山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

笹子/米沢山北尾根からお坊山

2011-11-13 | 山行
2011年11月13日
甲斐大和9:07…道の駅9:29,57…標識鉄塔(No,207)10:04…巨大鉄塔(No,207)11:06…
米沢山(1357m)12:15…お坊山(1421m)13:00,05…東峰(1421m)13:10,14:10…入道山(992m)15:08…鉄塔15:39…畑15:57…吉久保…笹一16:29,17:15…笹子駅17: 30頃

甲斐大和からR20を戻り笹子トンネルに入る手前に道の駅がある。身支度を整え産直野菜なんかを見ていて長休みになった。

裏手の林道に入ると落ち葉や木々がしっとりしている。昨日は雨だったから、まだ乾いていないので足元が滑りそうだ。標柱(鉄塔207号)から巡視路がzigzagに道形を切ってあり、米沢山北尾根に入る。北面のせいか、まだ紅葉の彩りが残っており朝の陽差しに輝いている。しっとりフカフカ感触の気持ちの良い登りだ。





上を見る気にならない位、巨大な鉄塔の脚部に到着した。この辺りから尾根も狭く険しくなり、頭上の冬枯れの木立の間にお坊山とトクモリの山陰が見え隠れしている。苔の岩尾根の左基部に踏み跡があったので、ついそちらに逃げたら、結構緊張のトラバースを強いられた。四つ足の連中のルートだったのかもしれない。





コブをいくつか登るとふいに人声がした。あれっと思っていると、米沢山の山頂に着いてしまった。4,5人が休んでいて、どこから来たのかなという顔をされた。

トクモリを過ぎてお坊山に着く、空腹だが先に行く、南アルプスも雲で遠望もないし、狭いし、当初より東峰南東尾根での休憩に決めていたので昼食はしばし我慢。少々ノンビリしすぎた。

東峰は、お坊山の東峰という意味なのに添え書きがない。枯れ草の上にシートを拡げて1時間もくつろいだ。
時計を見たらすでに冬の陽差しで寒気を感じる時刻、西日に追われるように南東尾根を駆け下りる。魅惑の散歩道は次の機会にしよう。



コンパス片手にヤブを分けながら、夏台風で荒れた尾根を下りる。入道山付近の台地で油断して南に引き込まれてしまった。I藤さんに声掛けられてGPSを覗いたら明らかに方向違い。このまま降りたらエライことになっていた。

末端部は踏み跡を追いかけていくとスンナリと笹藪を抜けて農家の畑の前に出た。吉久保からR20を笹一酒造に向かう。新酒フェスティバルの最終日で賑やかなのだが、笹子駅前には酒屋がないので、観光地価格のこちらに立ち寄るしかないのだ。軽く下山祝をやって、お土産の一升瓶と産直野菜を担いだI藤さんと笹子駅に急いだ。


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