山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

神田川を遡る (神田川・日本橋川クルーズ)

2009-04-22 | 楽しい時間
4月21日 日本橋川を驚異と感動のなか下ってきた。そして小さな電気ボートは、永代橋の上から大川(隅田川)の大波のなかに躍り出た。ここは大型船(水上バスやはしけなど)のたてる大波に翻弄されて…カミさんは、悲鳴を押し殺している。
<が、この船は意外に力強く進む、小回りが利いてうまく波に乗っていく。船長の腕か。両国橋を過ぎて神田川の河口に舳先が向けられた。途端に静かな川面となった。

初めは柳橋、両岸には屋形船がつながれ、船宿が風情をだしている。この川には高速道路のフタが無いので明るく雰囲気がまるで違う。



和泉橋で秋葉原の街を通過して、新幹線と抱き合わせのふれあい橋の袂には古めかしい柳森神社がある。さらに万世橋では旧交通博物館(小学生の頃よく通った)のレンガ壁が懐かしい。

お茶の水駅に近づけば丸の内線が横切り、聖橋が見事なアーチをかけている。そして江戸幕府により戦略的に蛇行して作られた日本橋川には無かった新緑と空と水辺があった。



今日は、おまけに水道橋では、トンネル水路の真っ暗な入り口を見学。これは大雨のときに、蛇行部分の水位が上がる対策に小石川付近から直線状に地下に水路がバイパスとして造られていた。昨年、落合の下水事故の犠牲者がここから出てきたそうだ。




キレイになった後楽橋の下には見事な鯉が泳いでいた。その先の、三崎橋にはごみ中継所があってトラックで運ばれた不燃ゴミを船に積み込んでいた。しかし、私が記憶している飯田橋付近の河川は多種のゴミを大積したトラックが押し合いして船に荷をつみこんでいた。川は汚れ臭気がたち、ゴミ船が何艘もつながって神田川を下っていった。

今、お茶の水付近の水辺には、水の浄化の象徴のカニが見られるようになったそうだ。

コメント
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