山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

上州赤城山 大沼から黒桧山、駒ヶ岳

2014-12-27 | 山行
2014年12月27日 また一つ気になっていた山を片づけた。関越道で上越に向かうとき、北上する正面に立ちはだかる赤城山がナゼか割愛されて40数年。いつでも来られるつもりが未踏。前週の谷川山行が前線通過で中止、そのまま雪踏みせずに年越しは出来無いと日帰りスノーハイキングを計画した。年末までの好天が約束されて多少の積雪とアクセスに帰りの温泉があればと赤城山をチョイス。

池袋を前夜23時に出て前橋ICで降りてナビに導かれて着いた「道の駅ふじみ」は市街地を見下ろし星空の美しい赤城山麓で温泉施設が併設されている。奥の暗がりに駐車してテントを拡げコンロに点火し、いつものセレモニーをしてから寝袋に潜り込む。

翌朝、山麓から仰いだ山は曇天だが、スノードライブで登り着いた赤城山大沼湖畔は吹雪だったが、明るいので国境稜線からの気まぐれ雪雲の吹き出しと思われた。BSあかぎ
広場のトイレ脇に駐車して強風を避けてトイレ内で冬山装備に着替えた。

道路を15分ほど歩き黒桧山登山口へ。湖畔(1345m)から約500mは青空を目指して樹氷の登り、山腹に遮られて強風が収まり至福の時間だ。大沼は結氷しており向かいの地蔵岳
も白い。







直下の分岐より100mほどで黒桧山山頂着。展望台3分に騙され往復したが眺望はイマイチで登山者10人弱が強風のなかで縮こまっていた。山頂からの遠望は雪雲の為不鮮明で先へ進むことにした。



分岐に戻り先にいくと黒桧山神社の鳥居。駒ヶ岳へは200mほどの急下降も疎林に膝位の新雪が歩き易く、時折シリセードも交えて快適に下る。



稜線上は右手からの強風をフードを深くおろしやっと駒ヶ岳のなだらかな背でランチタイムにありつけた。

駒ヶ岳山頂南端の下降点から手すりと急な鉄梯子で一気に下りはじめる。S山氏がアイゼン、ワカンを新調したので雪の溜まりでしばらく練習しながら大洞に降りた。

雪山実働4h30ほどの快適な周回コースでスノ-ハイキングと銘打って出掛けたのに日溜まりランチが出来なかったのを除けば楽しい一日だった。

もちろん帰りは道の駅に戻り温まり帰京した。なお、高齢者割引で半額の300円とは嬉しい配慮。

あかぎ広場9:00……黒桧山登山口9:18…黒桧山分岐11:10…黒桧山11:15,(展望台往復)11:50…駒ヶ岳12:36…ランチタイム12:40,13:00…下降点13:04(練習しながら)…大洞・登山口着14:20…あかぎ広場14:20

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