ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/5日 長野県南部(下伊那郡)の蛇峠山 その3:馬の背からアンテナ・レーダーの立つ頂上直近まで

2021-08-09 07:07:56 | 草花
賛否両論がある中で開催された東京オリンピックが終わり、今度は高校野球のほうに注目が集まるのでしょうか。
今度のオリンピックの選手たちの熱闘を見てきた中で、印象に残った出来事は受け取る人それぞれなんでしょうね。
小生の中では、ソフトボールと野球における我が国の男女それぞれの選手たちの結束ぶりは、とても感銘を受ける出来事でした。

そんなときにやってきた招かれざる「客」・・・・・台風の矢継ぎ早な接近。
コロナの感染がどんどん拡がる中で、今後はこれをどう凌いでゆくのか、それから政治の大きな流れがありますので、暑い夏は当分続くようです。

蛇峠山のレポートを続けます。  
今回はアンテナの立つはじめの「頂上」のすぐ手前に行くまでの部分を記述します。

電子基準点 ↓

馬の背には電子基準点が設置されています。少し前には天測点というものがありましたが、人工衛星が普通に打ち上げられる現在では電子基準点に変わっていました。
電子基準点の役割はGPSを利用して位置を正確に連続して測定し、そのデータはつくば市にある国土地理院に毎日送信され、地殻変動の監視や各種測量の基準点などに用いられる・・・・ということです。

展望の開けた馬の背を後にして、再び山の木々の中に入っていきます。

マイヅルソウ ↓

マイヅルソウの実のついたものを見ました。



キソチドリか? ↓

ラン科ツレサギソウ属のもので花後のものを見ます。



ブナ ↓

この山ではブナの木を見ることは少なかったと思いましたが、それでも、時にはこの木を見ていきます。



ホタルブクロ ↓

山道と車道(関係者以外は進入禁止)が交互に絡みあうようになっています。車道歩きの中では道端にホタルブクロが何度も出てきます。



シロニガナ ↓

こんな花にも出会っていきます。



イケマ ↓

たしかこの葉は、アサギマダラの幼虫の食草にもなっていたと思いました。ヒヨドリバナの仲間も出てきたことですし、この山ならアサギマダラに出逢えそうです。



ノリウツギ ↓

四国の山でも、この山でも、この時期はノリウツギの花を良く見ます。



ヤマオダマキ ↓

オダマキの花は何といってもこの絶妙な造形ぶりですね。高山の青い花も、こういう場所で見るクリーム色の花でも格別なものを感じます。



クガイソウ ↓

四国ではナンゴククガイソウを見ましたが、あちらのものは花軸は無毛であり、こちらのクガイソウではは花軸に短い毛が散生するということですが、大雑把な小生のことですのでそういうことには無頓着でした。



イタドリ ↓

イタドリは雌雄異株だそうです。この画のものは雄株で、雄花の集合のようです。



ウメバチソウ ↓

花には未だ早かったのですが、蕾は上がってきていて、それが膨らんできていました。



ホツツジ ↓

山の頂近くに来ると、ホツツジが出てきました。この木にはその後も何度か出会っています。



マツムシソウ ↓

歩いてきた道筋で、この草の蕾のものは見てきましたが、頂上近くの日当たりの良い場所で、ついに咲いた花を見るようになりました。
コメント (4)
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