山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

スキー(1)

2008-03-21 | 山想
スキーは不思議な飽きのこないスポーツだ。自分の場合、何十年もやってるのに、一向に上手くならないのだが、嫌いというわけでもなく、毎シーズン、1~2回ゲレンデに行って満足してくる。

そして、そのまま、春スキーと称して腕まくりしてギラギラの日差しのなかザラメの雪をもう一滑りして打ち上げてしまう。この繰り返しだった。たぶん、自分には探求心と向上心が欠けているのだと思っている。昨日より今日、今日より明日、あのターンのここ、ここを何とか、改善してひとつでも上へ超えるのが苦手。手軽に雪山を見に行けること、スピード感、上手く曲がれたり突破できたときの快感とかは理解してるのだが。

学生時代に始めたのは、皆同じだった。ところがI君はインストラクターになってセミプロだし、A君も資格とって教員の傍らボランティアで教えている。自分はこの年月に毎年恒例の繰り返しだったのだが、追加されたのが、スキー板に逆毛を植えたシールを貼り付けて、あえて滑らないようにして、山に登ること。そして滑り降りること。滑り以上に野山を登り歩き回ることの楽しさに目覚めてしまった。

こちらも、中途半端なので一向に上達しないのだが、何度か雄大な春スキーを味わってしまうと、何とも止められないスポーツとなってしまっている。これもいろいろな山歩きの楽しみのひとつとして続いていくのだろう。

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