山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

土曜日は上信・四阿山

2009-12-19 | 山行
週末、久し振りの寒気団南下で北海道、東北の日本海側は年末の大雪になった。当初、天神尾根から谷川本峰と雪上訓練を兼ねての山行の筈だった。前日Lから相談があり、急遽変更することになった。前夜、上信越道・甘楽PAにてAM 1:頃、合流し仮眠した。今日は6名。

冷え込んだが晴れている、上越国境方面は雲が壁になっている。我々は上信・四阿(アズマヤ)山へ向かうことになった。上田・菅平ICで降りてR144を菅平へ向かう。10年ほど前にスキーツァーで行った記録を元にホテルの名前で検索したが、出てこない、そうか倒産したかもね。ところが鳥居峠方面へR144から菅平へ左折する付近で「あずまや高原ホテル」の看板が出てくるではないか、やれやれだ。最近はナビ任せのドライブをしているので事前にインプットしてない日は気苦労。雪道をホテル手前の無料駐車場まで登ってきた。付近は別荘地となり以前の面影がない。



高曇りで小雪舞う駐車場(1450m)を9:40予定より遅い出発、林道を経て、右手の牧柵(有刺鉄線)沿いに道形(積雪は膝位)を進み、牧場内に入る。上空は薄曇り、ゆったりした傾斜の広大な白い牧場が広がっている。牧場は風が強いのか積雪は少ない。雪面に我々だけのトレースを刻んで行く、正面の四阿山は依然として雲の中。時折雲が流れ、輝く青空に純白の樹氷が美しい。

牧場上部11:45で泊りの本隊はBCを設営してさっさと雪上宴会を始めたい雰囲気。日帰組の私とI君はそのまま北上、有刺鉄線の牧柵を慎重に乗り越えた。切り開きの登りは積雪が膝越えの為、ワカンを装着。



新人のI君に履き方、歩き方を伝授、アラサーの彼は馬力で豪快に歩き出す、アラアラ。切り開きをラッセルのI君に引きづられるように息を切らして後を追い中止予定の13時頃まで頑張る。やむなく1800mに達したところで中止とする。

ツェルト体験を兼ねて昼食12:50,13:30。温度計-10℃(±数℃?)スコップで整地してツェルトを張り、中に潜り込みガスコンロで暖を取りホットウィスキーのサービス。



下山、曇って冷え込んできたなかをワカンのまま駆け下りる。BCでは、雪見酒で酔い加減の顔がお出迎え。おこぼれを少々頂戴して彼らともお別れ。あずまや高原ホテル下の駐車場には15:に到着。

うわさのマットレス付きヒュッテスパイク

やはり下りは早い。冷えた身体を温めたくて、立ち寄り湯を目指して出発。予定の掛け流しの渋沢温泉は来夏まで休業とか、残念だ。真田町の「ふれあいさなだ館」500円、TEL 0268-72-2500に寄り往路を帰京した。
コメント
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