前日の奥多摩町の天気予報は最終的に降雨確率90%以上で、夕方の70%台を示していた。日曜の朝、カーテンを開けて確認してから、沈む気持ちで家を出た。
紅葉シーズンなのにガラガラの青梅線を降りると今日のパートナーのYさんの笑顔が出迎えてくれた。奥多摩発(8:35)バスの座席は、意外に60%ほど埋まっていて東日原(9:10)は先週と違って肌寒い小雨が降っていた。日原川の本流を橋で渡り稲村岩の根元に回り込む急坂を上り始める。
黒木の梢の合間に紅葉の枝が掛かり美しい。稲村岩(10:05)より尾根すじをひたすら登り始める。足元には鮮やかに彩られた落ち葉が敷き詰められ木々の影と流れる雲と、やや明るくなったものの降り続ける小雨と。
一瞬でも陽差しが欲しい。ヒルメシクイノタワと書かれた古い標柱、そういえばそろそろお昼時。まもなく頭上がポッカリ開いて、頂上に出た(12:30)。無色に囲まれた鷹巣山山頂では雲取帰りの女性パーティのカラフルな雨具が色を添えていた。
さあ、避難小屋へ降りよう、じつは今日は集中山行といって幾つかのコースで小屋に集まることになっており、僕たちもその一つ。Yさんが大声で「お待たせー」と言いながら小屋に入っていく。
きれいな小屋の中で何度目かの熱い飲み物と食事と大勢の笑顔ですっかり身体も温まりみんなで下山(13:10)することに。石尾根道を榧ノ木尾根分岐で別れさらに水根へと降りた。谷沿のかつて山仕事(植林と山葵栽培)のために作られた立派な石垣の残る歩き易い道を下る。結構急ぎ足で降りたのに水根BS15:36には4分ほど間に合わずダム上の始発BSの休憩所で次のバスを待つことにした。
紅葉シーズンなのにガラガラの青梅線を降りると今日のパートナーのYさんの笑顔が出迎えてくれた。奥多摩発(8:35)バスの座席は、意外に60%ほど埋まっていて東日原(9:10)は先週と違って肌寒い小雨が降っていた。日原川の本流を橋で渡り稲村岩の根元に回り込む急坂を上り始める。
黒木の梢の合間に紅葉の枝が掛かり美しい。稲村岩(10:05)より尾根すじをひたすら登り始める。足元には鮮やかに彩られた落ち葉が敷き詰められ木々の影と流れる雲と、やや明るくなったものの降り続ける小雨と。
一瞬でも陽差しが欲しい。ヒルメシクイノタワと書かれた古い標柱、そういえばそろそろお昼時。まもなく頭上がポッカリ開いて、頂上に出た(12:30)。無色に囲まれた鷹巣山山頂では雲取帰りの女性パーティのカラフルな雨具が色を添えていた。
さあ、避難小屋へ降りよう、じつは今日は集中山行といって幾つかのコースで小屋に集まることになっており、僕たちもその一つ。Yさんが大声で「お待たせー」と言いながら小屋に入っていく。
きれいな小屋の中で何度目かの熱い飲み物と食事と大勢の笑顔ですっかり身体も温まりみんなで下山(13:10)することに。石尾根道を榧ノ木尾根分岐で別れさらに水根へと降りた。谷沿のかつて山仕事(植林と山葵栽培)のために作られた立派な石垣の残る歩き易い道を下る。結構急ぎ足で降りたのに水根BS15:36には4分ほど間に合わずダム上の始発BSの休憩所で次のバスを待つことにした。