山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

奥武蔵 白岩・鳥首峠から有間山、蕨山

2014-11-21 | 山行
40年前にカタクリを見に行った鳥首峠道、白岩集落も廃村になってしまい、有間谷に名栗湖が出現して、温泉(さわらび湯)ができて…。しばらく訪れていなかったが飯能市街を通り抜けたバスはいつまでも賑やかな屋並みを走っていた。



終点の名郷で降りて白岩川沿いに歩き採石工場の前で身支度して右手から登っていく。構内を抜けモノレールに沿って行くと廃屋が数軒あった。なんでも10年位前に誰も住まなくなったらしくモノレールは物資運搬につかわれているらしい。

ゴーストタウンを通り過ぎて紅葉の山腹の鳥首峠道に入った。あまり歩かれてなく落ち葉がたっぷりで道形が分かり難くい思っている内に迷ってしまったようで頭上に向かう送電鉄塔巡視路を辿っていた。

No,22鉄塔からは谷向こうの採石現場の全景が見えた。しかたなく高みを適当に目指してなんとか縦走路に出た。

30分ほどロスして鳥首峠に降りたが、薄暗い植林のなかで40年前の明るい記憶の峠では無かった。

急な狭い尾根すじを上がればNo,21鉄塔でここからは右手(西)が明るい伐採斜面で鹿除けフェンスがあり、左手が冬枯れで見通しのよい縦走路になった。県境の山々が衝立になり秩父盆地にかけて広がり大持山や武甲山とかが並んでいた。

雲が上がってきて涼しくなり有間山(橋小屋頭)1163mをピークに左手に折れてくだって行く、蕨山、藤棚山、大ヨケノ頭の700m台あたりより紅葉に追いつき目を楽しませてもらえた。



植林と伐採斜面が多く自然林は僅かしかないが、静かな枯れ木立と紅葉を麓に追う奥武蔵の尾根歩きだった。さわらびの湯で大枚800円を払いゆっくり一時間近く温まり真っ暗闇の中で17:04のバスを待った。

名郷8:40…採石工場9:20…白岩集落跡9:45…鉄塔(No22)10:10,30…鳥首峠11:10…有間山(橋小屋頭)12:26,43…わらび(1033m)山13:17…さわらびBS15:40  

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