山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

笹子・大沢山

2012-02-05 | 山行
2012年2月5日(日) 笹子の駅前には、除雪した雪がうずたかく積まれていた。2週前の大雪の残りか、電車の窓越しに見える山々の南面は枯れ斜面だが、北面は白黒斑の雪模様だった。

「笹子餅が買えるかも」と言ったら同行のIさんは甲州街道を渡って旗を掲げている店先に向かう。暫くして、店員さんが道路を横切って行った。向かいの工場で毎朝、餅を作っているのだ。

追分を左折すると雪道になった。凍り付いた路面を歩くのは一苦労。まだ、屋根の端に雪を載せた奥野稲村神社に着きスパッツを付けた。本殿の右手からジグザグに雪道を登ると、人と動物の足跡が雪面に残っていた。

送電塔を二つ越えると雪も深くなり膝ぐらいだから40~50cmか、効率を考えてアイゼンを履く。左手には本社ケ丸から清八峠側の植林帯が黒く、明るい自然林の大沢尾根は登るにつれ右手に、笹子雁が腹摺山とか大菩薩に連なる山々が見えてきた。

12月に行った摺針峠から中尾根がよく見える。今日は、峠から新田側に下りてみたかったのだがこの積雪ではどうだろうか。やがて、大沢山分岐の古い標識に辿り着く、大沢山山頂はすぐ先でベンチが雪の上に二つ見えていた。

富士山には雲がまとわりつき、寒空に南アルプスは見えず。清八峠側にはトレースがあったが、大沢山の北西側には踏み跡は無かった。



ベンチを占領して一時間ほどゆっくりして往路を下山した。笹子駅を素通りして笹一で下山祝をやって駅に戻った。

笹子9:00…奥野稲村神社9:40…大沢山分岐12:35…大沢山(1460m)12:36,13:38…神社14:57…笹子

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