこの状態。
常寂光寺のあたりまで来ると,ようやく人混みがなくなり,新緑を楽しむ余裕ができた。
どの季節もいいけれど,新緑の京都が一番好き。
祇王寺,あだしの念仏寺とよく歩いたー。
京都駅に戻り,四条のホテルにチェックイン。
夕食は予約できなかったので,並ぶのを覚悟でホルモン千葉へ。
京都でホルモンといえばいつもアジェだったけれど,ホルモン千葉の高評価に魅かれて・・
アジェも予約がないとかなり待つけれど,ここもすごかった。
30分ほどまったく動きがない時間帯もあり,これは何時に食べられるか分からないと諦めかけたころ
名前を呼ばれて入店。待ち時間は90分だった。
疲れた体にビールが染みわたる・・
ほとんどの人が頼むコースを注文。
2回のカウンター席の4組全員がコースだった。
アジェは自分で焼くけれど,ここはお店の人がすべてやってくれるので
紙エプロンをつけて座っていればいい。
まずは塩。
いろいろな部位があるけれど,やはり丸腸がうまい~!
鉄板が斜めになっていて,脂はタレに落ちる。
お肉の旨味がプラスされた特製タレは,〆の麺に投入される。
続いてタレチーム。
テーブルに山盛り置いてあるもやしも一緒に焼きながら。
麺はうどんかそばの選択制。
ここでも4組とも「うどん」だった。
お腹いっぱいなのに,箸が止まらない美味しさ。
この焼きうどんを食べるためだけでも京都に行きたい!
アジェでもホルモン千葉でもいいので,ぜひ福岡支店を作ってほしい!
旅ラン in 福井
福井駅前には恐竜しかいなかった。
いくら休日の朝とはいえ,人も車もまったく見かけないのには驚いた。
福井城は城壁だけ残っていて,跡地には県庁がある。
江戸時代以前に建てられた天守閣が現存する城は日本に12城のみだそう。大阪のように新しい城を建てたり,公園や公共の建物があったり跡地の利用法は県によってさまざまで面白い。ちなみに金沢城址は以前は金沢大学のキャンパスだったけれど,大学が郊外に移転して,今は広い公園&イベント広場として市民に開放されている。
養浩館庭園は早朝は無料で中に入ることができてラッキー♪
日本庭園と数寄屋造りの邸宅が美しかった。
見知らぬ土地の距離感をつかめ,思いがけない発見があったりして,旅ランには観光地だけを巡るのとはまた違う楽しみがある。
ドーミーインの温泉で汗を流し,次の目的地金沢まで電車で1時間。
駅で白山そばを食べて,両親と合流し,能美市まで1時間弱のドライブ。
以前,福岡で開催されたパンのイベントで能美市のドイツパンの店(BROTRUF)を知り,帰省したときに行こうとショップカードをとっておいた。
住宅街でナビがあっても分かりにくいのに,両親は前日に下見で来たらしい。
車であちこちでかける,私より行動的なふたり。
並んでいるパン,ぜんぶ好み~~。
全種類の中から8割ほどのパンを予約していたので,ずしりと重い紙袋を3つ渡される。
両親の分も予約していたのに,前の日に買ってるし(笑)
ロッゲンモント(オーガニックライ麦粉70%、オーガニック小麦粉30%の配合のパン)
ハーフでこの大きさ!
まだ旅の途中なので,パンだけ先に福岡へ発送。
ちょうど能美市で開催されていた九谷茶碗まつりのひとつの会場へ。
若いころは食指が動かなかった九谷焼も,年をとるにつれ,いいなと思うものも。
でも,「いいな」と思うものはもれなくお値段もよい。
結局戦利品はなく,会場を後にした。
いとこの寿司店は定休日(涙)
やっぱり寿司が食べたいので,人気の「海天すし」へ。
名前が紛らわしいけれど,回転寿司ではない。
4人なのに大きな個室に案内されて,なぜか中央には回転テーブル。
人気なのもうなずける味と値段。
翌日は午前のうちに京都へ移動するので,短い滞在だったけれど
両親の元気な姿を見ることができて一安心。