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山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

奥多摩石尾根・ツバノ尾根から高丸山

2014-05-18 | 山行
2014年5月18日 石尾根北面のツバノ尾根より高丸山へ登り日蔭名栗峰より南尾根を峰谷に降りた。

前夜、鳩ノ巣にメンバー4人が集合して東日原行きの一番バスに乗車した。東日原から八丁橋を経て新緑の日原川に沿い1h40ほどでツバノ下降点に着いた。

川床に降りるとなんと2月の大雪の名残の雪田があった、この時季の奥多摩とは思えない光景だ。目の前が右岸からの日蔭名栗沢出合で下流側の倒木をIさん先頭にヒョイヒョイと、私は慎重に渡る。





この出合より、露岩伝いにグズグズの急斜面を岩角や木の根に掴まって登っていく。枝尾根を70~80mほど登ってやっと一息つき、さらに数10mで足元も広がりツバノ尾根に乗った。



あとは、急だが新緑の天蓋やらミツバツツジを楽しみつつ登っていく。2度ほど視界に鹿が駆け抜けたり獣臭の樹間を通ったり。お隣のヤケト尾根に比べて、尾根がせまくて明るいことを除けばどちらも獣の気配が濃厚で自然に満ちあふれた山域だった。テープ類のマーキングや踏み跡が一切無かったことも嬉しい。





1300m辺りからスズタケの残骸が出てきた。針葉樹林のふかふかの山腹を登ると高丸山の明るい山頂だった。雲取の向こうに白峰連山が白く輝いていた。

予定通り日陰名栗峰南尾根を峰谷に下ることにした。名栗峰の山名板の後ろから笹の中を降り縦走路の巻き道に降りて数分戻り南尾根を下降した。



狭めの自然林の尾根筋を降り途中、植林との境目をさらに下ること1hで山の神の祠に着いた。



その先は林道を下ると奥からの道路と合わさり、そしてまもなく峰谷集落でバス終点だった。

次のバスまで1hほどあったが峰谷橋まで舗装路を歩く元気もなかったというより、同好の仲間達と夕方の陽差しのなかで石尾根越え8hの余韻を楽しんで過ごす方を選んだ。

東日原6;54…ツバノ下降点8:36…日陰名栗沢出合(820m)8:47,:55…ツバノ尾根上(950m)9:43…スズタケ1300m付近より…高丸山(1733m)12:10,36…日蔭名栗峰(1725m)12:58,13:05…名栗峰南尾根13:20…山の神(872m)14:30…林道終点14:33…峰谷BS15:18,16:16=バス=奥多摩17:頃  
           鳩ノ巣に戻りPで解散。  歩行時間:約8h

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