山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

笹子山塊 中尾根から達沢山、旭山

2018-04-08 | 山行
笹子を越えて石和、笛吹川沿いの桃源郷へ行く、今日の相棒もOさん。
笹子駅を出ると新田行バスが見えた。思わずOさんに合図して手振り走る。40分儲けた。新田のバス終点から歩き出す、同乗者は京戸山に笹子峠道からとか。リニア工事用か林道入口のゲートを乗り越えて、進むこと10分ほどで見覚えの巡視路用白杭(鉄塔212)。山は伐採工事で巡視路ズタズタ、適に登り途中から踏み跡に乗り鉄塔212着。それから何度も通った歩き易い中尾根を行く。



ヤシオツツジ咲き新緑萌え始め古いベンチのある中尾根の頭、ここから笹子峠へは近い。左手が大洞山、美しいぶな林がある。そして三境(カヤノキビラノ頭)、立派な道標と案内図。

ここから達沢山への尾根道だ。途中の京戸山とナットウ箱山の名前と位置に諸説あるみたいで、地図名と現場の道標に差異。旭山も同様だ。あとナイフリッジ(地盤脆く注意)を通過すると京戸山本峰とも呼ばれる1439mで、北に狭い尾根を下ると林道含めて2h30ほどで中央道・釈迦堂PAにでる。地図上三角点のある1412mが京戸山でナットウ箱山と書かれた道標があり食事休憩した。達沢山手前の樹林の鞍部に南に下りる道は林道を経て立沢BSまで1h30ほど。



達沢山から、うっかり南西に下りる緩い踏み跡に誘われ30分ロスでここは北西に急坂を降りる。歩きだしの地図読みとコンパス確認が基本だ。この後も何度か尾根分岐でGPSに助けられる。達沢山から樹林の岩塊と溝状の道型を過ぎ1015mで狐新居(きつねあらい)分岐で一息。

時折、樹間から国道と民家が見える。16時過ぎに立木のビニルに旭山の字、842mで地図の地点。その先で道標・旭山(809.4m)で三角点あり。下界に桃畑のピンク色がみえてきた。

しばらく降りると蚕影(こかげ)山・道標625mで脇に石碑(蚕影山・明治29年)、記事では戦後、果樹地帯にな
る前は養蚕地帯で一面桑畑だった名残とか。

尾根末端のフェンスを出ると農道で棚状の桃畑を5分で「ももの里温泉」に到着。ネット割引で520円、石和温泉までのタクシー(3400円)呼んでお風呂に。笹子から山越えして桃源郷の笛吹市へ。



達沢山までは何人かにも会ったが、その先は、踏み跡も薄く久しぶりにGPSとコンパスと地図を睨んでも緊張が抜けない山行だった。同行の藪山好きのOさんに感謝、JRに乗車してからも下山祝いの酔いが続きで満ち足りた時間だった。

笹子8:03=バス=新田(760m)9:15,9:20…林道ゲート…白杭9:28…鉄塔212 9:59…中尾根頭(ベンチ)11:20,25…三境・カヤノキビラ頭(1411m)12:00,10…京戸山本峰(1439m)…京戸山・ナットウ箱山(1412m)13:13…達沢山(1358m)13:57,14:02~(道迷い戻る)14:35…狐新居(きつねあらい)分岐(1015m)15:35…旭山(地図の842m)16:09…旭山(道標809.5m三角点)16:28…蚕影(こかげ)山(625m)16:58、石碑…尾根末端フェンス17:15…ももの里温泉着17:20  
歩:8h

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