起床4時。山小屋の朝は早い、同宿者はすでにテーブルを囲んでいる。Iさんが要領良くうどんを作ってくれた。小屋の南北が切れてるせいか風音がひどい。太陽が上がれば風も収まるだろう。ウィンドヤッケ代わりに雨具を着込み出発(5:30)。
日の出の瞬間には間に合わず空木岳山頂2884m(5:45,6:00)。隣の南駒ヶ岳の大きさを比較して感嘆し、足元のヒュッテと空木平には暖かい光が満ちていた。天竜川を挟んだ向かいの南アルプス仙丈岳付近からのご来光にしばし見とれていた。左手は美ヶ原か浅間山と重なるように蓼科山から八ヶ岳が始まり奥に奥秩父、鋸から甲斐駒、仙丈、北岳から間ノ、農鳥と白峰三山が続き、塩見の左には富士が頭を見せ、荒川、赤石、聖と当然のように贅沢な山並みが連なっている。西には独立峰の乗鞍岳、御嶽山、恵那山がせいぜい分かるところ。
強風の中、いつまでも眺めていたいところだが、そいつを振り切って縦走に出発した。まずは、岩場を眼下の木曽殿越に下り始めた。花崗岩の積み重なった岩尾根を巧みに付けられたルートを両手両足を駆使して慎重に降りて行く。木曽殿山荘(6:50)着。
登り返して東川岳2671m(7:20,25)、稜線漫歩だ、檜尾尾根の避難小屋と駒ヶ岳の手前の宝剣が次第に近づいてくる。顕著なピークを三つやっつけ岩がゴロゴロする広い頭が熊沢岳2778m(8:50,9:00)だった。足元にはコケモモが赤い青リンゴ味の実や、ガンコウランの黒い実をたわわに着け、こいつで果実酒を漬けるとかなり美味い。シラタマノキという白とピンク色の球っころみたいな花は、潰すとサルチル酸メチルが抽出されサロメチールの香りがする。こいつを疲れた足に塗りたくると元気になるとか、ならないとか。こんなのも秋の山の楽しみ。
振り返れば、空木岳が全貌を現し、その険しい恐竜のような背骨を見せている。大滝山(10:05,10)ここは舟窪地形、風が止まり暑く夏山スタイルに衣替え。そして、檜尾岳2727mに到着(10:35,45)、今日の目標地点だった。
駒や千畳敷からのパーテイがやってくる時刻だ。我がパーテイは会長さん始め、メンバーはすこぶる快調、お天気も持ちそうだし、予定通り檜尾尾根を下山することにした。
日の出の瞬間には間に合わず空木岳山頂2884m(5:45,6:00)。隣の南駒ヶ岳の大きさを比較して感嘆し、足元のヒュッテと空木平には暖かい光が満ちていた。天竜川を挟んだ向かいの南アルプス仙丈岳付近からのご来光にしばし見とれていた。左手は美ヶ原か浅間山と重なるように蓼科山から八ヶ岳が始まり奥に奥秩父、鋸から甲斐駒、仙丈、北岳から間ノ、農鳥と白峰三山が続き、塩見の左には富士が頭を見せ、荒川、赤石、聖と当然のように贅沢な山並みが連なっている。西には独立峰の乗鞍岳、御嶽山、恵那山がせいぜい分かるところ。
強風の中、いつまでも眺めていたいところだが、そいつを振り切って縦走に出発した。まずは、岩場を眼下の木曽殿越に下り始めた。花崗岩の積み重なった岩尾根を巧みに付けられたルートを両手両足を駆使して慎重に降りて行く。木曽殿山荘(6:50)着。
登り返して東川岳2671m(7:20,25)、稜線漫歩だ、檜尾尾根の避難小屋と駒ヶ岳の手前の宝剣が次第に近づいてくる。顕著なピークを三つやっつけ岩がゴロゴロする広い頭が熊沢岳2778m(8:50,9:00)だった。足元にはコケモモが赤い青リンゴ味の実や、ガンコウランの黒い実をたわわに着け、こいつで果実酒を漬けるとかなり美味い。シラタマノキという白とピンク色の球っころみたいな花は、潰すとサルチル酸メチルが抽出されサロメチールの香りがする。こいつを疲れた足に塗りたくると元気になるとか、ならないとか。こんなのも秋の山の楽しみ。
振り返れば、空木岳が全貌を現し、その険しい恐竜のような背骨を見せている。大滝山(10:05,10)ここは舟窪地形、風が止まり暑く夏山スタイルに衣替え。そして、檜尾岳2727mに到着(10:35,45)、今日の目標地点だった。
駒や千畳敷からのパーテイがやってくる時刻だ。我がパーテイは会長さん始め、メンバーはすこぶる快調、お天気も持ちそうだし、予定通り檜尾尾根を下山することにした。
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