山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

9月23日 中央アルプス 空木岳/檜尾岳から檜尾尾根を下山

2008-09-25 | 山行
檜尾岳2727mから東に長い尾根が中御所谷(太田切川)に下っている。ここから稜線を北上し極楽平経由で千畳敷駅まで2h40。人気の宝剣岳を越えても4hとロープウェイを有効に利用し下山できる。地図では標高差1500mを下ると4h30かかる。

檜尾岳10:45発。駒や千畳敷からのパーテイがやってくる時刻だ。彼らの視線を背中に感じながら避難小屋に向けて下り始める。檜尾避難小屋(10:55,11:05)。小屋の日陰で腹ごしらえ。そんな訳であまり利用されないので迷い易いとの事前情報があった。昨晩の駒峰ヒュッテで管理人さんに聞いたところ、下界の仲間に確認してくれた。要所要所に赤布もあり昨年も刈り払いしてるし山慣れたパーティなら問題無しとのこと。

水場1分の看板の後、ダケカンバ等の広葉樹林帯に入るが、踏み跡もしっかりしているし位置標識や赤テープも随所にあり、トラロープ、アルミ梯子まで設置されており全く不安はなかった。持参の高度計とGPSも現在地確認のみに使用。太い枝尾根が分かれる迷いマークのあるシャクナゲの頭(2350m)12:05、シラビソの針葉樹の鬱蒼とした尾根道も同様、木曽の深山の趣を楽しむ。時折開けた窓からは本谷を挟んだ険しい池山尾根が望まれる。道の露岩に白い傷が残り積雪期にも利用されていると分かる。

赤沢の頭1991m(13:15)を過ぎると、小径はジグザグの急下降を交えて高度を下げる。若いIさんが先頭で飛ばす。杉林の下降路が長く檜尾橋(1190m)を目指していい加減ウンザリしてきたころ中御所谷の河原が見えてきた。車道側壁の階段を下りてバス道路着14:40。檜尾橋BSはあと5分ほど。檜尾岳から4hで下ることができた。

14:56のバスに乗り込み、菅ノ台BSの駐車場へ。汚れ物をスパイクに積み込み混み合う「コマクサの湯」を止めてアルプスの丘?にある「こぶしの湯」に向かう。シルバー料金500は嬉しい。駒ヶ根の街でソースカツドンを試し、お彼岸休み最後の日の渋滞の中央道を帰京した。
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