山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

天祖山表参道からタワ尾根

2014-12-09 | 山行
2014年12月9日 天祖山山頂には神社があって…、山岳宗教の盛んな頃は山上に宿泊して修業に励んだとガイドブックに書いてある。不便なこともあり昔からなかなか行く機会が無く今に至ってしまっていた。

日の短い時季の9h超の周回コースなので、平日の東日原行き一番バスに乗るため前夜、鳩ノ巣Pで車泊した。日の出6:28、日の入16:30だが、日の出から歩き始めてナントカ日没30分ほど前には下山できた。

翌朝、奥多摩発東日原行き6:04に乗車して、東日原より薄明のなか歩き始めた。八丁橋の日原林道のゲート脇から急登を登り始めた。落ち葉が降り積もっていたが道は古い石垣が組まれ使われている。

ジグザグを登りきると標高900m付近で尾根に乗った。尾根上は1200mを過ぎると自然林も多くなり冬枯れの明るい道になる。1250mで左に踏み跡が分かれるがこれは巡視路で旧日原街道とのことだった。

数日前の降雪が尾根筋でもちらほら残っていた。1650m付近の台地に会所と呼ばれる社務所が数軒建っていた。その裏手に登ると山頂で天祖山(1723m)神社だった。ここより尾根上には数cmの雪で今年初の新雪を味わった。





北西風を受け気温マイナス3℃で冷え込むが約200m下ると
梯子坂のクビレという鞍部で御供所への下り禁止看板があった。



長沢背稜に合流して撓みを歩くと水松(アララギ)山で縦走路をさらに尾根沿いに行くと滝谷の峰直下が開けヘリポートが出現した、数10分後、赤いヘリが飛来して訓練の為か飛び回っていた。

とうとう見慣れたタワ尾根に13時前に到着した、予定時間前だった。もし13時半過ぎなら日没を考慮してエスケープのオロセ尾根下山を考えていた。あとは通いなれたウトウの頭からタワ尾根を味わいつつ下った。



木々が丸裸なのに落ち葉が少ない、風で吹き飛ばされたのかしら。



モノレールも撤去されてスッキリしていたし、人形山のミズナラにも会いに行こう、腕が折れた後行ってないのだから。


 2012.2.18
一石山から日原へは、籠岩側が通行止めで以前の裏道が下山路になっていた。落ち葉の溜まった狭い急下降を、慎重に一石神社に降り道路に出た。茶店のトイレを借りて鍾乳洞BS発16:20を待った。

東日原6:33…八丁橋(690m)7:20…巡視路分岐(1250m)9:03…会所10:25,…天祖山(1723m)神社10:30…梯子坂クビレ11:08…水松山12:03…滝谷ノ峰ヘリポート12:35…タワ尾根
12:50,13:00…ウトウ頭(1587m)13:45,50…スズ坂丸(1456m)14:20…人形山(1176m)
14:55…ミズナラ15:00…一石神社15:48…鍾乳洞茶店15:50
コメント
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